トラフィックを監視(ポートミラーリング) : コマンド設定

管理番号:YMHSW-4346

本設定例の対応機種は、SWX2310P-28GTSWX2310P-18GSWX2310P-10GSWX2300-24GSWX2300-16GSWX2300-8Gです。

図 トラフィックを監視(ポートミラーリング) : コマンド設定

インテリジェントL2スイッチのポートミラーリング機能を使用すると、任意のLAN/SFPポートのトラフィックを、指定したポートにコピーできます。コピーされたパケットを採取することで、通信状況の解析を行うことができます。

監視されるポートを"モニターポート"、コピーが流れてくるポートを"ミラーポート"といいます。
インテリジェントL2スイッチでは、ミラーポートに設定できるポートは1つです。モニターポートは、ミラーポート以外のすべてのポートを設定できます。また、モニターポートに対しては、監視方向(送受信・送信のみ・受信のみ)を選択できます。

ポートミラーリング機能を使用すると、モニターポートで送受信されたL2MSの通信もミラーポートにコピーされます。このため、ミラーポートにコントローラーやスレーブを接続するとL2MSが正しく動作しないことがありますので、接続しないでください。

技術情報:ポートミラーリング (SWX2310PSWX2300

本設定例では、以下の内容を設定しています。

  • ポート1~4のトラフィックをコピーし、ポート8で監視
    - ポート1~4:モニターポート
    - ポート8:ミラーポート

スイッチの設定例

※ネットワーク機器を安全にお使いいただくために、管理パスワードの変更を奨励します。

SWX2310Pの場合

下記の設定(Config)を取り出すことができます。

設定手順

  1. ユーザモードから特権EXECモードに移行します。
    [コンソール]
    SWX2310P>enable
    SWX2310P#
    
  2. グローバルコンフィグレーションモードに移行します。
    [コンソール]
    SWX2310P#configure terminal
    Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.
    SWX2310P(config)#
    
  3. ミラーポートに設定したいポートのインターフェースモードに移行します。ここでは、ポート8を指定しています。
    [コンソール]
    SWX2310P(config)#interface port1.8
    SWX2310P(config-if)#
    
  4. モニターポートを設定します。ここでは、ポート1~4に対して、受信側と送信側の両方向のトラフィックをミラーリングする設定にしています。
    [コンソール]
    SWX2310P(config-if)#mirror interface port1.1 direction both
    SWX2310P(config-if)#mirror interface port1.2 direction both
    SWX2310P(config-if)#mirror interface port1.3 direction both
    SWX2310P(config-if)#mirror interface port1.4 direction both
    SWX2310P(config-if)#
    

設定内容

ポートミラーリングの設定 interface port1.8
  mirror interface port1.1 direction both
  mirror interface port1.2 direction both
  mirror interface port1.3 direction both
  mirror interface port1.4 direction both

設定の確認

「show mirror」コマンドで設定を確認します。

[コンソール]
SWX2310P#show mirror
Mirror Port    Monitor Port    Direction
=============  ==============  ==========
port1.8        port1.1         both
port1.8        port1.2         both
port1.8        port1.3         both
port1.8        port1.4         both

SWX2310P#
[解説]
ミラーポートにポート8、モニターポートにポート1~4が設定されています。
モニターポートのトラフィック方向は、すべて両方向に設定されています。 コマンドの詳細は、ポートミラーリングの状態表示をご覧ください。
SWX2300の場合

下記の設定(Config)を取り出すことができます。

設定手順

  1. ユーザモードから特権EXECモードに移行します。
    [コンソール]
    SWX2300>enable
    SWX2300#
    
  2. グローバルコンフィグレーションモードに移行します。
    [コンソール]
    SWX2300#configure terminal
    Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.
    SWX2300(config)#
    
  3. ミラーポートに設定したいポートのインターフェースモードに移行します。ここでは、ポート8を指定しています。
    [コンソール]
    SWX2300(config)#interface ge8
    SWX2300(config-if)#
    
  4. モニターポートを設定します。ここでは、ポート1~4に対して、受信側と送信側の両方向のトラフィックをミラーリングする設定にしています。
    [コンソール]
    SWX2300(config-if)#mirror interface ge1 direction both
    SWX2300(config-if)#mirror interface ge2 direction both
    SWX2300(config-if)#mirror interface ge3 direction both
    SWX2300(config-if)#mirror interface ge4 direction both
    SWX2300(config-if)#
    

設定内容

ポートミラーリングの設定 interface ge8
  mirror interface ge1 direction both
  mirror interface ge2 direction both
  mirror interface ge3 direction both
  mirror interface ge4 direction both

設定の確認

「show mirror」コマンドで設定を確認します。

[コンソール]
SWX2300#show mirror
Mirror Test Port Name: ge8
Mirror option: Enabled
Mirror direction: both
Monitored Port Name: ge1
Mirror Test Port Name: ge8
Mirror option: Enabled
Mirror direction: both
Monitored Port Name: ge2
Mirror Test Port Name: ge8
Mirror option: Enabled
Mirror direction: both
Monitored Port Name: ge3
Mirror Test Port Name: ge8
Mirror option: Enabled
Mirror direction: both
Monitored Port Name: ge4
SWX2300#
[解説]
ミラーポートにポート8、モニターポートにポート1~4が設定されています。
モニターポートのトラフィック方向は、すべて両方向に設定されています。 コマンドの詳細は、ポートミラーリングの状態表示をご覧ください。

【ご注意】
本設定例は、設定の参考例を示したもので、動作を保証するものではございません。
ご利用いただく際には、十分に評価・検証を実施してください。

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