バックアップとは

(最終更新日: 2019/02/13)

バックアップとは?

ネットワークにおけるバックアップとは、データやシステムの予備を配置し運用すること(冗長化)で、障害が発生しても運用を継続できるようにする仕組みや機能のことをいいます。

なぜ、バックアップは必要なのでしょうか。まずは信頼性について考えてみましょう。
信頼性とは、故障せずに使い続けられる性能のことをいいます。ネットワーク機器やサービスの信頼性が低いと、たびたびネットワーク障害が起きて、インターネットや社内サーバーにアクセスできない問題が発生してしまいます。このようなことが起きないように、まず第一に信頼できるメーカーの製品やサービスを使用して信頼性を高めることが大切です。

それでも、故障や異常のリスクは消えません。ビジネスにおいて、もし故障や異常が発生してネットワークが止まったら、困る場合がほとんどでしょう。つまり、ネットワーク機器やサービスの信頼性が高いだけでは十分とはいえないのです。そこで求められる性能が可用性です。可用性とは、使いたいときにいつでも利用できる性能のことをいいます。たとえば、あらかじめデータやシステムを冗長化しておきます。そのようにすることで、故障や異常が発生した場合でも、冗長化した仕組みを使って通信を継続することができます。このように、ネットワークは信頼性や可用性を高めておく必要があります。

本稿では、ルーターやスイッチなどの通信機器、および通信経路などを冗長化して、ネットワークの可用性を高める方法をご紹介します。

通信経路については、「ルーティングとは」をご覧ください。

バックアップとは?:イメージ

インターネット回線のバックアップをしていない

バックアップとは?:イメージ

インターネット回線のバックアップをしている

バックアップを行う機能

ここでは、ルーターやファイアウォール、スイッチに、どのようなバックアップの機能があるかを紹介します。

  • 経路の冗長化
  • インターフェースの冗長化
    • インターフェースのバックアップ
      インターフェースをバックアップする方法です。LAN/PP/TUNNELやISDN、無線WANなどのインターフェースをバックアップしたい場合に利用します。
  • デフォルトゲートウェイの冗長化
    • VRRP
      デフォルトゲートウェイ(ルーター・ファイアウォールやL3スイッチ自身)をバックアップする方法です。静的経路の環境でデフォルトゲートウェイをバックアップしたい場合に利用します。
  • LAN側の冗長化
    • スタック
      スイッチ自身をバックアップする方法です。複数のスイッチを普段使いしながら、非常時にはバックアップとして利用します。
    • リンクアグリゲーション
      スイッチのポートをバックアップする方法です。複数のスイッチのポートを普段使いしながら、非常時にはバックアップとして利用します。
    • スパニングツリー
      スイッチのL2経路をバックアップする方法です。複数のスイッチをループ状に構成し、非常時にはバックアップとして利用します。

バックアップの例

ここでは、ルーターやファイアウォール、スイッチを使ったバックアップの例を紹介します。

ルーター・ファイアウォールでのバックアップ

ルーター・ファイアウォールを使ったバックアップの例を紹介します。

バックアップとは?:イメージ

インターネット回線をバックアップする

バックアップとは?:イメージ

VPNをバックアップする

バックアップとは?:イメージ

デフォルトゲートウェイをバックアップする

一般的に、以下の機能を利用して対策します。

スイッチでのバックアップ

スイッチを使ったバックアップの例を紹介します。

バックアップとは?:イメージ

スイッチ自身をバックアップする

バックアップとは?:イメージ

スイッチのポートをバックアップする

バックアップとは?:イメージ

L2経路をバックアップする

一般的に、以下の機能を利用して対策します。

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