無線LANコントローラー機能を使用してアクセスポイントを管理 : WLX313 Web GUI設定

管理番号:YMHAP-17774

本設定例の対応機種は、WLX313です。

図 構成図

無線LANコントローラー機能を使用して、無線LANアクセスポイント同士で無線設定を制御し、管理する設定例です。
1台のWLX313をController-AP、残りのWLX313をMember-APとして設定します。Controller-APは、Member-APの管理・制御を行います。

Controller-APは、自身のコンフィグを複数のMember-APに一斉送信して、簡単に設定を同期できます。IPアドレスや無線設定は、個々のMember-APごとに設定ができるため、柔軟に各アクセスポイントを管理できます。本設定例では、WLX313(3)のアンテナの設定を外付けショートポールアンテナに設定します。

Controller-APの故障や予期せぬ通信障害が発生した場合、 代替Controller-APは、Controller-APとしての機能を代行します。これにより、無線LANによる通信を継続できます。

技術情報:無線LANコントローラー機能

本設定例では無線LANアクセスポイントのコンフィグとして次の内容を設定しています。

  • SSID:Yamaha
  • 無線LANモジュール:2.4GHz、5GHz(1)、5GHz(2)
  • 認証方式:WPA2パーソナル (WPA2-PSK)
  • 暗号方式:AES

※ご利用の無線端末に対応した無線LAN設定を行ってください。

※無線LANアクセスポイントには電源アダプターが付属されておりませんので、以下のいずれかをご用意いただく必要がございます。

対応機種のうち、設定例を掲載している機種は、以下のとおりです。

機種 掲載内容 備考
無線LANアクセスポイント(1) WLX313 Web GUI設定例 無線LANコントローラー機能
(Controller-AP)
無線LANアクセスポイント(2) WLX313 無線LANコントローラー機能
(Member-AP、代替Controller-AP)
無線LANアクセスポイント(3) WLX313 無線LANコントローラー機能
(Member-AP)

設定の概要

以下の手順で設定を行います。

3台のWLX313のIPアドレスが重複することを防ぐため、はじめはWLX313(1)だけをネットワークに接続し、WLX313(2)とWLX313(3)は接続しません。WLX313(1)のIPアドレスを変更したあと、WLX313(2)とWLX313(3)を接続し、無線LANコントローラー機能を使用して一括でそれぞれのIPアドレスを変更します。

図 設定手順

②,③

  • グループの設定:グループの定義、IPアドレスの設定、個別無線設定をします。

  • 設定の送信:WLX313(1)からグループの無線LANアクセスポイントに設定を送信します。

本設定例のWeb GUIについて

WLX313のWeb GUIは、選択した内容に応じて、動的に設定項目が増減することがあります。本設定例では、必要な設定値を入力したあとの状態の画面を掲載しており、画面を開いた時点とは異なる場合があります。

WLX313(1)の設定例

※ネットワーク機器を安全にお使いいただくために、管理パスワードの変更を奨励します。

LANポートの設定

図 設定手順①

1. 設定画面を開きます。
(1) WLX313(1)をネットワークに接続し、電源が入っていることを確認します。
(2) WLX313(1)と同じネットワークに接続されているパソコンでWebブラウザーを起動し、「ファイル」メニューから「開く」を選びます。
(3) インターネットアドレスに「http://(本製品に設定したIPアドレス)/」と半角英字で入力し、「OK」をクリックします。
(4) パスワード入力画面が現れたら、ユーザー名に「admin」と入力し、パスワードは空欄のまま「OK」をクリックします。

図 説明画像

2. WLX313の設定画面のトップページが表示されます。「基本設定」をクリックします。

図 説明画像

3.「LANポート設定」をクリックします。

図 説明画像

4. ネットワークの設定をして、「設定」をクリックします。

DHCP(IPv4) 無効
IPアドレス(IPv4) 192.168.100.241
ネットマスク 24
デフォルトゲートウェイ 192.168.100.1
DNSサーバー > プライマリ 192.168.100.1
図 説明画像

