電話番号ルーティング機能とは?
電話番号ルーティング機能って何ですか。
次の3つの機能の総称です。
発信経路自動判別機能
- VoIP電話(IP電話サービス)を利用する場合に、IP電話サービスで接続可能な番号か否かをルータが自動判別して、VoIP発信か公衆回線(ISDN)発信かを切り替えて発信する機能です。
- 例えば1XY、0AB0など、IP電話サービスで提供されていない番号は最初から公衆回線経由で発信し、それ以外はIP電話サービス経由でVoIP発信する、などをルータに判別させることができます。
- これによって、ユーザはIP電話サービスでサービスされている番号か否かを意識することなくダイヤル、発信することができます。
自動迂回発信機能
- VoIP電話(IP電話サービス)を利用する場合に、一時的にIP電話サービスを利用できない状態をルータが自動判別して、公衆回線(ISDN)へ迂回して発信する機能です。
- 例えば、IP電話サーバがメンテナンス中でアクセス不能な状態のときに、公衆回線経由の発信に迂回させることができます。
- これによって、ユーザは一時的にIP電話サービスに障害が起きている場合でも、同じダイヤル操作で発信することができます。
(IP電話サーバが無応答の場合は、自動迂回の開始まで少々間が空きます。)
市外局番付与発信機能
- 市外局番なしのダイヤル番号に、市外局番をルータが自動的に付与して発信する機能です。
- 例えば2~9から始まる市内局番に、あらかじめ設定しておいた市外局番をダイヤル番号の頭に付与してルータにVoIP発信させることができます。
設定方法はこちら:
かんたん設定ページを使う(NVR500を利用)
対応機種
NVR500 , RT58i , RTV700(Rev8.00.56以降) , RT57i(Rev8.00.57以降)