スタンダードL3スイッチ
大規模から小規模まで、ネットワーク構築に最適なL3スイッチ
ヤマハスイッチ製品技術情報サイトヤマハのネットワーク機器では初めてスタック機能を搭載しました。大規模ネットワークの構築の際、ネットワークの障害対策を目的として、経路だけでない機器の冗長化の手段として機能します。また、一般的なVRRPを用いる方法と比べて、待機スイッチが不要となるため、スイッチの利用効率を高めることができます。さらに、1台のスイッチのポート数では足りない場合に、仮想的に複数台のスイッチを1台のスイッチであるように動作させることで、ポートを容易に増設することが可能です。
※スタック機能を使用する場合には、別売りのダイレクトアタッチケーブル『YDAC-10G-1M』『YDAC-10G-3M』を使用してください。
より強固なセキュリティーが必要なネットワークに対応するため、インテリジェントL2スイッチ「SWX2300シリーズ」で採用したMACアドレス認証およびIEEE 802.1X認証に加え、新たにWeb認証に対応します。また、新たに認証機能の併用に対応し、1台のスイッチで複数の認証機能が使用可能です。さらに、MACアドレスをベースとした通信許可端末の制限を行うポートセキュリティー機能を搭載しており、通信を許可する端末をあらかじめ登録しておくことで、不正なアクセスがあった場合にパケット破棄やポートをシャットダウンさせることができます。
WebGUIによる可視化機能「LANマップ」を搭載しており、コマンド入力による設定ではなく、グラフィカルな画面でスイッチの設定が可能です。「LANマップ」では、スイッチとは別に監視装置を用意する必要がなく、スイッチ単体でループや端末の異常状態などを確認することが可能です。コマンドによる設定は、業界標準のコマンド体系となっており、設定に際して、新たな学習は不要です。また、SNMPやRMONなどにも対応しているため、従来からの機器や設備でネットワーク監視を行うこともできます。さらに、当社スイッチ製品としてはmicroSDカードスロットを初めて搭載しました。内部に蓄積したデータのバックアップやファームウェアの起動・更新手段として、microSDカードが使用可能です。
監視方法の組み合わせ(PING疎通確認、LLDP定期通信、受信スループット)による、高精度な端末の死活監視が可能です。異常検出時の動作(メール通知、SNMP/L2MSトラップ通知)も選択可能です。
CPUやメモリーの使用量、トラフィック量を定常的に観測。
大規模ネットワークの保守運用業務の負担となっている、機器の稼働状況や通信状況の把握を容易にします。また、期間(時間/日/週/月)ごとの変動データを1年分蓄積します。蓄積データやライブデータはダッシュボード画面で確認できます。蓄積データはmicroSDカードへのバックアップやPCへの保存も可能です。短期的な通信状況の把握や、長期的な需要予測、将来の設備設計に活用できます。
※データの蓄積にはmicroSDカードが必要です。
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