ギガアクセスVPNルーター
大幅性能向上と新規ネットワークへの対応
小規模拠点向けギガアクセスVPNルーター
『RTX830』では、従来モデル「RTX810」に比べ、以下の点で性能向上をしています。
RTX810 | RTX830 | |
---|---|---|
スループット | 1Gbit/s | 2Gbit/s |
VPN対地数 | 6 | 20 |
VPNスループット | 200Mbit/s | 1Gbit/s |
NATセッション数 | 10,000 | 65,534 |
最大消費電力 | 11W | 11W |
VPN対地数性能を向上したことで、これまで構成されていた拠点間VPNに加え、クラウドサービスへのVPN接続や、外出先からのリモートアクセスVPNなど、幅広くVPN構成を拡張することが可能になります。また昨今、インターネットへのアクセス増により、従来モデルのNATセッション数では性能不足となる場合が増えていますが、NATセッション数の向上により、外部サービスの利用にストレスの無い運用が可能です。『RTX830』では、これら性能面の向上を実現しながらも、全体の低消費電力化を図り、最大消費電力は「RTX810」と同等数値を実現していることも、大きな特徴です。また、『RTX830』では、従来モデル「RTX810」と以下の点で互換性を確保しています。
RTX810 | RTX830 | |
---|---|---|
外形寸法 | 42.6 x 220 x 160 | 43.5 x 220 x 160 |
LAN/WAN | 4port/1port | 4port/1port |
設定ファイル | 互換 |
筐体サイズや接続ポートの互換性に加え、「RTX810」で利用していた設定を、『RTX830』でもそのまま利用することが可能です。機器入れ替え時も、設置場所の変更や設定の再作成などの手間は不要です。
『RTX830』では、以下の機能実装により、旧来からの拠点間通信やLAN管理の利便性をさらに向上させています。
マルチポイントトンネル機能は、物理的な複数拠点へのVPN (Virtual Private Network) 接続を、ひとつのVPN設定のみで実現する機能です。『RTX830』ではこのマルチポイントトンネルの拠点側機能に対応しています。これにより、拠点の増設・移設などVPN環境に変化があった場合の設定変更作業の手間を軽減できます。
『RTX830』では、上位モデル「RTX1210」で好評をいただいている「LANマップ」機能を採用しています。LANの状態を可視化し、制御するGUI機能によって、ネットワークの接続状態を一目で把握できるため、迅速なトラブルの発見・解決が可能です。
旧来のシリアルポートに加え、USBmini型のシリアル接続が可能です。 PCへの接続に際し、別途USBシリアル変換ケーブルを用意する必要はありません。
クラウドサービス元から入手したIDや認証パスワードの入力さえ行えば、接続設定が自動生成され、ルーターに反映されます。クラウドサービスへの接続設定にかかる手間が大幅に軽減されます。
クラウド型ネットワーク統合管理サービス「Yamaha Network Organizer(YNO)」により遠隔管理することができます。YNOを利用すれば、ネットワークの設置・変更に際し、個々の『RTX830』へログインする必要は無くなります。YNOですべてのネットワークを一元的に管理することができます。また、クラウドサービスやインターネット上のWebサービスの業務利用の増加に伴い、運用中にネットワーク設定の変更が必要になった場合でも、柔軟な対応が可能です。YNOとの連携で、このように”動くネットワーク”の管理をサポートします。
個々の拠点端末へ個別にログインすることなく、YNOの画面上ですべてのネットワーク機器のGUI画面操作が可能です。
今後、設置する拠点端末の設定を、事前にYNOへ保存しておくことができるようになります。拠点端末の設置作業は、インターネットへの接続設定とプレースIDの入力だけとなり、スピーディーな拠点展開が可能です。
『RTX830』は、『アプリケーション制御(DPI)』に対応しています。『アプリケーション制御(DPI)』は、DPI(Deep Packet Inspection)の技術を利用して、通信トラフィックをアプリケーションごとに識別し、識別したアプリケーションごとにルーティング、QoS、フィルタリング処理を可能にします。ヤマハルーター用の拡張機能としてライセンス提供します。近年、クラウドを利用する企業が増えているなか、拠点から直接クラウドにアクセスでき、拠点から本社やセンター拠点への通信量の増大を回避する「インターネットブレイクアウト」を実現します。
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