5. 入力内容を確認して問題がなければ、「設定」をクリックします。

図 説明画像

6. IPアドレスが変更されました。
※この画面はIPアドレスの取得設定タイミングによって、表示されない場合があります。

図 説明画像

コントローラーの設定

1. 新しいIPアドレスを指定して、設定画面を開きます。
(1) Webブラウザーの「ファイル」メニューから「開く」を選びます。
(2) インターネットアドレスに「http://192.168.100.241/」と半角英字で入力し、「OK」をクリックします。
(3) パスワード入力画面が現れたら、ユーザー名に「admin」と入力し、パスワードは空欄のまま「OK」をクリックします。

図 説明画像

2. WLX313の設定画面のトップページが表示されます。「基本設定」をクリックします。

図 説明画像

3.「コントローラー設定」をクリックします。

図 説明画像

4.「役割」を「Controller-AP」に変更して、「設定」をクリックします。

図 説明画像

5. コントローラーの設定が完了しました。

図 説明画像

無線LANの設定

1.「無線設定」をクリックします。

図 説明画像

2.「SSID 管理」をクリックします。

図 説明画像

3.「追加」をクリックします。

図 説明画像

4.「VAP1 設定」に必要事項を入力し、「設定」をクリックします。

バインドする無線モジュール 2.4GHz、5GHz(1)、5GHz(2)(ノーマルモード)
接続台数の自動分散 使用する
SSID 任意のSSID名
SSIDの通知 非通知にする
認証方式 WPA2-PSK
※選択すると「PSK(事前共有鍵)」以下の項目が表示されます。
暗号化方式 AES
PSK(事前共有鍵) 任意のパスワード
※無線端末側の設定で必要になります。
図 説明画像

5. SSIDが設定されました。

図 説明画像

グループの設定

1. WLX313(2)とWLX313(3)をネットワークに接続します。

図 設定手順②図 設定手順③

2.「グループAP管理」をクリックします。

図 説明画像

3.「グループAPの追加 / 削除」をクリックします。

図 説明画像

4.「発見したAP一覧」にて、グループに追加したい無線LANアクセスポイントにチェックを入れて、「設定」をクリックします。本設定例では、WLX313(2)とWLX313(3)をグループに追加します。
※グループに追加したい無線LANアクセスポイントが表示されていないときは、しばらく待ってから再度このページを開いてください。

図 説明画像

5. グループが定義されました。

図 説明画像

6. 代替Controller-APに指定したい無線LANアクセスポイントのラジオボタンを選択して、「設定」をクリックします。本設定例では、WLX313(2)を代替Controller-APに指定します。

図 説明画像

7. 代替Controller-APが設定されました。

図 説明画像

8.「グループAPの設定」をクリックします。

図 説明画像

9. 各アクセスポイントに設定したいIPアドレスを入力して、「設定」をクリックします。

機器情報 DHCP(IPv4) IPアドレス(IPv4) ネットマスク
WLX313(2) 無効 192.168.100.242 24
WLX313(3) 無効 192.168.100.243 24
図 説明画像

10. AP情報設定が完了しました。

図 説明画像

11.「無線設定」をクリックします。

図 説明画像

12.「かんたん設定」をクリックします。

図 説明画像

13. 各アクセスポイントの設定値を、ご利用の環境に合わせて変更し、「設定」をクリックします。

図 説明画像

14. かんたん設定が完了しました。

図 説明画像

15.「詳細設定」をクリックします。

図 説明画像

16. 個別設定をしたいWLX313の設定ボタンをクリックします。ここでは、WLX313(3)の「基本無線設定へ」をクリックします。

図 説明画像

17.「外付けショートポールアンテナ」を選択して、「設定」をクリックします。

図 説明画像

18. 基本無線設定(個別)が完了しました。

図 説明画像

設定の送信

図 設定手順④

1.「設定送信」をクリックします。

図 説明画像

2. 設定を送信したい無線LANアクセスポイントにチェックを入れて、「送信」をクリックします。

図 説明画像

3. 設定の送信が完了しました。

図 説明画像

WLX313(2)の設定

WLX313(3)の設定

【ご注意】
本設定例は、設定の参考例を示したもので、動作を保証するものではございません。
ご利用いただく際には、十分に評価・検証を実施してください。