2019年12月に文部科学省より「GIGAスクール構想」に基づき、「校内LAN整備の標準仕様」が提示されました。
この標準仕様を参考にしたネットワーク製品をご提案させて頂きます。
GIGAスクール構想とは、Society 5.0 時代に生きる子供たちの未来を見据え、児童生徒向けの1人1台学習用端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備する構想です。
文部科学省では一つのモデル例として標準仕様書も提示しており、各学校でのICT活用を想定した最適独自の仕様書作成をヤマハがお手伝いします。
無線LANアクセスポイント/スイッチングハブ/ルーターも掲載した「標準仕様対比表」はこちらからダウンロードできます。
多台数接続でも安定した通信が可能な無線LANアクセスポイント「WLX313」「WLX402」と標準仕様との対比は以下となります。
WXL313 | WLX402 | |
---|---|---|
IEEE802.11a/b/g/n/ac以上に準拠すること。 | 〇 | 〇 |
IEEE802.11iに準拠及び認証方式としてWPA2、暗号化方式としてAESに対応していること。 | 〇 | 〇 |
2.4GHz帯と5GHz帯を同時利用可能なこと。 | 〇 | 〇 |
アップリンクとして、自動検知式の10/100/1000BASE-T(RJ-45)イーサネットを有していること。 | 〇 | 〇 |
2.4GHz帯2×2MIMO、2ストリーム、5GHz帯4×4MIMO、4ストリームに対応していること。 | × | 〇 |
周辺のアクセスポイントを検出できる機能を有すること。 | 〇 | 〇 |
電源を切断してもログ情報を保持する機能を有すること。 | 〇 | 〇 |
SNTPサーバ、クライアント機能を有すること。 | △ ※1 | △ ※1 |
MACアドレスフィルタリング機能を有すること。 | 〇 | 〇 |
天井、壁、卓上設置できること。 | 〇 | 〇 |
IEEE802.1xに準拠すること。 | 〇 | 〇 |
無線LANコントローラもしくは無線アクセスポイントで管理が可能なこと。 | 〇 | 〇 |
外部の電源装置パワーインジェクターなどの柔軟な電源環境に対応できる製品であること。 | 〇 | 〇 |
SNMPv1/v2c/v3による管理機能を有すること。 | 〇 ※2 | △ ※3 |
無線LANを設置する箇所において事前に電波調査等を行うこと。 | 〇 | 〇 |
※1 クライアント機能のみ対応 ※2 2020年11月12日公開のRev.18.00.11よりSNMPv2c/v3にも対応しました。 ※3 SNMPv1のみ対応
IEEE 802.11ac Wave 2 に対応し、5GHz帯で同規格に対応した無線LAN端末と高速なデータ通信(最大伝送速度1.7Gbit/s)が可能です。安定した運用で5GHz帯と2.4GHz帯を同時に使用することができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
信号強度と接続端末数のどちらかを基準にしてアクセスポイントに接続させる機能です。
詳しくはこちらをご覧ください。
接続台数自動分散機能は、WLX313の5GHz(1)と5GHz(2)に接続される無線端末の数を均等に割り振る機能です。学校の教室や会議室など多台数の無線端末が一台のアクセスポイントに接続する環境での使用に最適です。
詳しくはこちらをご覧ください。
無線通信平滑機能 (エアタイムイコライザー) 機能は、本製品に接続している無線端末において、伝送速度の速い無線端末の通信速度が伝送速度の遅い無線端末によって遅くなることを防ぐ機能です。
詳しくはこちらをご覧ください。
5GHz帯の無線LANで気象・航空レーダー波を検出した際のチャンネル変更をすばやく行うことで安定した接続を維持する機能です。
詳しくはこちらをご覧ください。
別途外部機器を使用することなく、複数のWLXシリーズの制御・管理を行うことができる機能です。
詳しくはこちらをご覧ください。
無線LANコントローラー機能では、グループに適用する無線の構成を、任意のタイミングで切り替えることができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
収集した情報から「何が起きているか」、「何が問題か」を示すツールです。接続している端末やアクセスポイントの周りの電波環境など、無線LAN環境の状況や問題などをグラフィカルに表示し、より良い環境構築に貢献します。
詳しくはこちらをご覧ください。
アクセスポイント自身がRADIUSサーバーとなることで無線端末の認証をまとめる、クライアント証明書でより厳密な認証を行うなど、別途RADIUSサーバーを用意する必要がなくなります。
詳しくはこちらをご覧ください。
