(掲載日:2023年10月25日)
#無線LANアクセスポイント
2021年に総務省から「地方自治体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」にてLGWAN「総合行政ネットワーク(Local Government Wide Area Network)」への無線LAN導入の指針が提示され、昨今ではLGWAN接続系でも無線LANを活用する自治体も増えてきました。
総務省から提示されたガイドラインでは、「WPA2/WPA3エンタープライズ」「IEEE 802.1X認証」「無線端末間の通信禁止設定」などのセキュリティ要件を満たすことが求められていますが、ヤマハ無線LANアクセスポイントWLXシリーズは単体ですべての要件を満たすことができます。加えてコントローラー機能もクラウド上にではなく、同一L2ネットワーク内に構築されますので、庁外にサーバーを設置する際に求められる各種手続きも不要です。
またヤマハWLXシリーズは機器本体にRADIUSサーバーを内蔵しております。認証サーバー、自己署名証明書発行を含む認証局機能を搭載していますので、機器単体でクライアト証明書を用いて、IEEE 802.1Xによる端末認証が可能、ネットワークへの不正端末の侵入を防止できます。
加えてWLXシリーズは仮想コントローラーを同一L2ネットワーク内に構築します。
「仮想コントローラー」はAPと同一のL2ネットワーク内に構築されます。セキュリティガイドラインでは「庁外にサーバーを設置する」際にはCISOの承認を得るのを義務付けられておりますので、無線APのコントローラー機能がクラウド上にではなく、同一セグメント内に構築されるのもガイドライン順守の面からも大きなメリットになります。
ヤマハ無線LANアクセスポイントであれば「認証サーバー」も「無線コントローラー」も追加設置することなく、最安値の「WLX212 29,800円」を1台購入いただくだけで、総務省のセキュリティガイドラインに沿ったLGWANのWi-Fi化ができるということになります。
先日幕張メッセで開催されました地方自治情報化推進フェアに販売店様ブース内にて出展しました際にご紹介したところ、「知らなかった!」という声が多数でしたので改めて紹介させていただきます。公開している導入事例はありませんが、実事例も多数ございますので、安心して提案/検討いただければと思います。
ご相談・お問い合わせ