スマートL2スイッチ
ネットワークの信頼性を高め、保守・管理負担を低減するスマートL2スイッチ。
【LANポート数:24】
SWX設定ツール
『SWX2200シリーズ』の設定や状態をパソコンから直接変更・確認できるソフトウェアがダウンロードできます。
GUIマニュアル
ルーターのGUIから『SWX2200シリーズ』の管理・設定方法について紹介しています。
『SWX2200シリーズ』はスイッチ制御機能を搭載したヤマハルーター/ファイアウォールのGUIを通じて効率的なネットワーク管理を実現できます。ネットワーク上の『SWX2200シリーズ』の接続構成や各ポートの状態(リンク速度や通信量など)をアイコンなどでわかりやすく表示してネットワークの状態を確認できるだけでなく、GUI画面上から直接『SWX2200シリーズ』の設定変更することも可能です。
SWX2200は対応ルーター/ファイアウォールとイーサネットケーブルで接続するだけで、対応ルーター/ファイアウォール側のWeb GUI画面やコマンドから各ポートの状態確認やVLANなどの設定ができます。さらに、ルーター/ファイアウォールのSNMP機能やLuaスクリプト機能を利用したSWX2200の監視や動的制御も可能です。つまり、対応ルーター/ファイアウォールとの一体運用により、SWX2200の設定・監視・制御をまとめて行うことができ、効率的なネットワーク管理を実現できます。
遠隔拠点の対応ルーターにアクセスできる環境であれば、遠隔拠点にあるSWX2200の状態を確認したり設定を変更することが簡単にできます。ネットワーク管理者が不在の拠点であっても、遠隔拠点にいる管理者がスイッチポート単位での管理や監視が可能です。拠点からネットワークトラブルの連絡が入った際、管理者は原因を切り分けて調査するなど、トラブルに対処できます。
SWX2200は対応ルーターと連携して、ルーターとスイッチを含めたネットワーク構成やポート状態をルーターのWeb GUI上に表示。ルーター直下の SWX2200のみではなく、その下に接続されたSWX2200のポートのリンク状態・接続速度まで表示します。ルーターのWeb GUIから、各スイッチポートの個別設定やルーターとスイッチ双方を含むVLAN設定も一括で行えます。
ルーターとスイッチの接続状態の表示
ルーターとSWX2200のトポロジー、接続ポートのリンク状態を確認できます。
GUIマニュアル:接続ポートの表示
動画:トポロジーを表示する
ルーターのWeb GUIからルーター/SWX2200のトポロジー、接続ポートのリンク状態を確認できます。
ポートの接続状態表示
「詳細表示」を選択すると全ポートのリンク状態を色別で表示。
SWX2200本体にカーソルをあわせると、MACアドレスなどの機器情報が表示され、ポートにあわせると当該ポートの詳細情報が表示されます。
ポートごとの詳細情報表示 / 個別設定
SWX2200のポートにカーソルをあわせると、リンク状態などのポート情報を表示。
ダブルクリックすると設定画面が表示されます。(画像は設定画面)
GUIマニュアル:ポート情報の表示
GUIマニュアル:SWX2200のポートの設定画面を表示する
タグVLANを設定すると、当該タグVLANに参加しているSWX2200が青枠で囲まれて表示されます。(未設定時は、青枠が表示されません)
「詳細表示」を選択するとタグVLANにタグ無し参加しているポートを青で(タグ付きは緑、不参加は黒)表示。ポートをクリックして「設定」ボタンを押し、タグVLANへの参加/不参加を変更できます。
GUIマニュアル:設定したタグVLANの表示を切り替える
GUIマニュアル:SWX2200設定ページのメニューから設定する
動画:タグVLANを設定する
マルチプルVLANは個別のSWX2200ごとに設定。グループ番号の選択後、登録または削除したいポートをクリックして「設定」ボタンを押し参加/不参加を変更できます。
GUIマニュアル:SWX2200設定ページのメニューから設定する
動画:マルチプルVLANを設定する
