無線LANアクセスポイントのIPアドレスを変更 : ルーター Web GUI設定

管理番号:YMHAP-20982 
(最終更新日: 2024/5/13)

本設定例では、ルーターのLANマップ機能と、無線LANアクセスポイントのL2MSエージェント機能を使用しています。
LANマップ機能では、無線LANアクセスポイントとの通信にL2MSマネージャー機能を使用しています。

ルーターの対応機種は、RTX1300RTX1220RTX1210RTX1200RTX830NVR700WNVR510です。

無線LANアクセスポイントの対応機種は、WLX402WLX313WLX302WLX202です。
※その他の機種については、「無線LANアクセスポイントのIPアドレスを変更 : 無線LANアクセスポイント Web GUI設定」をご覧ください。

L2MSマネージャー(ルーター)とL2MSエージェント(無線LANアクセスポイント)の対応リビジョンは、技術資料「L2MS」でご確認ください。

図 無線LANアクセスポイントのIPアドレスを変更 : ルーター Web GUI設定 構成図

L2MSを利用して、ルーターのLANマップから無線LANアクセスポイントのIPアドレスを変更します。

無線LANアクセスポイントをお買い上げいただいた状態、または初期化を実行した直後の状態では、工場出荷設定として LANポートのIPアドレスが 192.168.100.240 に設定されています。無線LANアクセスポイントが工場出荷状態でL2MSによりルーターの制御下に入ると、LANポートのIPアドレスはDHCPクライアントとしてIPアドレスを取得する設定に自動的に変更されます。
本設定例では、DHCPクライアントとして割り当てられた無線LANアクセスポイントのIPアドレス 192.168.100.3 を、192.168.100.200 に変更しています。

※無線LANアクセスポイントには電源アダプターが付属されておりませんので、以下のいずれかをご用意いただく必要がございます。
   ・PoEスイッチ
   ・PoEインジェクター
   ・電源アダプター

対応機種のうち、設定例を掲載している機種は、以下のとおりです。

機種 掲載内容 備考
RTX1300 RTX1220 RTX1210 RTX1200 RTX830 NVR700W NVR510 Web GUI設定例 LANマップ機能
WLX402 WLX313 WLX302 WLX202 L2MSエージェント機能

ルーターの設定例

RTX1300 / RTX1220 / RTX1210 / RTX830 / NVR700W / NVR510 の場合

※ネットワーク機器を安全にお使いいただくために、定期的な管理パスワードの変更を推奨します。

下記の設定(Config)を取り出すことができます。

LANマップの設定

※ 無線LANアクセスポイントにWLX402を使用して説明します。

1. ルーターの設定画面を開きます。

図 RTX1210トップページ1

2.「LANマップ」をクリックします。

図 RTX1210トップページ2

3.「設定」をクリックします。

図 LANマップ画面1

4.「L2MSを有効にするインターフェース」の「LAN1」を選択して、「設定の確定」をクリックします。

図 LANマップ画面2

5. LANマップが表示されます。

図 LANマップ画面3

無線LANアクセスポイントのIPアドレスを変更する

1.「エージェントの管理」をクリックします。

図 LANマップ画面4

2. 無線LANアクセスポイントの「IPアドレス」/「設定」をクリックします。

図 LANマップ画面5

3.「IPアドレス」の「固定のアドレスを設定する」を選択後、「192.168.100.200/24」 を入力して「設定の確定」をクリックします。

図 LANマップ画面6

4. IPアドレスが設定されました。

図 LANマップ画面7
RTX1200 の場合

RT連携機能の設定

1.設定画面を開きます。
(1) RTX1200の電源が入っていることを確認します。
(2) RTX1200のLAN1に接続されているパソコンでWebブラウザを起動して「ファイル」メニューから「開く」を選びます。
(3) インターネットアドレスに「http://192.168.100.1/」と半角英字で入力してから、「OK」をクリックします。
(4) パスワード入力画面が現れたら、「OK」をクリックします。

図 RTX1200 ログイン認証画面

2.RTX1200の設定画面のトップページが表示されます。「管理者向けトップページへ」をクリックします。

図 RTX1200 トップページ

3.パスワード入力画面が現れたら、「OK」をクリックします。

図 RTX1200 管理者認証画面

4.管理者向けトップページが表示されたら「スイッチ連携機能」の「スイッチ制御」をクリックします。

図 RTX1200 管理者向けトップページ

5.「スイッチの管理」項目の「設定」をクリックします。

図 スイッチ制御 1

6.「LAN1」の「使用する」を選択して、「確認」をクリックします。

図 スイッチ制御 2

7.設定内容を確認して、よろしければ「登録」をクリックします。

図 スイッチ制御 3

8.WLX302本体の SLAVE ランプが点灯し、連携機能が動作したことを確認できます。「メイン画面に戻る」をクリックします。引き続き、スイッチ制御画面からWLX302のIPアドレスの設定を行います。

図 スイッチ制御 4

WLX302のIPアドレスを変更する

1.LAN1インターフェースの「実行」をクリックします。

図 WLX302のIPアドレスを変更する 1

2.トポロジー画面が表示されます。RTX1200のアイコンをクリックします。

図 WLX302のIPアドレスを変更する 2

3.RTX1200の詳細表示に切り替わります。RTX1200の筐体部分をクリックします。

図 WLX302のIPアドレスを変更する 3

4.「スイッチの管理情報」画面が表示されます。「APの管理情報」項目で、WLX302のIPアドレス欄にある「変更」をクリックします。

図 WLX302のIPアドレスを変更する 4

5.IPアドレス欄の「固定のアドレスを設定する」を選択後、「192.168.100.200/24」 を入力して「設定」をクリックします。

図 WLX302のIPアドレスを変更する 5

6.IPアドレスが設定されます。

図 WLX302のIPアドレスを変更する 6

【ご注意】
本設定例は、設定の参考例を示したもので、動作を保証するものではございません。
ご利用いただく際には、十分に評価・検証を実施してください。

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