管理番号:YMHSW-4118
本設定例では、ルーターのL2MSマスター機能・Luaスクリプト機能と、L2スイッチのL2MSスレーブ機能を使用しています。L2MSを使って、ルーターから、スイッチが持つ機能の設定を行います。
ルーターの対応機種は、FWX120(Rev.11.03.04以降)です。
L2スイッチの対応機種は、SWX2300シリーズ、SWX2200シリーズ、SWX2100シリーズです。
L2MSマスター(ルーター)とL2MSスレーブ(L2スイッチ)の対応リビジョンは、 技術資料「L2MS」でご確認ください。
Web認証に成功したホストだけインターネットへのアクセスを許可する設定例です。
ネットワークに参加したホストに対して、まずセカンダリネットワークのアドレスを付与します。セカンダリアドレスではFWX120のGUI以外へのアクセスを禁止しています。
ホストがブラウザーでFWX120の認証用画面にログインできたことを認証とし、認証が成功するとホストが接続するポートをいったんシャットダウンします。次にポートがリンクアップしたときには、DHCPでプライマリネットワークのアドレスを与えます。プライマリネットワークのアドレスではインターネットへのアクセスが可能となります。
なお、Web認証を行う際には、ルーターのLAN1プライマリアドレスを指定したURL(本設定例では http://192.168.100.1/)にアクセスしてください。
本設定例では、Web認証の設定は、FWX120のWeb設定画面を使用して行います。Web認証の設定を行うと、RTFS上にWeb認証用のLuaスクリプトファイル(/swctl/web_auth.lua)と、カスタムGUIファイル(/swctl/web_auth.html)が自動的に作成されます。
光回線に接続するためには、別途ONUが必要です。
対応機種のうち、設定例を掲載している機種は、以下のとおりです。
機種 | 掲載内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
ルーター | FWX120 | Web GUI設定例 | L2MSマスター機能 |
L2スイッチ | SWX2200-8G SWX2200-24G SWX2200-8PoE | L2MSスレーブ機能 |
1.「スイッチ制御」をクリックします。
2."スイッチ制御機能の設定"の「設定」をクリックします。
3."スイッチ制御機能の設定"でLAN1インターフェースの「使用する」を選択、「設定の確定」をクリックします。
4.設定が変更されました。「トップへ戻る」をクリックします。
5.「スイッチ制御」をクリックします。
6."スイッチ連携セキュリティー機能の設定"の「設定」をクリックします。
7."Web認証の設定"の「設定」をクリックします。
8."認証可能なユーザーの一覧"にユーザーを追加するため、「追加」をクリックします。
9.ユーザー名とパスワードを設定し、「設定の確定」をクリックします。
10.パスワードの強度を確認し、よろしければ「戻る」をクリックします。
11.「戻る」をクリックします。
12."Web認証の使用"は「使用する」を選択し、現在Web認証の設定に使用しているPCのMACアドレスを入力します。次に未認証ホストに割り当てるアドレスを選択し、「設定の確定」をクリックします。
13.Web認証の設定が反映されました。「トップへ戻る」をクリックします。
1.「プロバイダ情報の設定」をクリックします。
2.ブロードバンド回線自動判別の表示を確認して「次へ」をクリックします。
3.「PPPoEを用いる端末型ブロードバンド接続(フレッツ 光ネクスト、Bフレッツなど)」を選択して「次へ」をクリックします。
4.契約しているプロバイダの情報を設定します。必要な項目の入力が完了したら「次へ」をクリックします。
5.プロバイダとの契約内容にしたがってDNSの設定を行います。
項目を入力したら「次へ」をクリックします。
6.内容を確認して「設定の確定」をクリックします。
7.「接続」をクリックするとプロバイダに接続します。
8.「プロバイダに接続しました。」というメッセージを確認したら「トップへ戻る」をクリックします。
9.プロバイダ接続 PP[01] が通信中となっていることが確認できます。
10.未認証のホストよりルーター(http://192.168.100.1/)にアクセスし、認証を行ってください。認証が完了すると下記の画面が表示され、インターネットアクセスが可能となります。
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