株式会社合歓の郷

無線アクセスポイント導入事例

  • ◎WLX302導入による無線LANサービスのクオリティ向上
  • ◎ヤマハの見える化で有線/無線LANを可視化
  • ◎監視システムと製品機能の活用による障害時復旧の迅速化

伊勢志摩国立公園にある大自然の中で幅広い年齢層のお客様が様々な形で楽しみを満喫できる合歓の郷ホテル&リゾート。近年は海外、特にアジアからからも注目され、宿泊者も増えています。
このような海外からのお客様からの強い要望のひとつに施設内でのWiFiサービスの提供がありました。

Cap:事務バックヤードエリアでの設置写真

事務バックヤードエリアでの設置写真

導入前の課題

  • 宿泊客向けサービス向上としてのWiFi導入
  • 構内モデムを使った業務系LANの高速化
  • WAN/LAN更改時のトラブルの可視化

従来、WiFiの接続サービスはホテルロビーでの利用に限定されていました。しかし、前述のとおりお客様からは施設内の様々な場所でのWiFiサービスが要望として 挙がっていました。またロビーのWiFiサービスも安価な無線アクセスポイントを利用していたことから、人の滞留する時間帯には多くの機器がWiFiに接続され、無線アクセスポイントがハングしてしまい、WiFiサービスに支障が出るといったこともありました。

一方、業務LANでも以前から既存の構内電話線を利用した構内モデムを利用しており、2Mbpsという低速であったことから、これを高速化し、業務系システムのレスポンスを向上させたいというニーズもありました。

合わせて合歓の郷ホテル&リゾート様ではネットワーク管理者も主業務との兼務であることから、トラブルが発生した場合でもシンプルに構築業者であるNTT西日本様へエスカレーションができる仕組みも課題として浮かび上がっていました。

導入の経緯

主要施設でのWiFi接続サービスの提供を契機に業務LANの高速化も一石二鳥で解決

宿泊者向けに喫緊の課題であったWiFi接続サービスの構築に着手する際に従来の構内モデムを廃止し、有線LANの構築にも着手。業務系有線LANとWiFi接続サービス用無線アクセスポイントを物理的には1つのLANに統合、VLANでWiFi接続サービスと業務系通信を論理的に分けました。

またNTT西日本様はヤマハ製品を主体とした構成でヤマハ独自のLAN見える化(写真)を提案。合歓の郷ホテル&リゾート様はGUIから現在のLANの状況を視覚的に把握できることを評価しました。合わせて作業ツールとしてヤマハ管理システムRT-MasterProも導入することで作業発生時も極力リモートからNTT西日本様が迅速に対応できるようにしました。

Cap:RT-MasterProで見る見える化画面

RT-MasterProで見る見える化画面

導入ネットワーク構成

導入ネットワーク構成

導入のポイント

Point1 業務レベルのアクセスポイント導入

業務向けに設計されたヤマハWLX302は多端末接続時にも高いスループットをキープ。お客様満足度の高いWiFi接続サービスを提供することが可能。(2.4GHz最大50台 / 5GHz最大50台の合計最大100台接続可能)

Point2 専門知識不要のエンドユーザー運用

誰かがループやケーブル配線を変更しても画面で確認でき、刻々と状況が変わるWiFiの状態も見える化グラフで状況を簡単視認。また機器交換が必要な場合でもRTX1200に挿入されたmicroSDメモリを差し替えるだけの誰でも簡単交換を実現。

Point3 リモート作業ツールによるプロアクティブな対応

ヤマハ機器への作業が必要な場合でもRT-MasterProを活用し、ファームアップや設定変更をリモートから実施可能。
WLX302のメール通知機能も併用し、WiFi 状態悪化時の即応体制に活用。

導入後の効果

  • WiFi接続サービスの本格提供による宿泊者満足度向上への期待
  • 業務系システムのレスポンス向上による従業員の業務効率化
  • トラブル発生時の対処速度の向上

