仮想ルーター
ヤマハハードウェアルーターの機能・性能を仮想環境上でも
仮想ルーター「vRX」登場
対応仮想環境:Amazon EC2, VMware ESXi
『vRX』は、これまでハードウェアとして提供してきたヤマハルーターの標準的な機能を搭載したソフトウェアルーターです。従来のハードウェア型ヤマハルーターとソフトウェアの大半を共通化しており、高い評価を得ていた機能をそのまま使うことで、さらに柔軟なネットワーク構築を可能にします。
『vRX』には、Amazon EC2で動作するvRX Amazon EC2 版と、ローカル仮想化プラットフォーム上で動作するvRX VMware ESXi版の2種類があり、クラウド・オンプレミス(自社運用型)の両方の仮想環境でご利用いただけます。
『vRX』の導入によって、企業ネットワークをかんたんに仮想化し、多様な環境に存在するネットワーク同士をヤマハルーターだけで安定的にかつ確実に相互接続できるようになります。
『vRX』は、従来のハードウェア型ヤマハルーターと共通のコマンド体系ですので、ハードウェア型ヤマハルーターで培った設定ノウハウを活かしたネットワーク構築が可能です。
複数の物理拠点、あるいは複数のAmazon Virtual Private Cloud(以下、VPC)を相互に接続するなど、複雑なネットワーク構成もかんたんに構築できます。
(vRX Amazon EC2版の場合)
高いスケーラビリティが必要なテレワーク用VPNの収容に最適なセンタールーターとして利用可能です。テレワークの導入で、在宅勤務者によるスマートフォンやPCからのリモートアクセスVPNの同時接続数が増加した場合、ハードウェアルーターを買い替えることなく、ライセンスを買い足すだけでVPN対地数を拡張することができます。
1台の仮想マシンサーバー上で複数の『vRX』を動作させ、拠点や業務システムごとに専用の仮想ネットワークを構築することで、セキュリティー向上や運用負荷の軽減を実現します。また、個々の『vRX』に独立したルーティングテーブルを保持できる構成のため、拠点や業務システムごとに独立した経路制御を行うことも可能です。
(vRX VMware ESXi版の場合)
『vRX』を動作させているインスタンスタイプ/マシンの性能次第で、速度やVPN対地数といったスペックを目的のネットワーク規模に応じて自由に拡張できます。マシン選定の際の目安となる性能指標は、発売に合わせて順次公開する予定です。
『vRX』も、仮想化プラットフォーム上で1台の仮想マシンとして動作しますので、AWS マネジメントコンソール/VMware vCenter Serverから各種サーバーと同じく一元管理できます。
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