NVR700W NTTドコモ網におけるNVR700W 内蔵無線WAN通信障害のご案内

弊社製LTEアクセスVoIPルーター「NVR700W」でNTTドコモ網において下記の通りの通信障害が発生することが判明しました。
現時点では根本修正の目途は立っておらず、下記の通りの対策(ワークアラウンド)を実施いただけますようお願いします。また新規ご購入の際にはご注意いただけますようお願いします。

対象製品

LTEアクセスVoIPルーター「NVR700W」

品名：	LTEアクセスVoIPルーター
機種名：	NVR700W
対象台数：	全数

不具合による症状

NVR700Wで内蔵無線WAN接続をしていると、普段電波受信レベルが良好な状態であるにも関わらず突然LTE基地局との間で通信障害が発生することがあります。その状態になると電波受信レベルが「０」または「No service」になり、内蔵無線WAN接続を経由する通信ができなくなります。
現時点において、当事象はNTTドコモとの接続時のみ発生しています。
設置場所の見直しなどで電波環境の改善を図っても通信障害が解消されない場合は今回の問題に該当している可能性があります。

不具合への対策方法(ワークアラウンド)

NVR700Wから外部ネットワークに対してpingによるキープアライブの設定を追加することで障害発生を防止できます。

・config

ip keepalive N icmp-echo 1 3 pdp wan1 (N＝任意、送信間隔＝1 および宛先＝pdp wan1 は暫定）

不具合の原因

キャリア網の5G SA対応に伴うLTE基地局の仕様変更に、NVR700Wの内蔵無線WANモジュールが追随できていないことが影響していると推察しております（継続調査中）。

お問い合わせ

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