現在WiFiサービスについては一部エリアのみ解放しており、本格的なサービス開始は2014年4月からです。合歓の郷ホテル&リゾート様では今後リゾート施設ではフリーWiFiは集客に不可欠なサービスとの認識であり、志摩周辺はWiFiサービスが未整備の施設も多いことから先駆けることで集客効果を見込んでいます。

また、WiFiに先駆けてリリースした業務LANは従来の構内モデムがギガビットイーサネットになったことで圧倒的な体感スピードの向上があり、従業員の方にも好評です。

構内モデムの速度と比較すれば、まだまだギガビットイーサの帯域の活用余地はあることから、今後はSSIDを分けることで客室清掃完了報告などWiFiの業務利用を 進めていき、今回構築したネットワークをより有効活用したい意向です。

合わせて今回ヤマハ製品主体にネットワークを構成することでヤマハの特長であるLANの見える化とヤマハ管理ツールRT-MasterProを導入しています。合歓の郷ホテル&リゾート様が見える化で状況を確認、NTT西日本様にエスカレーションし、NTT西日本様がRT-MasterProで詳細分析や作業をリモートから行うことにより、迅速で的確なトラブル対応体制を仕組みとして構築しています。

ユーザーの声

もともとヤマハ系列のリゾート施設でもあり、施設内には楽器やオーディオをはじめヤマハ製品が多いので、ヤマハのネットワーク製品の導入には抵抗はありませんでした。

NTT西日本の他にも2社ほど提案がありましたが、コスト面での競争力もあり、こちらが気づかない点もケアしてくれて、逆に提案をいただいたり、信頼感が持てました。また同じ三重県内に支店があり、何かあってもすぐに駆けつけてくれるということも大きな要素でした。

今回WiFiを宿泊者向けサービスとして導入したわけですが、このインフラを業務利用やテレビ会議など様々なシーンに活用していきたいというのが今後の課題です。

Cap:株式会社合歓の郷 管理部 施設安全課  課長 山河 裕氏

株式会社合歓の郷 管理部施設安全課
課長 山河 裕氏

導入会社様

株式会社合歓の郷

株式会社合歓の郷

本社 三重県志摩市浜島町迫子2692番地3
設立 昭和42年11月 URL  http://www.nemunosato.com

三重県奥志摩のあご湾を臨む大崎半島のほぼ半分を占める自然豊かな複合型リゾート「合歓の郷ホテル&リゾート」。多様な生き物や花木などの自然が織り成す様々なビューポイントが多数点在。ゴルフクラブやマリーナを所有し、その広大な敷地と自然を活かしヨガやトレッキングの体験プログラムやフィールド&マリンアクティビティなどが充実した総合リゾート施設です。

外観

販売パートナー様

西日本電信電話株式会社

本社 大阪府大阪市中央区馬場町3番15号
設立 平成11年 7月1日 URL  http://www.ntt-west.co.jp

ヤマハ製品は日本企業が製造しているということもあり、品質に安心感を持っています。実際以前からルーターをはじめ、ヤマハ製品を提案していますが、故障やトラブルもなく安定しています。また、我々にヤマハでの構築経験があるということもお客様へ提案する上で大きな裏付けになっています。今回は無線アクセスポイントを主体に提案しましたが、無線の見える化は他社にはないポイントなので、この部分をもっと発展させていって欲しいですね。欲を言えば、屋外向けの無線アクセスポイントを含めて製品ラインアップの充実を期待したいところです。

西日本電信電話
伊勢志摩支店

ビジネス営業部 課長代理
南 聡幸氏

西日本電信電話
三重支店

ビジネス営業部 SE担当主査
神戸 直樹氏

記載されている会社名・製品名は、各社の商標、または登録商標です。
この導入事例の著作・制作は、SCSK株式会社です。
ヤマハ株式会社は、SCSK株式会社の許可を得て、ホームページ掲載を実施しています。

(2014年5月21日掲載)