YNOで既存のグループに機器を追加する

管理番号:YMHAP-21647

本設定例では、無線LANアクセスポイントをルーター経由でインターネットに接続し、Yamaha Network Organizer(YNO)で管理します。

無線LANアクセスポイントの対応機種は、WLX413WLX212です。

ルーターの対応機種は、RTX5000RTX3500RTX1220RTX1210RTX830NVR700WNVR510NVR500です。

図 YNOで既存のグループに機器を追加する 構成図

本設定例は、YNOに登録済みのグループに機器(以降、無線LANアクセスポイント) を追加する手順をご紹介します。

グループに無線LANアクセスポイントを追加するパターンとして、以下があります。
 ・拠点に無線LANアクセスポイントを追加する
 ・拠点(ルーターと無線LANアクセスポイント) を追加する
どちらの場合も、無線LANアクセスポイントを追加する手順は同じです。
ただし、拠点を追加する場合は、先に、無縁LANアクセスポイントをインターネットに接続するための、ルーターの設定が必要です。本ページには、ルーターBの設定例も掲載します。

対応機種のうち、設定例を掲載している機種は、以下のとおりです。

機種 掲載内容 備考
ルーターB RTX5000 RTX3500 RTX1220 RTX1210 RTX830 NVR700W NVR510 NVR500 コマンド設定例  
無線LANアクセスポイント WLX413 WLX212 Web GUI設定例 YNOを利用

ルーターBの設定例

インターネット接続設定

※ネットワーク機器を安全にお使いいただくために、管理パスワードの変更を奨励します。

ゲートウェイの設定 ip route default gateway pp 1
LANインターフェースの設定
(LAN1ポートを使用)
ip lan1 address 192.168.100.1/24
WANインターフェースの設定
(LAN2ポートを使用)
pp select 1
pp always-on on
pppoe use lan2
pp auth accept pap chap
pp auth myname (ISPへ接続するID) (ISPへ接続するパスワード)
ppp lcp mru on 1454
ppp ipcp ipaddress on
ppp ipcp msext on
ip pp mtu 1454
ip pp secure filter in 1020 1030 2000
ip pp secure filter out 1010 1011 1012 1013 1014 1015 3000 dynamic 100 101 102 103 104 105 106 107
ip pp nat descriptor 1
pp enable 1
フィルターの設定 ip filter source-route on
ip filter directed-broadcast on
ip filter 1010 reject * * udp,tcp 135 *
ip filter 1011 reject * * udp,tcp * 135
ip filter 1012 reject * * udp,tcp netbios_ns-netbios_ssn *
ip filter 1013 reject * * udp,tcp * netbios_ns-netbios_ssn
ip filter 1014 reject * * udp,tcp 445 *
ip filter 1015 reject * * udp,tcp * 445
ip filter 1020 reject 192.168.100.0/24 *
ip filter 1030 pass * 192.168.100.0/24 icmp
ip filter 2000 reject * *
ip filter 3000 pass * *
ip filter dynamic 100 * * ftp
ip filter dynamic 101 * * www
ip filter dynamic 102 * * domain
ip filter dynamic 103 * * smtp
ip filter dynamic 104 * * pop3
ip filter dynamic 105 * * submission
ip filter dynamic 106 * * tcp
ip filter dynamic 107 * * udp
NATの設定 nat descriptor type 1 masquerade
nat descriptor masquerade static 1 1 192.168.100.1 udp 500
nat descriptor masquerade static 1 2 192.168.100.1 udp 4500
DHCPの設定 dhcp service server
dhcp server rfc2131 compliant except remain-silent
dhcp scope 1 192.168.100.2-192.168.100.191/24
DNSの設定 dns host lan1
dns server (ISPから指定されたDNSサーバーのIPアドレス)
dns private address spoof on

無線LANアクセスポイントの設定例(YNOを利用)