ネットワーク内のホスト(PC/端末)が接続しているポートをMACアドレス・IPアドレス・ホスト名※から検索できます。ウイルス感染・ファイル共有ソフトの不正利用・動画閲覧による帯域圧迫などの問題が発生した際にMACアドレス・IPアドレス・ホスト名※のいずれかが分れば接続ポートを特定できるため、ポートシャットダウンやユーザーへの注意などの対策がすぐに取れます。
※対応ルーターのDHCPサーバー機能利用時
■挙動不審な通信をしているPCを特定
ウィルス感染、ファイル共有ソフトの利用
NATテーブルの大量消費、トラフィックやセッションの急増
特定ポートへのアクセス集中
■ネットワーク運用ルールに反する機器や利用者を特定
動画の閲覧
持ち込みPC/機器の接続、DHCP運用に反した固定IPアドレスの利用
GUIマニュアル:ホストを検索する
対応ルーターのWeb GUI・コマンドを利用した管理に加えて、ルーターに搭載されているSNMPを利用してSWX2200を管理することも可能。汎用のSNMPマネージャーからルーターを監視することで、ルーター配下のSWX2200のポートの状態(リンク状態、通信量カウンタ)を取得することはもちろん、変化に応じたトラップ(SWX2200の認識、リンクアップ・ダウン、ループ検出、ファン異常)も受けられます。
技術情報:SNMP
技術情報:ルーター経由のSNMPでスイッチの状態を取得する方法
GUIマニュアル:SNMP機能を使用する
ルーターのLuaスクリプト機能を活用することで、個別環境にカスタマイズしたネットワーク管理が可能です。例えばポートのリンクダウンが発生した際に管理者にメールで通知するといったことから、Web認証・Winny/Share監視制御・ブロードストーム抑制・冗長化などの機能まで、Luaスクリプト機能を利用して従来のスマートL2スイッチで行えなかった多彩な管理を実現できます。
技術情報:Luaスクリプト機能
* Web認証
「小規模事業所でもネットワークに接続する端末を管理してセキュリティを高める」
* ブロードキャストストーム抑制
「ブロードキャストストームが発生してもトラフィックを絞り、他の通信への影響を与えない」
* トラフィック監視制御
「特定ユーザが大量のトラフィックで帯域を圧迫しても、ネットワークの利用を制限して、他の通信への影響をなくす」
* Winny/Share監視制御
「特定ユーザがWinnyやShareを利用した場合、そのホストを検出して通信を禁止」
* 経路冗長化
「不用意にケーブルが抜かれて経路がダウンしても、バックアップのケーブルで通信を継続」
ループ検出機能を搭載しており、ループ発生時には、ループが発生したポートをシャットダウンすることでネットワーク全体の通信停止を防ぎます。また、Luaスクリプトを使用すれば、ブロードキャスト/マルチキャストの転送レートを抑え、他の通信へストームの影響を少なくする仕組みも構築可能です。
SWX2200のループ検出機能が、ループ状態を検出し自動的にループが発生したポートをシャットダウンすることでネットワーク全体の通信停止を防ぎます。
GUIマニュアル:ループ検出機能を設定する
※この機能はLuaスクリプトによる設定が必要です。
Luaスクリプトを使用して、ケーブル障害などに備えた冗長化構成も構築できます。スイッチ単体では対応していない機能もLuaスクリプトを利用することで、上位機種相当の様々な設定を行うことができます。
対応ルーター無しでもポート設定・表示、VLAN・ループ検出、等の機能をPCから設定ができる、PCアプリケーションをホームページからダウンロードできます。対応ルーター導入前でもSWX2200を設定・利用することが可能です。
※対応OSはWindows7のみになります。
アプリケーションダウンロード
http://network.yamaha.com/support/download/utility/
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