ヤマハのSFP/SFP＋スロット搭載のL3/L2スイッチを導入し、10G回線校内LANを構築。
「LANマップ」により、自校管理による効率的な運用を実現。

• ◎学術情報ネットワーク（SINET）経由で10G高速インターネット接続とセキュリティーを両立
• ◎校内LANは光ファイバーによる10Gネットワークを敷設
• ◎将来的なWi-Fi高速化を見据え、SFP対応のPoEスイッチを各階に設置

GIGAスクール構想の開始にともない、芝中学校・高等学校も校内ネットワーク高速化のために機材を一新。都心に立地する同校は地上8階建て、地下1階のビル型校舎であり光ファイバーでの取り回しは将来の需要増を見越した10G回線敷設において必要事項でした。

• 高性能かつ適価なSFP/SFP＋多ポートのL3スイッチとSFP収容可能なフロア用マルチギガ対応PoEスイッチ、および今後の更新時に速やかに10G環境に移行できる製品ラインナップ。
• 管理ソフトウェアや資料が日本語に完全に対応しており、メンテナンス可能な人員の幅が広がる。

フロア間を光ファイバーで敷設するのに最適な10G対応スイッチを選定したところ、L3スイッチにはSFP/SFP＋多ポート搭載のSWX3220-16TMs、フロアにはSFP＋スロット搭載で光ファイバーを終端可能なPoEスイッチSWX2310P-28GTを、価格性能比を勘案して選定。

1．各フロア間の高速アクセスを実現

芝中学校・高等学校ではネットワーク更改直後にコロナ禍に突入。急遽遠隔授業に対応しなくてはならなくなったが、学校からの各授業の配信も滞りなく実施。
現在では生徒用PC/タブレットが多数接続されているが、アクセスや通信のトラブルも無く、余裕をもったネットワーク運用ができている。

2．LANマップを利用したネットワーク可視化

SWX3220-16TMsをマネージャーとしてLANマップで末端のWLX313までを統合管理。Zabbixでも監視をしているが、ネットワーク構成の確認を教職員が素早く状況把握するためのツールとして並行してLANマップも活用している。

3．一般教員でもトラブル対応が可能な優れた操作性

日本語のGUIが分かりやすく操作性に優れているため、専門の担当者が不在の際でも、実習を済ませた一般教員でもトラブル対応にあたることができるようになっている。

ヤマハ製品はスイッチや無線LANアクセスポイントも信頼性が高く、安心して使えています

有限会社技工システム

（2024年3月6日掲載）