UTMアプライアンス
ヤマハルーターとの組合せ利用に最適な中規模拠点向けUTMアプライアンス
(初年度セキュリティーライセンス付属)
『UTX200』ではご購入様向け専用サポート窓口「UTXサポートサービス」を設けております。「UTXサポートサービス」ではルーター/スイッチなどヤマハネットワーク製品との組合せ利用も一括でサポートいたします。「UTXサポートサービス」をご利用するには「セキュリティーライセンス YSL-UTX2-1Y/2Y/3Y/4Y/5Y」のご購入が必要となります。(UTX200には1年分のセキュリティーライセンスが付属しています)
『UTX200』は中規模企業に必要とされるセキュリティー機能を1台で提供することができるUTMアプライアンスです。設置するだけの簡単導入で複数のセキュリティー対策を高コストパフォーマンスで実現することが可能です。従来のネットワークセキュリティー機器に標準搭載されていたファイアウォール機能に加え、マルウェアや標的型攻撃など様々な脅威に対抗するために、アプリケーションコントロール、URLフィルタリング、侵入防止(IPS)、アンチウイルス、アンチボット、アンチスパム機能を搭載しています。
『UTX200』はチェック・ポイント社のThreatCloud Managed Security Serviceと連携しており、最新の脅威情報を反映します。世界中のデバイスから収集された脅威情報を反映し、ゼロデイ攻撃にも備えます。
『UTX200』が検知した脅威はThreatWikiで検索できます。
脅威レベルやマルウェアのタイプなどの情報を確認できます。
ユーザーのIPアドレス、アプリケーション、通信プロトコルなどを基にしたルールを作成し、通信を管理することができます。またユーザーやグループ別にネットワークアクセスの制限や利用帯域を細かく設定できます。Active Directoryサーバーと連携してアクセス制限を設定することも可能です。
8,400を超えるアプリケーション(2021年1月時点)を150以上のカテゴリーに分類し、セキュリティー上の脅威となるアプリケーションを遮断することができます。遮断対象を追加したり、個別で許可することも可能です。
2億以上のウェブサイト(2021年1月時点)をカテゴリー別に分類しており、カテゴリーごとのアクセスを管理することができます。またドメイン単位、ページ単位でのルール設定も可能です。SSL(HTTPS)通信での接続も判別対象とすることができます。また接続先IPアドレスなどの情報を基に危険なサイトへの遮断も実施します。
攻撃と判定された外部からの通信を自動的に検知/遮断することができます。攻撃判定ルールは日々更新されるため、最新の攻撃手法にも対応可能です。
シグネチャーや振舞い分析エンジン、レピュテーションエンジンなど様々なマルウェア検出手法を用いてネットワークを保護することができます。ワールドワイドのレベルで脅威に関する最新情報を収集し、リアルタイムに脅威情報を更新します。SSL(HTTPS)通信での通信も判別対象とすることができます。
ボットに感染した端末とC&Cサーバー(遠隔操作のための指令を送るサーバー)との通信を検出し、通信の内容からボットの種類を判別することができます。情報漏えいや更なるマルウェアへの感染を防止します。
スパム実績のあるメール送信元IPアドレスやメール本文、添付ファイルを元に、スパムメール・迷惑メールの判定をすることができます。メールアドレスやドメインを指定し許可リスト/ブロックリスト登録することも可能です。
『UTX200』は以下の2つのモードでお使いいただけます。
ブリッジモードではL2MSスレーブ機能に対応しているため、ヤマハルーターのLANマップによる機器管理が可能です。L2MSマスターであるヤマハルーターは、配下に設置された『UTX200』を自動で検出・管理することができます*。ヤマハ無線アクセスポイント、スイッチを同時にお使いいただくことで、LANマップから企業内の「ネットワーク」と「セキュリティー」を一元管理することが可能となります。『UTX200』で検出したネットワークのセキュリティーインシデントを、ヤマハルーターのダッシュボード上で確認することが可能です。
※ YNO GUI Forwarder機能によるGUI表示には対応しておりません。
※ 連携機能に対応したルーターは「RTX1300/RTX1220/RTX1210/RTX830/NVR700W/NVR510」です。
ルーターモードでは、ヤマハルーターやWindows端末など各種端末とのVPN接続が可能です。リモートワークなど外部から『UTX200』に接続する際には、UTXのセキュリティー機能を介して外部から安全にインターネットアクセスすることが可能となります。各OSの標準クライアントとともに、Check Point社のVPNクライアントソフトウエアもサポートします。ヤマハ製VPNクライアントソフトウエア「YMS-VPN8」もご利用になれます。
『UTX200』は製品が届いたらWebフォームに登録するだけでライセンスを有効化することができます。またアクティベーション(ライセンス有効化)前に30日間の無償使用期間があり、事前に設定をして設置後にアクティベーションすることも可能です。
2年以上ライセンスの場合はWebフォームに同時購入をした1-5年ライセンスのライセンス情報を登録することで自動的に「2-6」年の有効期間が適用されます。
基本的なセキュリティー対策はGUIの初期設定ウィザードで完結します。
各種セキュリティー機能はダッシュボードで簡単にON/OFFできます。
GUIからライセンスの有効期限やセキュリティーログ、セキュリティーレポートの確認もできます。
UTX100/200にはレポート作成機能が搭載されています。「検知された脅威」「感染したデバイス」「アプリケーションの使用状況」などを簡単に確認することができ、セキュリティリスクとネットワークの通信状況を可視化することができます。
『UTX200』はチェック・ポイント社のWatchTowerセキュリティ管理アプリに対応しています。スマートフォンから多数台のUTXの管理/監視が可能です。リアルタイムセキュリティ通知を受け取ったり、マルウェアに感染したデバイスのブロックなどをスマートフォンから行えます。
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