いがらし整形外科スパインクリニック

無線アクセスポイント導入事例

  • ◎無線LANアクセスポイントを導入し、ノートPCをカートに乗せて患者様のベッドを効率よく回れるように院内の導線を設計
  • ◎無線アクセスポイントWLX302の見える化機能により、電波環境を常時監視
  • ◎将来的な無線端末増を見据えたネットワーク設計

導入の経緯

ビル内のクリニックのため 無線LANアクセスポイント環境は必須

いがらし整形外科スパインクリニックは2014年4月に開業した、「体の痛みを和らげる治療を専門に行う整形外科」です。
クリニックは恵比寿駅前のメディカルビル4階ワンフロアで広さは117.29平米。痛みの緩和治療を専門とした整形外科のため、リハビリスペースを持たず、治療後の回復ベッドスペースと院内の導線を考慮した効率的配置とインフラ設計は必須でした。
整形外科・ペインクリニックでは治療用に複数のベッドが必要ですが、スペース効率と導線設計を考えると、ベッド毎にPCやモニターを配置したりベッド周りにケーブルを這わせることは現実的ではありませんでした。院長の五十嵐氏は開業前から最小限のスタッフ数、最小PC台数での運用を実現するためには、無線LANアクセスポイントの導入は必須と考えていたため、無線LANアクセスポイント環境下で使用できる電子カルテや診療予約システムの導入と高セキュリティネットワーク構築を前提とし、マクロスジャパン社の電子カルテを導入するとともにネットワーク構築も同社に依頼。有線と無線を組み合わせたネットワーク環境を構築し、効率的な導線設計によるスペースの有効活用を実現しました。

いがらし整形外科スパインクリニック院長 五十嵐 環氏

いがらし整形外科スパインクリニック院長
五十嵐 環氏

導入後の効果

Point1 カートにノートPCを載せてケーブルレスでベッド間を看護師が移動

電子カルテを搭載したノートPCを医療器具などを入れたキャスターつきのカートに載せ、看護師が患者様の治療中のベッドを移動して診察できるようにしました。
ベッド周りには電子機器類のケーブルを排除し、スムースに移動できるようにするとともに、画像データ・検査データなどもその場で閲覧・入力できるようにしています。

無線LANアクセスポイントのおかげでケーブルレスになりベッド間の移動が可能に

Point2 WLX302の「見える化」機能を使って電波状況を監視

同クリニックは恵比寿駅前のビル4階にあり、周囲Wi-Fiを導入した店舗も多く、また上下の階もオフィスや店舗が入り無線を利用する可能性も高いため、無線LANアクセスポイントを導入するにあたり、電波の「見える化」機能を搭載したWLX302を選定しました。またネットワーク全体の保守をを委託するとともに、保守業者であるマクロスジャパン社がネットワーク越しに遠隔監視/保守が出来るようにネットワーク監視用のNVR500を導入しました。万が一ネットワークにトラブルが発生したり、周囲の電波環境が変化して院内の無線接続に不具合が発生した場合でも、マクロスジャパン社が遠隔からWLX302の「見える化」画面を通じて無線状況を把握し素早く対応できるような体制を構築しています。

Point3 レセプトオンライン請求、電子カルテ、PACS、検査システムを1台のルーターに集約、回線は2系統用意し電子カルテシステムからインターネット閲覧も可能に

院内LANを適切に設計することでレセプトオンライン請求、電子カルテ、PACS、検査システムを1台のルーターに集約しました。
フレッツ光は2回線契約して、レセプト用とインターネット用に分離しています。
ネットワーク設計に加えて、電子カルテ用のPCのセキュリティ設定をしっかり行うことで、電子カルテ用のPCでインターネット閲覧もできるようにしています。

ネットワーク機器配置図

ネットワーク機器配置図

将来の展望

タブレット機器の導入や検査機器のケーブルレス化

同クリニックでは将来的にはタブレットを利用して、診察室/治療ベッド/待合などの様々な場所で患者様にレントゲン/PACS画像を閲覧や説明できるようにしたり、問診に活用するといったことも視野にいれており、そうした観点からも5GHz帯だけでも50台同時接続できる無線LANアクセスポイントWLX302を導入しています。現在は導入しているWLX302は治療室側に1台のみですが、将来的には待合側にも追加導入を検討しています。但し現在はWLX302×1台でも10m弱離れた扉の向こうの待合にあるWi-Fiミュージックシステムまで音切れの問題なく繋がっているおり、また接続端末も医療機器を含めても20台を超えることは考えにくいため、治療室側の1台でも十分でWLX302の追加導入無しでもいけそうなのは嬉しい誤算であるとのことです。

導入医院様

いがらし整形外科スパインクリニック

いがらし整形外科スパインクリニック

場所 東京都渋谷区恵比寿1-9-4 メディカル恵比寿ビル4F
開院 2014年4月
URL  http://www.igarashi-spine.com/

いがらし整形外科スパインクリニック外観

販売パートナー様

株式会社マクロスジャパン

本社 東京都中央区日本橋富沢町10-16
設立 1992年7月
URL  http://www.macros.co.jp/

弊社は医療機関向けの電子カルテや診療予約システムの開発販売から、医療機関のLANやネットワーク設計、サポート保守まで含めた、医療機関向けの総合ITサービスの提供を行っております。
ルーターについては十数年来ヤマハ製品を使用してきておりますが、これまで故障やトラブルはほとんど経験しておりません。
無線アクセスポイントについては従来は他社製品を利用していましたが、WLX302を検証したところ基本性能に加え「見える化」機能があるため新規の案件では無線アクセスポイントもWLX302に切り替えています。
いがらし整形外科様のように院内ネットワークの保守まで請け負う場合においては、インターネット越しに無線の状況まで可視化できるWLX302の「見える化」機能は重要です。
これまでのところ実際に利用するという事態に陥ったこと自体がありませんが、定期保守作業で行うWLX302の「見える化」機能は、ネットワークトラブル時のいざというときに素早くサポートできるという安心感につながり、構築業者にとってもお客様にとっても非常にありがたい機能です。

株式会社マクロスジャパン 代表取締役社長 河本 英樹氏

株式会社マクロスジャパン
代表取締役社長
河本 英樹氏

(2015年5月12日掲載)