WDSブリッジ機能で離れた場所でも同一セグメントのネットワークを構築 : WLX313 Web GUI設定

管理番号:YMHAP-17391

本設定例の対応機種は、WLX313です。

図 構成図

WDSブリッジ機能を使用して、離れた場所でも同一セグメントのネットワークを構築する設定例です。

無線の通信距離を延長したり、電波の届きにくいエリアをカバーしたりできます。WDSステーションは、有線接続の必要がありませんので、有線環境が整っていない場所でもご利用いただけます。

WDSブリッジ接続状態にあるWLX313(2)とWLX313(3)をMember-APとして、Controller-APであるWLX313(1)で管理できます。

技術情報:WDSブリッジ機能無線LANコントローラー機能

本設定例では無線LANアクセスポイントのコンフィグとして次の内容を設定しています。

   ・SSID:Yamaha1

   ・無線LANモジュール:2.4GHz、5GHz(1)、5GHz(2)

   ・認証方式:WPA2パーソナル:WPA2-PSK

   ・暗号方式:AES

※ご利用の無線端末に対応した無線LAN設定を行ってください。

※WLX313には、電源アダプターが付属されていません。以下のいずれかをご用意ください。

対応機種のうち、設定例を掲載している機種は、以下のとおりです。

機種 掲載内容 備考
WLX313(1) WLX313 Web GUI設定例 Controller-AP
WLX313(2) WLX313 WDSアクセスポイント
(Member-AP)
WLX313(3) WLX313 WDSステーション
(Member-AP)

設定の概要

以下の手順で設定を行います。

初期化したWLX313(2)とWLX313(3)を、WDSブリッジ接続します。WLX313(2)をWLX313(1)のネットワークに接続し、Controller-APのWLX313(1)から一括で無線設定をします。

図 設定手順

  • 事前準備:WLX313(2)をWDSアクセスポイント、WLX313(3)をWDSステーションとして、WDSブリッジの設定をします。

  • グループの設定:グループの定義、IPアドレスの設定、個別無線設定をします。

  • 設定の送信:WLX313(1)からグループの無線LANアクセスポイントに設定を送信します。

事前準備

図 設定手順

1. WLX313(2)とWLX313(3)に電源を入れて、初期化します。
2. WLX313(2)をWDSアクセスポイントに設定します。
   WLX313(2)の"Config"ボタンを、天面ランプが低速点滅するまで長押しします(3秒~9秒程度)。
3. WLX313(3)をWDSステーションに設定します。
   WLX313(3)の"Config"ボタンを、天面ランプが高速点滅するまで長押しします(9秒~15秒程度)。
4. WLX313(2)の天面とWLX313(3)の天面を向かい合わせ、WDSブリッジ接続をします。
   天面ランプが点滅から点灯に変われば、接続成功です。天面ランプが点灯せずに消灯した場合は、手順2 からやり直してください。

WLX313(1)の設定例

※ネットワーク機器を安全にお使いいただくために、管理パスワードの変更を奨励します。

下記の設定(Config)を取り出すことができます。

コントローラーの設定

図 設定手順

1. 設定画面を開きます。
(1) WLX313(1)をネットワークに接続し、電源が入っていることを確認します。
(2) WLX313(1)と同じネットワークに接続されているパソコンでWebブラウザーを起動し、「ファイル」メニューから「開く」を選びます。
(3) インターネットアドレスに「http://(本製品に設定したIPアドレス)/」と半角英字で入力し、「OK」をクリックします。
(4) パスワード入力画面が現れたら、ユーザー名に「admin」と入力し、パスワードは空欄のまま「OK」をクリックします。

図 説明画像

2. WLX313の設定画面のトップページが表示されます。「基本設定」をクリックします。

図 説明画像

3.「コントローラー設定」をクリックします。

図 説明画像

4.「役割」を「Controller-AP」に変更して、「設定」をクリックします。

図 説明画像

5. コントローラーの設定が完了しました。

図 説明画像

無線LANの設定

1.「無線設定」をクリックします。

図 説明画像

2.「基本無線設定」をクリックします。

図 説明画像

3. 必要な設定を選択して、「設定」をクリックします。

図 説明画像

4. 基本無線設定が完了しました。

図 説明画像

5.「SSID 管理」をクリックします。

図 説明画像

6.「追加」をクリックします。

図 説明画像

7.「VAP1 設定」に必要事項を入力して、「設定」をクリックします。

バインドする無線モジュール 2.4GHz、5GHz(1)、5GHz(2)(ノーマルモード)
バンドステアリング機能 使用する
SSID 任意のSSID名
SSIDの通知 非通知にする
認証方式 WPA2-PSK
※選択すると「PSK(事前共有鍵)」以下の項目が表示されます。
暗号化方式 AES
事前共有鍵 任意のパスワード
図 説明画像

8. SSIDが設定されました。

図 説明画像

グループの設定

1. WLX313(2)をネットワークに接続します。
   ※WLX313(3)は、ネットワークに接続しません。トラブルの原因になりますので、ご注意ください。

図 設定手順

2.「グループAP管理」をクリックします。

図 説明画像

3.「グループAPの追加 / 削除」をクリックします。

図 説明画像

4.「発見したAP一覧」にて、グループに追加したい無線LANアクセスポイントにチェックを入れて、「設定」をクリックします。本設定例では、WLX313(2)とWLX313(3)をグループに追加します。
※グループに追加したい無線LANアクセスポイントが表示されていないときは、しばらく待ってから再度このページを開いてください。

図 説明画像

5. グループが定義されました。

図 説明画像

設定の送信

図 設定手順画像

1.「設定送信」をクリックします。

図 説明画像

2. 設定を送信したい無線LANアクセスポイントにチェックを入れて、「送信」をクリックします。

図 説明画像

3. 設定の送信が完了しました。以上で、無線LANアクセスポイントの設定は終了です。

図 説明画像

WLX313(2)の設定

下記の設定(Config)を取り出すことができます。

WLX313(3)の設定

下記の設定(Config)を取り出すことができます。

【ご注意】
本設定例は、設定の参考例を示したもので、動作を保証するものではございません。
ご利用いただく際には、十分に評価・検証を実施してください。