日本本社を移転する際、業務拡大の為増床が予定されていました。連動してネットワークも拡張する必要がありましたが、機能、品質、メンテナンスしやすさの追及と共に初期投資、運用コストを抑えたいと考えました。
情報通信機器に詳しい従業員は多いのですが、社内システム、とりわけネットワークに関しては安定的に動作することが前提と考えており、専任で管理する人員のアサインはしたくないと考えています。
社内ネットワークは人員の増加や、今回のような海外拠点とのVPN接続の必要性の発生など、業務拡大に応じて変化しますが、そのたびにマニュアル片手に試行錯誤するのは人的投資の無駄と考えています。
ヤマハ製品に品質面、機能面で信頼もあり、ルーター、スイッチ、無線LANアクセスポイントなどヤマハ製品に統一して導入することで、ネットワーク全体をLANマップで見える化することができました。また初期投資、運用コストも抑えることができました。
一部のネットワークでは10年前からヤマハルーターを使用しておりました。そのころから歴代ヤマハルーターは稼動開始後リブートすることなく、稼動しております。
ヤマハのルーターは必要充分なログが取得でき、コマンドでも、GUIでも設定ができるだけではなく、インターネットで、製品名にやりたいことを添えて検索するとたくさんの設定例や技術情報が得られる点もネットワーク管理の省力化につながっています。
「プライム・ストラテジーは事業拡大により日本法人の本社を増床移転しました。社員数が年々増加する中で、上場を視野に置いた経営が求められるようになり、社内ネットワークについては運用負担を軽減しつつ、ネットワークを拡張していく必要がありました。そこで、長年使用しているヤマハのルーターをアップグレードし、スイッチと無線LANもヤマハ製品で統一することにしました。また、同時に子会社のインドネシア法人及びデータセンターとのVPN接続を行いました。ネットワーク機器をヤマハ製品で統一することで、安定したハイパフォーマンスなネットワークを統一された管理画面で管理できるようになりました。今回のネットワーク改修により、ネットワークの拡張と運用負担の軽減を両立することができました。」
(2018年02月27日掲載)
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