管理番号:YMHSW-3947
本設定例では、ルーターのL2MSマスター機能と、L2スイッチのL2MSスレーブ機能を使用しています。L2MSを使って、ルーターから、スイッチが持つ機能の設定を行います。
ルーターの対応機種は、FWX120です。
L2スイッチの対応機種は、SWX2300シリーズ、SWX2200シリーズ、SWX2100シリーズです。
L2MSマスター(ルーター)とL2MSスレーブ(L2スイッチ)の対応リビジョンは、 技術資料「L2MS」でご確認ください。
登録済みのホストに対してはIPアドレスを付与してインターネットアクセスを許可し、不正なホストからのアクセスを遮断する設定例です。
本設定例では、MACアドレスフィルター機能によって出力されるログを監視しています。
検出したログに記録されたMACアドレスがCSVファイルに記載されている場合のみ、DHCPでIPアドレスを付与します。
CSVファイルにMACアドレスが記載されていない場合には、当該ホストが接続されているSWX2200のポートを遮断します。
CSVファイルに許可したいホストのMACアドレスを以下の例のように記述します。
許可したいホストが複数ある場合は1行に1つずつ記述してください。
・CSVファイル記述例
XX:XX:XX:XX:XX:01,
XX:XX:XX:XX:XX:02,
XX:XX:XX:XX:XX:03,
光回線に接続するためには、別途ONUが必要です。
対応機種のうち、設定例を掲載している機種は、以下のとおりです。
機種 | 掲載内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
ルーター | FWX120 | Web GUI設定例 CSVファイル |
L2MSマスター機能 |
L2スイッチ | SWX2200-8G SWX2200-24G SWX2200-8PoE | L2MSスレーブ機能 |
1.「スイッチ制御」をクリックします。
2."スイッチ制御機能の設定"の「設定」をクリックします。
3."スイッチ制御機能の設定"でLAN1インターフェースを「使用する」を選択、「設定の確定」をクリックします。
4.設定が変更されました。「トップへ戻る」をクリックします。
5.「スイッチ制御」をクリックします。
6."スイッチ連携セキュリティー機能の設定"の「設定」をクリックします。
7."不正ホスト接続禁止の設定"の「設定」をクリックします。
8."接続が許可されているホスト"の「追加」をクリックします。
9.接続許可ホスト情報ファイル(CSV形式)を選択します。ファイルが存在するメモリ媒体を選択し、「参照」をクリックします。
10.選択したメモリ媒体の内容が表示されますので、接続許可ホスト情報ファイル(CSV形式)右の「選択」をクリックします。
11.ファイル名欄に選択したファイルが入力されます。「設定の確定」をクリックします。
12.接続を許可したホストが追加されました。「戻る」をクリックします。
13."不正ホスト接続禁止の使用"の「使用する」を選択し、さきほど接続を許可したホストのMACアドレスが表示されていることを確認してください。よろしければ「設定の確認」をクリックします。
14.不正ホスト接続禁止設定が反映されました。設定はこれで終了です。
1.「プロバイダ情報の設定」をクリックします。
2.ブロードバンド回線自動判別の表示を確認して「次へ」をクリックします。
3.「PPPoEを用いる端末型ブロードバンド接続(フレッツ 光ネクスト、Bフレッツなど)」を選択して「次へ」をクリックします。
4.契約しているプロバイダの情報を設定します。必要な項目の入力が完了したら「次へ」をクリックします。
5.プロバイダとの契約内容にしたがってDNSの設定を行います。項目を入力したら「次へ」をクリックします。
6.内容を確認して「設定の確定」をクリックします。
7.「接続」をクリックするとプロバイダに接続します。
8.「プロバイダに接続しました。」というメッセージを確認したら「トップへ戻る」をクリックします。
9.プロバイダ接続 PP[01] が通信中となっていることが確認できます。
以上で設定は完了です。MACアドレスを登録したホストからインターネットアクセスができることを確認してください。
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