株式会社 佐久間組

トレンドマイクロ社ウィルスバスターコーポレートエディションとSRT100の連携による簡易検疫機能の採用によりPCセキュリティを格段にレベルアップ

  • ◎外部データの持込に対するセキュリティ対策
  • ◎サーバーからセキュリティポリシーを一括管理
  • ◎ヤマハSRT100 QAC/TMでセキュリティを更に強化

導入前の課題

「USBメモリ経由で持込まれる外部データへのセキュリティ対策」「PC毎にばらばらのセキュリティ対策」「インターネットゲートウエイ部分のセキュリティ強化」

同社はCADや工事管理システムなどで早くからPCを業務で利用してきました。ただPCの調達を複数社から行っていたために、アンチウイルスソフトが入っていないものやアンチウイルスソフトのバージョン・パターンファイルがバラバラという状況がありました。また工事進捗書類を発注者に提出するため、現場で撮影した工事写真、その他PCで処理したものをUSBメモリで社内に持ち帰 り、社内のPC・サーバーに取込んでいました。
こういった状況からセキュリティ対策を向上かつ統一する必要性がありました。インターネット接続環境も従来はルーターのフィルタリングのみでセキュリティを担保しており、Firewall装置などの設置でよりセキュリティ向上をはかる必要性がありました。

株式会社佐久間組代表取締役 佐久間 哲男 氏
株式会社佐久間組

代表取締役
佐久間 哲男 氏

図 導入前ネットワーク構成
導入前ネットワーク構成

導入の経緯

工事原価管理システムのバージョンアップを機会にLAN内PCのセキュリティを強化

今回、工事原価システムをリプレースするタイミングでセキュリティ対策にも取組むこととなりました。
具体的にはセキュリティ対策ソフトはサーバー型で社内PCのポリシーを統一できるトレンドマイクロのウイルスバスター™コーポレートエディションを導入。ルーターもファイアーウォールルーターヤマハSRT100を導入し、インターネット接続環境のセキュリティ対策にも取組みました。

株式会社コンピューターシステムハウス 新藤 純也 氏
株式会社コンピューターシステムハウス
新藤 純也 氏

QAC/TMとは…トレンドマイクロ製品のパターンファイル・検索エンジンのレビジョンをセキュリティポリシーのトリガーとして、SRT100でレビジョン世代設定・管理することでPCの判定を行い、違反PCは一時的にセグメントを分けてインターネットにつながせないポリシーチェック機能です。

QAC/TM動作概要:ポリシー違反PCを外部接続させず、暫定ネットワークに隔離

導入ネットワーク構成
導入ネットワーク構成

導入のポイント

1.セキュリティポリシーをサーバーで一元管理

法人向けのセキュリティ対策ソフト ウイルスバスターCorp.を導入し、社内セキュリティを統一、管理サーバーで一元管理を実現

2.SRT100の導入でファイアーウォール機能を強化

ルーター機能とファイアーウォール機能を併せ持つファイアーウォールルーターSRT100を導入し、安価にインターネット接続環境のセキュリティを向上

3.QAC/TMでインターネット接続のセキュリティも強化

トレンドマイクロ製品とSRT100の組合せで提供するQAC/TMを活用し、更にポリシー違反の社内PCのインターネット接続を禁止

※ウイルスバスター Corp.はウイルスバスター コーポレートエディションの略です。

導入後の効果

「USBメモリから侵入するウイルスにも万全の対策」「セキュリティ対策もバラバラからサーバーでポリシーを一括管理」「QAC/TMでインターネット接続時のセキュリティもコストをかけず同時に強化」

以前はウイルス対策もされていないPCに建設現場から工事写真を持込み取込んでいたため、もしウイルスに感染すると非常に深刻な問題になる可能性がありました。またインターネットのゲートウエイにもほとんどセキュリティ対策はしていませんでした。今回トレンドマイクロの法人向けサーバー・クライアント用セキュリティ対策製品を導入して、すべての社内PCに同一のセキュリティポリシーを適用し、管理できるようになりました。合わせてインターネットゲートウエイであるルーターも高機能のSRT100にリプレイスすることでルーター機能の他にファイアーウォール機能も付加することができました。更に両製品の連携機能QAC/TMを設定することで簡易検疫機能も付加でき、セキュリティ対策を一挙に高いレベルにアップグレードできています。

お客様からの一言

株式会社佐久間組 代表取締役 佐久間 哲男 氏
株式会社佐久間組 代表取締役 佐久間 哲男 氏
コンピューターシステムハウスとは20年来のお付き合いで、現在も当社の基幹系システムである工事原価管理システムをお願いしています。 今回、工事原価管理システムをアップグレードするのを機会に社内PCのセキュリティも高めたいと考え、QAC/TMを提案してもらいました。 この機能はSRT100の標準機能として提供されますし、一回セットしてしまえば、ほとんど運用も不要なので、簡単に導入できるのがいいですね。 この機能でポリシーに合致しないPCはインターネット接続できないのでセキュリティ的にも以前より断然向上していると思っています。
株式会社コンピューターシステムハウス 新藤 純也 氏
株式会社コンピューターシステムハウス 新藤 純也 氏
弊社はルーターに関しては以前からヤマハ製品を提案しています。安価で機能的にも十分ですし、なおかつ故障がほとんどなく、手離れも大変良いと思っています。 また我々はトレンドマイクロ製品も取扱っています。今回のトレンドとヤマハの連携機能であるQAC/TM は標準機能として提供されるため追加費用もなく、お客様のセキュリティ向上になりますので、提案付加価値として活用させていただいています。 今後もトレンド製品も含めた他社製品連携機能はいろいろと対応していただきたいです。

導入会社様

【株式会社佐久間組 ロゴ画像】

株式会社佐久間組

所在地 福島県白河市中田22番地
設立 昭和34年
資本金 3000万円

建設業許可
土木工事業、舗装工事業、 水道施設工事業、建設工事業、 とび土木工事業、造園工事業

事業概要
佐久間組様は福島県の総合建設業です。白河市を中心に県内で公共土木、公共・民間の建築など幅広く事業を展開しております。創業は昭和34年と古く、特に河川改良工事、河川環境整備工事、砂防環境整備工事、河川災害対策工事など河川工事に強みをもっており県の優良工事表彰を何度も受賞しています。

外観

販売パートナー様

【株式会社コンピューターシステムハウス ロゴ画像】
株式会社コンピューターシステムハウス

所在地 福島県郡山市喜久田町卸三丁目37-2
設立 1981年1月8日
資本金 1000万円
従業員 15名
URL http://www.csh-web.co.jp/

お客様の情報システム全体をコーディネートするSI集団であるコンピューターシステムハウス。
Cost-effective、Satisfaction、Humanskillの企業理念を社名に込め、「ユーザーイン」の発想でお客様の抱える課題をいち早く察知し、オンリーワンのオーダーメイドシステムを構築することを身上としています。今まで手がけた開発も卸小売業、建設業、製造業、サービス業、運送業など実績も多数あります。今回の佐久間組様にも地元の複数社の土木建設業から要求仕様をとりまとめて開発した工事原価管理システムを納入しています。

記載されている会社名・製品名は、各社の商標、または登録商標です。
この導入事例の著作・制作は、SCSK株式会社です。
ヤマハ株式会社は、SCSK株式会社の許可を得て、ホームページ掲載を実施しています。


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