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ヤマハネットワーク機器はオフィスや店舗など人々の働く場所で多く使われており、企業内LAN構築やインターネット/クラウド接続だけでなく、各種決済端末/監視カメラ/バーコードリーダーなどのハンディ端末などの様々なM2M通信も支えています。
Yamaha Network Organizer(YNO) や LANマップ を利用することで多地点多数台のIoT機器をネットワーク越しに簡単に管理できるだけでなく、ヤマハルーターに搭載された Luaスクリプト で接続されたIT機器との通信や挙動管理を自動化したり、PLC(programmable logic controller)などのOT機器とIT機器間の通信制御を行うことも可能です。
ヤマハルーターはLuaスクリプトでプログラムを組むことにより、メーカー各社でプロトコルの異なるOT機器からも情報を収集し、データをクラウドへ送信したり、機器の制御をすることができます。
24時間365日常時稼動でネットワークと接続するルーターがIoT機器を制御することは、安定性/コスト/通信セキュリティの様々な面で大きなメリットがあるとヤマハは考えます。
ルーターからPLCに定期的にアクセスして、PLCから情報を取り出し、サーバーやクラウドへPLC配下機器の情報を送信することができます。
ルーターのプログラムにより、PLCから情報を取得できるため、PLCが複数台あってもPLCの設定を変更する必要がありません。
こちらのデモ構成では入退室管理システムとの連携のため、入退室カードリーダーから入退室情報を受け取ったPLCがUDPで情報を投げるようにしています。
顔認証に限らず、さまざまな端末やクラウドからの情報をもとに、ネットワーク動作を変更したり、接続されたIP機器の操作が可能です。
このデモでは無線LANアクセスポイントのONをしていますが、インターネット接続のON/OFFをすることも可能です。(例えば、顔認証クラウドへの接続だけを許可しておき、認証されたら他のインターネットにも接続)
災害監視など多地点/多数台のIoT機器を管理は、Yamaha Network OrganizerとLANマップの組み合わせにより、IoT機器がネットワーク的に接続が切れた場合にアラートをあげることができ、不具合をすばやく検知できます。また、監視カメラなどのPoE受電機器が異常状態に陥った際には、遠隔からPoE給電のOFF/ONを行い、PoE受電機器を再起動させることができます。
加えて水位計などのセンサー情報や監視カメラ映像をもとにパトライトを点滅させるといったこともLuaスクリプトで可能になります。
災害監視のような人のいない環境において、センターとの通信用機器として必ず存在し、365日24時間常時稼働を前提にしたルーターがM2M/IoT機器管理とネットワーク異常の監視を行うことは、トラブル/ダウンタイムの削減と可用性向上に大きく寄与します。
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