無線LANアクセスポイント
Wi-Fi 6 対応・トライバンド 最大端末数500台の安定接続が可能
クラウド型管理対応無線LANアクセスポイントのハイエンドモデル
『WLX413』は、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応し、5GHz帯2つ、2.4GHz帯1つのトライバンドをサポートします。トライバンドによる機器全体のスループットは、最大5.9Gbps(2.4GHz帯:1147Mbps, 5GHz帯:2402Mbps x 2)を実現します。また、そのスループットを余すことなく使うために、10Gbpsの有線LANインタフェースを備えています。
『WLX413』はWi-Fi 6の高速通信や新技術であるOFDMA、4本の内蔵アンテナによるMU-MIMOで、機器全体で最大500台(2,4GHz帯:100台, 5GHz帯:200台 x 2)の多数端末の同時接続を可能にしました。最新のWi-Fiセキュリティ規格である「WPA3」、最大4,000件が登録可能なRADIUSサーバーの搭載によりセキュリティも強化できます。また、クラスター管理機能により、1台のリーダーAPで最大127台のフォロワーAP(WLX413, WLX212)*を管理できます。
※管理できるフォロワーAP(WLX413, WLX222, WLX212)の台数には条件があります。
詳細は技術資料ページをご確認ください。
『WLX413』は異なる特性を持つ2つの5GHz帯アンテナを搭載し、本機においても無線エリアの有効範囲の拡大が可能です。また、2つの5GHz帯の1つでWDSブリッジ機能を使用することで、建屋間の高速無線中継が実現できます。推奨する屋外アンテナを利用すれば本体設置の場所によらない良好な電波環境での通信が可能になります。
一般的な5GHz帯の無線LANアクセスポイントは、気象・航空レーダー波を検出すると、DFS(Dynamic Frequency Selection)機能により、最大60秒間通信が切断されるのに対し、『WLX413』は2つの5GHz帯の搭載により、航空・気象レーダー波を検出した際も別の5Gz帯に切り替えて、60秒間の通信切断を防ぎ、途切れのない通信を実現する「Fast DFS」を搭載しています。
『WLX413』は、クラウド型管理サービス「YNO」に対応し、ネットワーク上にある『WLX413』「WLX222」「WLX212」の設定や監視、ファームウェアアップグレード、接続端末の監視など、遠隔からの一括管理を実現しています。最大1年間無料で使える「YNO」のライセンスが付属しているので、誰もが「YNO」を利用可能です*。
※YNOライセンスを購入すると、2年目以降も「YNO」を継続して利用できます。また、初年度より複数年度のライセンス購入も可能です。「YNO」で管理する無線LANアクセスポイントは、1台につき1ライセンスが必要です。
『WLX413』はオンプレミスでの管理についても、『WLX212』から新たに搭載された「クラスター管理機能」に対応し、別途コントローラー専用機を用意する必要なく複数台の『WLX413』「WLX222」「WLX212」を一括管理できるなど、従来機種から管理方法を刷新しました。「クラスター管理機能」は、LANに接続して電源を入れるだけで設定が完了する「ゼロコンフィグ機能」に対応しているので、クラウド管理やオンプレミス管理に関わらず、本機の追加や交換が簡単に行えます。
※従来機種に搭載されている「無線LANコントローラー機能」との互換性はありません。
「クラスター管理機能」で管理可能な機種は『WLX413』「WLX222」「WLX212」のみとなります。
詳しくは技術資料ページをご確認ください。
『WLX413』は、無線環境を学習し最適化することでトラブルを未然に防ぐ「Radio Optimization機能(以下、RO機能)」(特許出願済み)を搭載しています。
RO機能は、無線LANアクセスポイント本体が周辺の無線環境をモニタリングしながら、ネットワーク管理者が想定する無線LANの利用イメージに近づくように、設定を無線環境に合わせて動的に変更し最適化する機能です。設定の最適化においては、当社がこれまでのお客様サポート業務で蓄積したトラブルシュートノウハウを判断基準の一部として利用しています。
近年、業務における無線LAN環境の拡大とともに、「通信が途切れる」や「通信が遅い」などのトラブルも増加しています。従来、このようなトラブルを解消するためには、高度な専門知識を持つネットワークエンジニアが必要とされ、対応にも多くの時間を費やしていました。RO機能を使用すれば、トラブルを未然に防ぎながら、高品質な無線LAN環境を構築・保持することが可能です。また、トラブル解消時に高度な専門知識を必要としないため、無線LANの運用管理にかかる人的・時間的コストの削減にもつながります。
詳細な仕様については技術資料をご参考ください。
『WLX413』は動作環境50℃に対応しており、50℃高温動作時も通信速度等の性能が低下しません。学校や店舗、工場などの高温になりやすい場所でもフル性能でお使いいただけます。設置面積も従来モデル「WLX402」に対して16%削減しました。また、付属のマウント金具は、壁や天井への設置だけでなく、スタンド(同梱)を取付ければ卓上にも置くことができます。さらに、外部アンテナ端子に指定のアンテナを接続すれば、本体設置が困難な場所や環境にも無線LANを提供することができます。
WLXシリーズを安心してお使いいただけるよう、Wi-Fi 6対応モデル(「WLX413」「WLX222」)の配下に無線端末を50台接続し、Zoomで同時接続する検証を行った内容について動画でご説明しています。設置環境により最適な設置方法は異なります。事前検証の目安としてご活用ください。
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