同社はCADや工事管理システムなどで早くからPCを業務で利用してきました。ただPCの調達を複数社から行っていたために、アンチウイルスソフトが入っていないものやアンチウイルスソフトのバージョン・パターンファイルがバラバラという状況がありました。また工事進捗書類を発注者に提出するため、現場で撮影した工事写真、その他PCで処理したものをUSBメモリで社内に持ち帰 り、社内のPC・サーバーに取込んでいました。
こういった状況からセキュリティ対策を向上かつ統一する必要性がありました。インターネット接続環境も従来はルーターのフィルタリングのみでセキュリティを担保しており、Firewall装置などの設置でよりセキュリティ向上をはかる必要性がありました。
今回、工事原価システムをリプレースするタイミングでセキュリティ対策にも取組むこととなりました。
具体的にはセキュリティ対策ソフトはサーバー型で社内PCのポリシーを統一できるトレンドマイクロのウイルスバスター™コーポレートエディションを導入。ルーターもファイアーウォールルーターヤマハSRT100を導入し、インターネット接続環境のセキュリティ対策にも取組みました。
導入ネットワーク構成
法人向けのセキュリティ対策ソフト ウイルスバスターCorp.を導入し、社内セキュリティを統一、管理サーバーで一元管理を実現
ルーター機能とファイアーウォール機能を併せ持つファイアーウォールルーターSRT100を導入し、安価にインターネット接続環境のセキュリティを向上
トレンドマイクロ製品とSRT100の組合せで提供するQAC/TMを活用し、更にポリシー違反の社内PCのインターネット接続を禁止
※ウイルスバスター Corp.はウイルスバスター コーポレートエディションの略です。
以前はウイルス対策もされていないPCに建設現場から工事写真を持込み取込んでいたため、もしウイルスに感染すると非常に深刻な問題になる可能性がありました。またインターネットのゲートウエイにもほとんどセキュリティ対策はしていませんでした。今回トレンドマイクロの法人向けサーバー・クライアント用セキュリティ対策製品を導入して、すべての社内PCに同一のセキュリティポリシーを適用し、管理できるようになりました。合わせてインターネットゲートウエイであるルーターも高機能のSRT100にリプレイスすることでルーター機能の他にファイアーウォール機能も付加することができました。更に両製品の連携機能QAC/TMを設定することで簡易検疫機能も付加でき、セキュリティ対策を一挙に高いレベルにアップグレードできています。
所在地 福島県白河市中田22番地
設立 昭和34年
資本金 3000万円
建設業許可
土木工事業、舗装工事業、 水道施設工事業、建設工事業、 とび土木工事業、造園工事業
事業概要
佐久間組様は福島県の総合建設業です。白河市を中心に県内で公共土木、公共・民間の建築など幅広く事業を展開しております。創業は昭和34年と古く、特に河川改良工事、河川環境整備工事、砂防環境整備工事、河川災害対策工事など河川工事に強みをもっており県の優良工事表彰を何度も受賞しています。
所在地 福島県郡山市喜久田町卸三丁目37-2
設立 1981年1月8日
資本金 1000万円
従業員 15名
URL http://www.csh-web.co.jp/
お客様の情報システム全体をコーディネートするSI集団であるコンピューターシステムハウス。
Cost-effective、Satisfaction、Humanskillの企業理念を社名に込め、「ユーザーイン」の発想でお客様の抱える課題をいち早く察知し、オンリーワンのオーダーメイドシステムを構築することを身上としています。今まで手がけた開発も卸小売業、建設業、製造業、サービス業、運送業など実績も多数あります。今回の佐久間組様にも地元の複数社の土木建設業から要求仕様をとりまとめて開発した工事原価管理システムを納入しています。
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