管理番号:YMHAP-4402
このトラブルシューティングは、以下の機種に対応しています。
対応機種: WLX302
1-1 から順に確認してください。
この項目では切り分け手順の各設問の対処方法を紹介します。
2-2 WLX302を接続しているヤマハルーターのQoS設定を確認する
1.WLX302 Web設定画面 TOPページ > 無線設定 > 2.4GHz 詳細
2.WLX302 Web設定画面 TOPページ > 無線設定 > 5GHz 詳細
インターネットに接続可能なルーターの配下に、WLX302の他にPCなどの機器を接続している場合、ルーターにもQoS設定が必要になることがあります。ルーターにQoS設定がされていない場合には、ルーターはパケットを到着した順に送信するため、転送するデータ量によっては本来優先して送信すべきパケットが待たされてしまい、動画・音声が途切れることがあります。
無線QoS(WMM-EDCA)は、送信するデータを4種類に分類して、それぞれに優先度をつけることで優先制御を実現していますが、このとき、送信するIPパケットのTOSフィールドには優先度に応じた値がセットされています。ルーターの送信インターフェースに対してTOSベースQoSを設定すると、ルーターはIPヘッダのTOSフィールドの値に応じた優先制御を行うため、無線QoSによって優先されたパケットが、そのままルーターでも優先されて送信されるようになります。
ヤマハルーターのTOSベースQoSのコンフィグは下記の通りとなります。
PPPoEを使用して インターネット接続している場合 (物理インターフェースにはLAN2を使用) |
pp select 1 pppoe use lan2 queue lan2 type priority queue pp class filter list 1 queue class filter 1 precedence ip * * * * * |
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TOSベースQoSの対応機種
RTX5000 , RTX3500 , RTX3000 , RTX1210 , RTX1200 , RTX810 , FWX120 , SRT100 , RTX1500 , RTX1100
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