ブロードバンドVoIPルーター

RT57i生産完了品

  • 希望小売価格:オープン価格
  • JANコード:49 60693 22197 6

VoIP機能、VPN(PPTP)機能、ISDN機能を1台に搭載。自宅/SOHOから多拠点ネットワークまで使えるブロードバンドルーター。


  • RT57iでできること (VPN(PPTP)機能とIP電話サービスを利用した音声とデータのトータルソリューション)
  • ヤマハが提供する「ネットボランチDNSサービス」でさらに使い方がひろがる
  • ネットボランチDNSサービスとは?
  • ネットボランチDNSサービスの利用例
  • 電話番号ルーティング機能対応
  • ※製品の色は実際の色と若干異なる場合があります。
 

RT57iでできること (VPN(PPTP)機能とIP電話サービスを利用した音声とデータのトータルソリューション)

RT57iは1台で何役もこなすオールインワンルーターです。まず、ブロードバンドルーターとしては、インターネットへの高速接続(スループット最大 200Mbit/s[双方向])を実現。さらに、ネットボランチDNSサービスを活用すると、VPN(PPTP)による拠点間データ通信や外出先からのリモートアクセスも利用できるうえ、ISDNルーターとしてISDN経由のインターネット接続にも対応しました。またVoIP機能も搭載しており、IP電話サービスの利用や、ネットボランチDNSサービスによる無料インターネット電話、そしてISDN経由の一般網への電話が可能です。さまざまな通信環境を簡単に構築しトータルにコストを削減。自宅やSOHOから拠点間ネットワークまで自在に使えるコストパフォーマンスの高さがメリットです。

RT57iで出来ること

ヤマハが提供する「ネットボランチDNSサービス」でさらに使い方がひろがる

ネットボランチDNSサービスに登録すると、ネットボランチルーターから報告される最新のIPアドレスを元に、ネットボランチDNSサーバーはIPアドレスが変わるごとに、アドレス対応表を更新します。詳細は「ネットボランチDNSサービス(よくある質問とその答え)」をご覧ください。

ネットボランチDNSサービス[しくみ]

ネットボランチDNSサービスとは?

サーバーを構築してホームページを公開したり、ファイルをインターネット上で共有したりするためには、自分のグローバルIPアドレスが相手にわかっている必要があります。ところが、グローバルIPアドレスが固定で割り当てられない接続サービスを利用していると、インターネットに常時接続していても、割り当てられるグローバルIPアドレスが再接続時や時間によって変更されることがあり、サーバーの公開が困難でした。

これを解決する手段として、ヤマハではネットボランチDNSサービスと名付けたダイナミックDNS機能を運営し、無償で提供しています。このサービスを利用すると、グローバルIPアドレスが変更されるごとにIPアドレスを告知してくれるため、固定ホスト名の使用が可能。固定IPアドレスサービスを契約していなくても、自宅で独自ドメインを使った各種サーバーを公開・運用したり、PPTPを利用してVPNを構築して外部とデータをやり取りすることができるようになります。

なお、ネットボランチDNSサービスは、予告無くサービスを停止する場合があります。ご利用にあたっては必ずホームページ上のご利用条件をご確認ください。

無料インターネット電話

無料インターネット電話

VPN(PPTP)機能を利用した拠点間接続やリモートアクセス

VPN(PPTP)機能を利用した拠点間接続やリモートアクセス

ネットボランチDNSサービスの利用例

■ネットボランチ電話番号を使った無料インターネット電話。
RT57iやRTV700同士ならば通話料無料のインターネット電話が可能。ネットボランチDNSサービスから無料で取得できるネットボランチ電話番号を用いて、一般家庭やSOHOから多拠点ネットワークまで簡単に電話のネットワークを構築することができます。

■ネットボランチホストアドレスを使った拠点間接続やリモートアクセス。
ネットボランチDNSサービスから取得するネットボランチホストアドレスを利用して、拠点間をVPNで接続することが可能。ファイル共有などが簡単に実現可能です。また、外出先や自宅からオフィスへのリモートアクセスも手軽かつ安全に利用することができます。

電話番号ルーティング機能対応

新しく電話番号ルーティング機能を搭載。網の障害等によりIP電話サービスが利用できなかった場合に、ISDN経由の一般電話網へ自動的に迂回してくれます (注)。IP電話サービスで同じ市外局番地域内へ発信する際は、市外局番は不要。また、IP電話サービスでは利用できない110番などの特定番号への発信は必ず一般電話網(ISDN)経由となる仕組みで、IP電話サービスに応じた発信ルールで自動的に発信を振り分けます。さらに、コマンド設定によってお客様オリジナルの電話番号対応ルールをつくることも可能です。
(注1)一般電話網に迂回した場合、ISDN回線の課金が発生します。
(注2)IP電話サービスでは利用できない110番などの特定番号への発信は、必ずISDN経由します。
◎RT57iファームウェアRev.8.00.57以降でご利用できます。