設定の概要

以下の手順で設定を行います。

事前準備

無線LANアクセスポイントのシリアル番号とDevice IDを確認する

シリアル番号とDevice IDは、機器本体の裏にあるラベルに記載されています。

図 説明画像

無線LANアクセスポイントをインターネットに接続する

以下の手順で、作業を行います。

1. 登録する無線LANアクセスポイントを、電源OFFの状態(*)でルーターに接続します。
  (*) 電源ONの状態でルーターに接続すると、DHCPでのIPアドレス取得に失敗することがあります。ご注意ください。

2. 無線LANアクセスポイントの電源をONにします。
  無線LANアクセスポイントが起動し、数分後、自動でインターネットに接続します。

YNOに無線LANアクセスポイントを登録する

1. インターネットに接続したPCでブラウザーを開き、「https://yno.netvolante.jp/」にアクセスします。

2. オペレーターIDとパスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。

図 説明画像

3.「無線AP」をクリックします。

図 説明画像

4.「AP登録 / グループ管理」をクリックします。

図 説明画像

5.「APの登録」をクリックします。

図 説明画像

6. 登録する無線LANアクセスポイントのシリアル番号とDevice IDを、「,」(カンマ)区切りで入力します。
  ここでは例として、「ABCXXXXXXX, 1234-5678-9012」を入力しています。
  (シリアル番号:「ABCXXXXXXX」、Device ID:「1234-5678-9012」)

図 説明画像

  ※2台以上の機器を同時に登録することもできます。
  その場合は、画面上で[Enter]キーを押して、機器ごとに行を分けて入力してください。

7. 登録する無線LANアクセスポイントに割り当てるグループ名を指定して、「確認」をクリックします。

図 説明画像

8. 入力内容を確認して問題がなければ、「確定」をクリックします。

図 説明画像

9.「閉じる」をクリックします。

図 説明画像

10. ブラウザーの画面を更新します。
  無線LANアクセスポイントがYNOとの認証に成功すると、「モデル」や「クラスター名」などの表示が追加されます。

図 説明画像

無線LANアクセスポイントの設定を変更する

※本項は、必須の手順ではありません。必要に応じて、設定の変更を行ってください。

YNOでは、無線やRADIUSなどの設定項目を、「グループCONFIG」として一括管理します。しかし、複数の無線LANアクセスポイントを設置する場合、たとえば各機器の設置場所や利用状況に応じて、無線環境を調整したいことがあります。
そんなときは、「クラスターCONFIG」を利用すると、一部の項目(*) について、機器ごとに個別の内容を設定できます。
共通設定と個別設定を使い分けることで、柔軟に無線LANアクセスポイントを運用できます。
(*) 個別に設定できる項目の例:
  ・チャンネルの設定
  ・送信出力の設定
  ・電波の指向性の設定
  ・IPアドレスの設定
  ・機器情報の登録(機器の名称、設置場所)

クラスターCONFIGについて、詳しくは、YNO操作マニュアル をご参照ください。

本項では、クラスターCONFIGの設定方法をご紹介します。

クラスターCONFIGの設定は、YNO経由で、無線LANアクセスポイントの仮想コントローラーのWeb GUIにアクセスして行います。

1.「機器管理」をクリックします。

図 説明画像

2.「アクション」列にあるアイコンをクリックします。

図 説明画像

3. 設定したいクラスターの「アクション」列にあるアイコンをクリックします。

図 説明画像

4.「クラスターCONFIGの設定」をクリックします。

図 説明画像

5. 無線LANアクセスポイントの仮想コントローラーのWeb GUIが開きます。
  機器情報の登録や無線設定など、必要な設定を行ってください。

図 説明画像

6. 設定が完了したら、最後に「設定送信」を行います。
  ※クラスターCONFIGの設定をYNOで管理するためには、「設定送信」を行う必要があります。

図 説明画像

7. 以上で、無線LANアクセスポイントの設定は終了です。

図 説明画像

【ご注意】
本設定例は、設定の参考例を示したもので、動作を保証するものではございません。
ご利用いただく際には、十分に評価・検証を実施してください。

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