社会医療法人 母恋 日鋼記念病院

院内フリーWi-Fi導入と電子カルテ用Wi-Fiの刷新を
オール・ヤマハ製品で実現

  • ◎仮想コントローラーやLANマップなどの機能を機器本体に搭載、Wi-Fi環境を省コストで構築可能
  • ◎ルーターのVRRP機能によるWAN回線の冗長化やUTMによるセキュリティ強化を実現
  • ◎LANマップによって、誰でも簡単に約100台の無線LANアクセスポイントやスイッチ類の死活監視が可能に

導入の背景

電子カルテ用Wi-Fiが老朽化、コロナ禍でフリーWi-Fiによるリモート面会も必要に

胆振地区の基幹病院として、病床数479、外来患者数約600人/日を数える日鋼記念病院。電子カルテ専用に利用していた他社製の無線LANアクセスポイントの老朽化によりトラブルが頻発し、ネットワークの刷新が必要になっていました。一方、2020年からのコロナ禍では、新型コロナウイルス感染患者のリモート面会環境構築およびアメニティ向上策としてフリーWi-Fiの実現を迫られ、急遽コロナ病棟にフリーWi-Fi環境とタブレット端末を導入しましたが、コンシューマー向け無線LANアクセスポイントはスペック不足でエリアによって接続が不安定でした。また、リモート面会やフリーWi-Fiは他の病棟でも必要で、投書等で利用者からも強い要望があったことから、病院全体でのフリーWi-Fi整備も急務となっていました。こうした状況を踏まえ、日鋼記念病院では2021年に入り、電子カルテ用Wi-Fiの全面刷新と病院全体のフリーWi-Fi導入を決断。ICTベンダやネットワーク機器のメーカーなど複数社に相談のうえ、各社に提案を求めることにしました。

選定の理由

コントローラーや監視ツールの別途購入が不要で、他社製品に比べ省コスト

複数の提案を比較検討した結果、一部先行導入で体感していたヤマハ製品の使いやすさや信頼性、コストパフォーマンスなどが決め手となり、オール・ヤマハ製品で構成された大洲電気株式会社の提案に決まりました。仮想コントローラーやLANマップなど独自の機能を機器本体に搭載するヤマハ製品は、コントローラーや監視・管理ツールを別途導入する必要がなく、また機器自体のリーズナブルな価格設定もあり、比較検討した他メーカー製品の提案に対し、コスト優位性がありました。さらに、1990年代からの取引でファシリティを含め病院全般を熟知している担当が在籍する大洲電気に対する信頼感もあり、2021年10月の正式発注に至りました。新しいWi-Fiネットワークについては、電子カルテ用の既設インフラを活かすことでコスト削減と工期短縮を目指しました。さらにVLANで、電子カルテ用、フリーWi-Fi用、その他業務用、保守用の4種類のネットワークを仮想的に分離。ルーター(RTX1210)のVRRP機能によりWAN回線を冗長化したほか、新たにUTM(UTX200)の導入によってセキュリティ強化も果たしています。

導入後の効果

無線LAN見える化機能やLANマップを利用して、誰でも運用できる仕組みを実現

多数の同時接続が想定される外来ロビーや事務部門などに、上位モデルのWLX413を2台、加えて98台のWLX212を各棟フロアに配置することで、病棟はもちろん、ロビーなど好きな場所で来院者自身のスマホで自由にリモート面会やWebの利用ができるようになりました。ネットワーク構築の際には、「無線LAN見える化機能」を利用することで効率よく接続状況を確認。日々の運用管理では、ヤマハ独自のWeb管理機能「LANマップ」を活用し、各病棟のスイッチおよび無線LANアクセスポイントの死活を毎朝業務開始前にチェックしています。構築後の電波状況確認で利用した「無線LAN見える化ツール」を含め、“誰でも簡単に運用できる”仕組みを実現しました。

導入後の効果
導入後の効果

ユーザーの声

“誰でも簡単に運用できる”を目指す当院にフィットする製品でした

日鋼記念病院 理事 山田康弘 氏 / 課長 川口尚将 氏

ヤマハ製品については、2021年に一部でWLX212を導入しており、性能はもとより運用のしやすさについても体験していました。特に「LANマップ」や「無線LAN見える化」については、既設の製品にはWebベースでここまでできる機能はなかったので、“誰でも簡単に運用できる”ことを目指していた当院にとって大きなポイントとなりました。今回、トップの英断もあり、コロナ禍で急務となった病院全体でのフリーWi-Fi導入と、電子カルテ用Wi-Fiネットワークの刷新を一気に実施することになりましたが、結果的に工期短縮とコスト削減につながり良かったと思います。

社会医療法人 母恋 日鋼記念病院 理事 課長

導入企業様

社会医療法人 母恋 日鋼記念病院

社会医療法人 母恋 日鋼記念病院様

社会医療法人母恋の中核をなす医療機関として、内科系/外科系を含む25の診療科で質の高い医療サービスを提供。私立楽生病院として株式会社日本製鋼所内に開設(1911年)後、100年を超える歴史のなかで、災害拠点病院(1997年)、地域周産期母子医療センター(2001年)、西胆振医療圏の地域がん診療拠点病院(2007年)に指定されている。

所在地
北海道室蘭市新富町1丁目5番13号
Webサイト
社会医療法人 母恋 日鋼記念病院

販売・施工パートナー様

大洲電気株式会社

社会医療法人 母恋 日鋼記念病院

大洲電気株式会社 代表取締役 澤田博和 氏 / 技術部ネットワーク担当 大物繁弘 氏

当社は情報通信設備を専門とするトータルコンサルティング工事会社として、日鋼記念病院様のナースコールシステムや院内LAN構築などを手がけてきました。医療機関においては、リモート面会など新型コロナウイルス対策だけではなく、CS向上の観点からフリーWi-Fiを導入するケースが増えています。我々ベンダにとってヤマハのネットワーク製品は、少ない予算でフリーWi-Fiを導入したい、ネットワークに詳しい担当者がいない、といった課題をもつ医療機関に対し、最適な提案をするうえで欠かせない存在です。今後も、医療・福祉系やホテルなどに向けて、積極的に提案していきたいと思います。

所在地 札幌市中央区北2条西13丁目1-46
創立 1966年10月21日
URL  http://www.daisyu.co.jp/index.html

大洲電気株式会社 代表取締役 技術部ネットワーク担当

(2023年4月26日掲載)


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