スマートL2スイッチ

SWX2200-8PoE生産完了品

  • 希望小売価格:オープン価格
  • JANコード:49 60693 23708 3

ネットワークの信頼性を高め、保守・管理負担を低減するスマートL2スイッチ。
【LANポート数:8】
【PoE(PoE Plus)給電対応】


  • オールギガポート スマートL2スイッチ
  • IEEE 802.3atに準拠した高出力給電
  • セーフティー機能
  • 対応ルーター/ファイアウォールからの集中管理を可能にするルーター/ファイアウォール連携機能
  • 遠隔拠点のスイッチもリモートルーターを経由することで管理が可能
  • ※製品の色は実際の色と若干異なる場合があります。
 

ツール/マニュアル

Yamaha LAN Monitor
Yamaha LAN Monitor は、パソコン上でヤマハスイッチやヤマハ無線LANアクセスポイントの情報や接続機器を監視、制御するソフトウェアです。

SWX設定ツール
『SWX2200シリーズ』の設定や状態をパソコンから直接変更・確認できるソフトウェアがダウンロードできます。

GUIマニュアル
ルーターのGUIから『SWX2200シリーズ』の管理・設定方法について紹介しています。

オールギガポート スマートL2スイッチ

『SWX2200シリーズ』はスイッチ制御機能を搭載したヤマハルーター/ファイアウォールのGUIを通じて効率的なネットワーク管理を実現できます。ネットワーク上の『SWX2200シリーズ』の接続構成や各ポートの状態(リンク速度や通信量など)をアイコンなどでわかりやすく表示してネットワークの状態を確認できるだけでなく、GUI画面上から直接『SWX2200シリーズ』の設定変更することも可能です。

SWX2200シリーズ

IEEE 802.3atに準拠した高出力給電

『SWX2200-8PoE』は、業務用オーディオ機器で培った自社設計技術により、150Wクラスの高出力電源を搭載し、大容量の給電時でも高効率で安定した動作が可能です。また、『SWX2200-8PoE』は省エネ法の基準をクリアしています。
『SWX2200-8PoE』の 1, 3, 5, 7の各ポートは、高出力給電が可能なPoE(PoE Plus)の規格として、IEEE 802.3atに準拠しており、1ポートあたり30W(Class4)までの給電が可能です。これにより、多機能化で消費電力が大きくなった無線LANアクセスポイントやネットワークカメラなどに給電することが可能です。2, 4, 6, 8の各ポートは、15.4W(Class3)の給電が可能なIEEE 802.3afに準拠しています。加えて、PoE受電機能を持つ「WLX302」とセットで使用すれば、『SWX2200-8PoE』のPoE給電機能により「WLX302」側の電源配線が不要となり、壁や天井などへ「WLX302」を容易に設置できます。また、全ポートをギガビット対応しており、ネットワークカメラやIP電話などが接続された大容量データが発生する環境でも高速なデータ転送が可能です。

【注意事項】
本製品は供給電力を縦2ポート(1と2、3と4、5と6、7と8)毎に区切って管理しています。
Class4(30W)に分類される機器を上段のポートに接続した場合、直下のポートには給電されません。
Class3(15.4W)以下の機器であれば、上段、下段のポートで同時に2台利用することが可能です。

セーフティー機能

『SWX2200-8PoE』は、冷却ファンを2基と温度センサーを搭載しており、ファンの動作状況や内部温度を常に監視しており、ファンの静音制御を行ったり、ファン・温度・給電の異常を検知した場合には給電を停止します。『SWX2200-8PoE』の動作状況は正面のランプで確認することができます。なお、冷却ファンは前面から吸気し、背面に排気する構造を採用しています。

SWX2200-8PoEの背面

SWX2200-8PoEの背面

対応ルーター/ファイアウォールからの集中管理を可能にするルーター/ファイアウォール連携機能

SWX2200は対応ルーター/ファイアウォールとイーサネットケーブルで接続するだけで、対応ルーター/ファイアウォール側のWeb GUI画面やコマンドから各ポートの状態確認やVLANなどの設定ができます。さらに、ルーター/ファイアウォールのSNMP機能やLuaスクリプト機能を利用したSWX2200の監視や動的制御も可能です。つまり、対応ルーター/ファイアウォールとの一体運用により、SWX2200の設定・監視・制御をまとめて行うことができ、効率的なネットワーク管理を実現できます。