災害時統一SSID「00000JAPAN(※)」に対応し、自治体施設や学校などが防災拠点となる場合には、Web GUIの災害時モードを「ONにする」ことで一般に無線アクセスポイントを解放します。
詳しくはこちらをご覧ください。
※無線LANビジネス推進連絡会(Wi-Biz)で推進する災害時統一SSIDを利用した公衆無線LANサービス
スイッチ、無線LANアクセスポイントを設定するWebGUI「LANマップ」はLAN内のネットワーク構成をより分かり易く表示することで、ネットワーク管理者の管理、運用の負担を軽減します。
詳しくはこちらをご覧ください。
物理的な接続構成と関係なく、仮想的にLANを構成できる技術に対応しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
ポート認証機能を利用して、機器またはユーザーを認証し、不正な機器がLAN環境内にアクセスすることを防ぎます。
詳しくはこちらをご覧ください。
LANポートの監視機能とPoE(Power over Ethernet)の給電制御を使い、PoE給電機器(ネットワークカメラ、無線アクセスポイントなど)の状態を監視し、異常があった場合は給電のON/OFFで遠隔から復旧を試みるなどの制御が可能です。
詳しくはこちらをご覧ください。(設定例:PoE機器の接続ポートを監視 : SWX2310P Web GUI設定)
ヤマハネットワーク製品のSFP+スロットに装着して使用するSFP+モジュールです。10GBASE-SRに対応し、マルチモード光ファイバーケーブルを使用することで、最大300mの接続が可能となります。
詳しくはこちらをご覧ください。
ヤマハなら、ルーターからスイッチングハブ、アクセスポイントまでトータルでご提案可能です。
カテゴリー | 製品 | 数量 | 希望小売価格 | 合計 |
---|---|---|---|---|
拠点ルーター | RTX1210 | 1台 | 125,000円(税抜) | 125,000円(税抜) |
基幹スイッチ | SWX3200-28GT | 1台 | 298,000円(税抜) | 298,000円(税抜) |
フロアスイッチ | SWX2310P-28GT | 3台 | 225,000円(税抜) | 675,000円(税抜) |
10G SFP+モジュール | YSFP-10G-SR | 6個 | 78,000円(税抜) | 468,000円(税抜) |
無線LANアクセスポイント | WLX402 | 14台 | 99,800円(税抜) | 1,397,200円(税抜) | 合計 | 2,963,200円(税抜) |
※価格改定前の旧価格で算出
カテゴリー | 製品 | 数量 | 希望小売価格 | 合計 |
---|---|---|---|---|
拠点ルーター | RTX830 | 1台 | 75,000円(税抜) | 75,000円(税抜) |
基幹スイッチ | SWX3100-10G | 1台 | 74,800円(税抜) | 74,800円(税抜) |
フロアスイッチ | SWX2210P-10G | 3台 | 79,800円(税抜) | 239,400円(税抜) |
無線LANアクセスポイント | WLX313 | 14台 | 69,800円(税抜) | 977,200円(税抜) | 合計 | 1,366,400円(税抜) |
※価格改定前の旧価格で算出
ヤマハのネットワーク機器を活用した学校のICT事例を紹介させていただきます。
質の高いタブレット授業を実現する上で、安定した通信環境と堅牢な情報セキュリティは不可欠の条件です。ヤマハの文教向けネットワークソリューションは、常に安定した信頼性の高い無線LAN環境で、タブレットを活用した小中学校の授業品質を大きく向上。企業や公共団体で豊富な導入実績を誇るヤマハ製品を、ぜひ学校の教室でもご活用ください。
端末情報表示
IEEE 802.11ac Wave 2 準拠
エンタープライズ向け無線LANアクセスポイントフラッグシップ
安定した通信のための機能を強化、
トライバンド対応 無線LANアクセスポイント
IEEE 802.11ac準拠
エンタープライズ向け無線LANアクセスポイントエントリーモデル
大規模から小規模まで、ネットワーク構築に最適なL3スイッチ
中小企業のネットワーク構築に最適なL3スイッチ
全ポートから給電可能なL2 PoEスイッチ
ワイヤレス化やIoTを支える、多数のPoE受電機器を収容可能なスマートL2 PoEスイッチ
中小規模拠点向けVPNルーター
RTX1200の機能、使い勝手、ユースケースを継承しつつ、大幅にパワーアップ
大幅性能向上と新規ネットワークへの対応
小規模拠点向けギガアクセスVPNルーター
弊社ネットワーク製品のSFP+スロットに装着して使用するSFP+モジュールです。
10GBASE-SRに対応し、マルチモード光ファイバーケーブルを使用することで、最大300mの接続が可能となります。
ご相談・お問い合わせ