管理番号:YMHSW-3755
本設定例では、ルーターのL2MSマスター機能・Luaスクリプト機能と、L2スイッチのL2MSスレーブ機能を使用しています。L2MSを使って、ルーターから、スイッチが持つ機能の設定を行います。
ルーターの対応機種は、RTX1220、RTX1210、RTX1200(Rev.10.01.16以降)、RTX830、RTX810、NVR700W、NVR510、NVR500、FWX120です。
L2スイッチの対応機種は、SWX2322Pシリーズ、SWX2320シリーズ、SWX2310Pシリーズ、SWX2310シリーズ、SWX2300シリーズ、SWX2210Pシリーズ、SWX2210シリーズ、SWX2200シリーズ、SWX2110Pシリーズ、SWX2110シリーズ、SWX2100シリーズです。
L2MSマスター(ルーター)とL2MSスレーブ(L2スイッチ)の対応リビジョンは、 技術資料「L2MS」でご確認ください。
SWX2200とルーターとの設定同期処理が完了したことをブザーで通知するLuaスクリプトです。
ルーターとSWX2200をLANケーブルで接続すると、ルーターに格納されていた設定をSWX2200に流し込みます。これが完了したとき(設定同期処理完了時)に、ルーターのブザーを鳴らして知らせます。
同期処理完了はログにも表示しますが、音に出すことでそのタイミングを設置作業現場で簡単に把握できます。SWX2200はLANケーブルを差すだけの簡易設置作業を実現できます。PCが不要になり、設定完了確認に便利です。
Luaスクリプトを実行する際は、luaコマンドを使用しLuaスクリプトファイル名を指定してください。
実行例:lua /swx2200_sync_bz.lua
対応機種のうち、設定例を掲載している機種は、以下のとおりです。
機種 | 掲載内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
ルーター | RTX1220 RTX1210 RTX1200 RTX830 RTX810 NVR700W NVR510 NVR500 FWX120 | コマンド設定例 Luaスクリプト例 |
L2MSマスター機能、 Luaスクリプト機能 |
L2スイッチ | SWX2200-8G SWX2200-24G SWX2200-8PoE | L2MSスレーブ機能 |
LANインターフェースの設定 (LAN1ポートを使用) |
ip lan1 address 192.168.100.1/24 |
---|---|
DHCPの設定 | dhcp service server |
L2MSの設定 | switch control use lan1 on |
注釈1:
SWX2200の設定の一例として、ポート5, 6を遮断しています。
設定値 | -- SWX2200を認識してから同期処理開始までの待ち時間
-- 同期処理完了までの待ち時間
-- ログ表示
-- 関連ログ/コマンド文字列 |
---|---|
メインルーチン | local rtn, str
-- SWX2200認識ログを待ち受け --
-- 状態を確認 --
-- ブザーによる通知 -- |
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