SECCONでは、2日間にわたって開催される国際的なセキュリティコンテストおよび関連イベントにおいて、会場ネットワークの安定稼働がイベントの価値そのものを左右する重要な要素となっていました。特にCTF競技では、セッションのクローズが遅い、またはクローズされない不完全な攻撃トラフィックが多く流れるため、これらを適切に処理し、安定稼働を維持できるネットワークが必要となります。そうした条件がある中、会場によっては電源容量に制限があることや、セキュリティコンテスト特有の特殊なネットワーク構成が必要となるなど、短期間で確実に構築でき、かつ高い信頼性を備えたネットワーク環境が求められていました。
運営メンバーは日頃からホームラボなどでヤマハネットワーク製品を利用しており、低消費電力で会場を選ばない点や、突然の仕様変更にも耐えうる高い信頼性、日本のネットワーク環境に最適化された設計、Web GUIを含めた運用のしやすさを高く評価。イベントという一過性の環境でも安心して利用できる点が決め手となりました。
フレッツ光回線を2回線用意し、用途別にネットワークを分離。CTF用ネットワークではACL管理の煩雑さを軽減するためL3スイッチを採用し、安定性と運用性の両立を図りました。
他社製品で構築した昨年と比べてアクセスポイントの台数を約半分に削減しながら、問題なく会場全体をカバーする安定した通信環境を実現。接続可能台数が明示されていることで事前設計の精度が向上し、構築・運用作業の効率化により、限られた人員でも短期間での対応が可能となりました。
「他社製品も利用したことがありますが、運用中のトラブルが多く、長期間安定して使うことが難しいと感じていました。ヤマハ製品は高い柔軟性を持ちながら非常に信頼性が高く、2日間にわたるセキュリティコンテストを安心して運営できています。」
今後は区間の10G化やクラウド環境への接続高速化を検討しています。また、OpenTelemetryなどを活用し、より高度な可視化・監視が行える仕組みへの期待も高まっています。
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