機能イメージ

遠隔地での冗長機能

別々の場所に設置した2台の電話帳サーバー「RTV01」の冗長化が実現。より確実な電話システムの構築が可能となります。 さらに電話システム全体の同時通話数も拡張。これまでは同じ場所(同じセグメント)に設置した2台のRTV01の冗長が可能でしたが、RTV700とRT57iに搭載されている「電話番号ルーティング機能」の仕様変更により、別々の場所に設置した2台のRTV01の冗長が可能となります。これにより確実な電話システムの障害対策が実現できます。また同時に電話システム全体の同時通話数の拡張も実現しております。通常は東の拠点はRTV01(東)を、西の拠点はRTV01(西)を利用し発信。一方のRTV01に障害が発生した場合は、全ての通話が他方のRTV01を使用して行います。また通話数が多く、一方のRTV01を利用した同時通話数がすでに100通話の場合は、他方のRTV01を利用して通話を行い、最大同時200通話が可能です。

●RTV700、RT57iは両方のRTV01にレジスト。
●発信側のRT57i、RTV700が使用するRTV01を選択。
●通話経路
・呼制御はRTV01を経由する。
・音声(RTP)はRTV01を経由せずRTX3000折り返し

※拠点数400・同時通話数(正常時200、障害発生時100)。 拠点間通話を1通話、本社─拠点間通話を1通話と計算。
◎RTV700ファームウェアRev.8.00.69以降でご利用できます。
◎RT57iファームウェアRev.8.00.70以降でご利用できます。

正常時の図

正常時

異常時の図

異常時

IPv6マルチキャスト機能を搭載

RT57iにIPv6マルチキャスト機能(MLDv1、MLDv2、MLDプロキシ)を搭載しました。例えば、映像の同時配信を利用したソリューションを実現することができます。
◎RT57iファームウェアRev.8.00.57以降でご利用できます。

設定例:「MLDプロキシを使ってマルチキャストネットワークに参加する。

IP電話サービスに対応

IP電話サービスは従来の「FUSION IP-Phone」に加え、「KDDI-IPフォン(法人向け)」、「ビジネスぷららフォン for フレッツマルチプラン(法人限定)」にも対応。よりご利用しやすくなりました。各社IP電話サービスについては、今後もさらに追加される予定です。

◎ 上記IP電話サービスをご利用頂く際には指定のファームウェアをご使用頂く必要があります。必ずで対応ファームウェアをご確認下さい。 また、サービス内容及び契約条件に付きましては必ずサービス提供事業者にご確認下さい。

最大200Mbit/s(双方向)のスループットを実現。VPN(PPTP)機能も標準搭載

最大200Mbit/s(*1)、実効50Mbit/s(*2)の高スループットを実現しており、ブロードバンド環境での高速で快適なアクセスが可能です。また、VPN(PPTP)機能を標準で搭載。手軽に安全なVPNによるLAN間接続やリモートアクセスを利用することができます。

(*1)SmartBitsによる弊社測定値(NATなし・フィルタなし、双方向)
(*2)PPPoE + NAT + ファイアウォール測定値

VoIPを快適で便利にする機能を多数搭載

TELポートに接続された特定の電話機をダイレクトに呼び出せるダイヤルイン機能をはじめ、エコーキャンセラ、優先制御などの音声品質向上機能や、FAX通信品質向上のための自動バッファ調整機能(*1)、PLC、G.729a音声圧縮(*2)など、VoIPを快適で便利に使うための機能を多数搭載しました。

(*1)VoIPでのFAXは動作保証対象外となります。
(*2)FAXはご利用できません。

ISDN利用でインターネット接続と電話の同時利用が可能

RT57iは、ISDNのUポートとS/Tポートを装備しており、ISDN回線を利用して、LANポートに接続したPCからインターネットへの接続と、TELポートに接続した電話からの発着信を同時に利用することができます。また、i・ナンバーなどのISDN付加サービスにも対応しており、ISDNならではの便利なサービスを利用することができます。

高度な不正アクセス検知やフィルタリングによるファイアウォール

定評のある高度なフィルタリングによるファイアウォールも特長。ヤマハ独自のIDS(不正アクセス検知)で、IPヘッダやフラグメント、ICMP、UDP、TCP、FTP、SMTP等の多くのキーワードから不正アクセスを察知し、事前に侵入、データ漏えい・改ざんを防止します。また、パケットの破棄によって高いセキュリティを確保する設定も可能です。

次世代インターネットプロトコル「IPv6」標準搭載

パソコンやネットワーク機器だけでなく、家電製品や娯楽機器などをインターネットへ接続できるようにする次世代インターネット・プロトコル「IPv6」を標準搭載。将来のインターネットの家庭内への普及にも対応しました。当社は「IPv6普及・高度化推進協議会」のメンバーとして、IPv6の普及・推進に努めています。


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