受信スループットによる死活監視でPoE受電機器の異常を検出する

管理番号:YMHSW-16167 
(最終更新日: 2023/12/18)

設定概要

スイッチに接続しているネットワークカメラに給電をしながら、死活監視をする設定例です。

本設定例では、受信スループットによる死活監視をします。
監視ポートで異常を検出した場合、PoE給電を一時停止して、ネットワークカメラを再起動させます。ネットワークカメラの状態変化(停止/復旧)は、管理者にメールで通知します。

図 構成図
図 構成図

本設定例では、以下の構成で説明します。

  • ポート1:ルーターと接続
  • ポート2:ネットワークカメラを接続(PoE給電)、ポートを監視

対応機種

10ギガビット/マルチギガビットスイッチ ギガビットスイッチ
インテリジェントL2スイッチ SWX2322P SWX2310P

技術情報

10ギガビット/マルチギガビットスイッチ ギガビットスイッチ
端末監視 SWX2322P SWX2310P
メール通知 SWX2322P SWX2310P

スイッチの設定例

※ 本設定例は、コマンドによる設定はできません。

Web GUI設定

設定の概要

以下の手順で設定を行います。

  • 端末監視:監視対象と監視方法を設定します。
  • メール通知:宛先のメールサーバー(SMTPサーバー)、メール通知に関するを設定します。

端末監視

1. スイッチの設定画面を開きます。

図 説明画像

2.「管理」をクリックします。

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3.「端末監視」をクリックします。

図 説明画像

4.「新規」をクリックします。

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5.「フレーム受信量監視」を選択して、「選択」をクリックします。

図 説明画像

6. 端末を監視するポートにチェックを入れて、「確定」をクリックします。

図 説明画像

7.「監視端末の設定」の各項目を入力して、「確認」をクリックします

機器名 任意の文字列
監視開始帯域値 フレーム受信量監視を開始する帯域値を「1 - 1000000000」で指定
ダウン検出帯域値 監視端末がダウンと判定する帯域値を「0 - 999999999」で指定
状態変化を検出した時の動作 PoE給電一時停止による端末再起動(ダウン検出時のみ)にチェック
メール通知 にチェック
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8. 設定内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 説明画像

9. 端末監視の設定が完了しました。

図 説明画像

メール通知

1.「メール通知」をクリックします。

図 説明画像

2.「登録されているメールサーバーの一覧」の「新規」をクリックします。

図 説明画像

3.「メールサーバーの設定」の各項目を入力して、「確認」をクリックします。

アカウント識別名 任意の文字列
SMTPサーバーアドレス SMTP サーバーのIPアドレス
SMTP認証 認証しない
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4. 設定内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 説明画像

5. メールサーバーの設定が完了しました。「メール通知の設定一覧」の「新規」をクリックします。

図 説明画像

6.「メール通知の設定」の各項目を入力して、「確認」をクリックします。

送信元(From) > SMTPサーバー メールを送信するときに使用するSMTPサーバー
送信元(From) > メールアドレス 送信元のメールアドレス
宛先(To) > メールアドレス 宛先のメールアドレス
通知内容 端末監視の状態通知
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7. 設定内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 説明画像

8. メール通知の設定が完了しました。

図 説明画像

設定の確認

[ダッシュボード] - [ガジェット] で 以下を選択すると、接続状態が確認できます。

  • 端末監視
図 説明画像

※上記操作による設定(Config)を取り出すことができます。
 (接続ポートの監視に関しての設定は、一部だけ確認できます。)

※管理パスワードの変更方法は、管理パスワードの変更(スイッチ)をご覧ください。


【ご注意】
本設定例は、設定の参考例を示したもので、動作を保証するものではございません。
ご利用いただく際には、十分に評価・検証を実施してください。

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