連携アーキテクチャにより、対応ルーターからの集中管理を実現

連携アーキテクチャにより、対応ルーターからの集中管理を実現

遠隔拠点のスイッチもリモートルーターを経由することで管理が可能

遠隔拠点の対応ルーターにアクセスできる環境であれば、遠隔拠点にあるSWX2200の状態を確認したり設定を変更することが簡単にできます。ネットワーク管理者が不在の拠点であっても、遠隔拠点にいる管理者がスイッチポート単位での管理や監視が可能です。拠点からネットワークトラブルの連絡が入った際、管理者は原因を切り分けて調査するなど、トラブルに対処できます。

遠隔拠点のスイッチもリモートルーターを経由することで管理が可能

対応ルーターのWeb GUIからポート設定・VLANなどの様々な設定・管理が可能

SWX2200は対応ルーターと連携して、ルーターとスイッチを含めたネットワーク構成やポート状態をルーターのWeb GUI上に表示。ルーター直下の SWX2200のみではなく、その下に接続されたSWX2200のポートのリンク状態・接続速度まで表示します。ルーターのWeb GUIから、各スイッチポートの個別設定やルーターとスイッチ双方を含むVLAN設定も一括で行えます。

ルーターとスイッチの接続状態の表示
ルーターとSWX2200のトポロジー、接続ポートのリンク状態を確認できます。

GUIマニュアル:接続ポートの表示
動画:トポロジーを表示する

ルーターとスイッチの接続状態の表示

接続状態の表示

ルーターのWeb GUIからルーター/SWX2200のトポロジー、接続ポートのリンク状態を確認できます。

ポートの接続状態表示
「詳細表示」を選択すると全ポートのリンク状態を色別で表示。
SWX2200本体にカーソルをあわせると、MACアドレスなどの機器情報が表示され、ポートにあわせると当該ポートの詳細情報が表示されます。

ポートごとの詳細情報表示 / 個別設定
SWX2200のポートにカーソルをあわせると、リンク状態などのポート情報を表示。
ダブルクリックすると設定画面が表示されます。(画像は設定画面)

GUIマニュアル:ポート情報の表示
GUIマニュアル:SWX2200のポートの設定画面を表示する

ポートの接続状態表示

ポートの接続状態表示

ポートごとの詳細情報表示 / 個別設定

ポートごとの詳細情報表示 / 個別設定

タグVLANの設定

タグVLANを設定すると、当該タグVLANに参加しているSWX2200が青枠で囲まれて表示されます。(未設定時は、青枠が表示されません)
「詳細表示」を選択するとタグVLANにタグ無し参加しているポートを青で(タグ付きは緑、不参加は黒)表示。ポートをクリックして「設定」ボタンを押し、タグVLANへの参加/不参加を変更できます。

GUIマニュアル:設定したタグVLANの表示を切り替える
GUIマニュアル:SWX2200設定ページのメニューから設定する
動画:タグVLANを設定する

タグVLANの設定

タグVLANの設定

マルチプルVLANの設定

マルチプルVLANは個別のSWX2200ごとに設定。グループ番号の選択後、登録または削除したいポートをクリックして「設定」ボタンを押し参加/不参加を変更できます。

GUIマニュアル:SWX2200設定ページのメニューから設定する
動画:マルチプルVLANを設定する

マルチプルVLANの設定

ホスト検索機能

ネットワーク内のホスト(PC/端末)が接続しているポートをMACアドレス・IPアドレス・ホスト名から検索できます。ウイルス感染・ファイル共有ソフトの不正利用・動画閲覧による帯域圧迫などの問題が発生した際にMACアドレス・IPアドレス・ホスト名のいずれかが分れば接続ポートを特定できるため、ポートシャットダウンやユーザーへの注意などの対策がすぐに取れます。
※対応ルーターのDHCPサーバー機能利用時

■挙動不審な通信をしているPCを特定
ウィルス感染、ファイル共有ソフトの利用
NATテーブルの大量消費、トラフィックやセッションの急増
特定ポートへのアクセス集中

■ネットワーク運用ルールに反する機器や利用者を特定
動画の閲覧
持ち込みPC/機器の接続、DHCP運用に反した固定IPアドレスの利用

GUIマニュアル:ホストを検索する

対応ルーターに搭載されているSNMP機能の利用も可能

対応ルーターのWeb GUI・コマンドを利用した管理に加えて、ルーターに搭載されているSNMPを利用してSWX2200を管理することも可能。汎用のSNMPマネージャーからルーターを監視することで、ルーター配下のSWX2200のポートの状態(リンク状態、通信量カウンタ)を取得することはもちろん、変化に応じたトラップ(SWX2200の認識、リンクアップ・ダウン、ループ検出、ファン異常)も受けられます。

技術情報:SNMP
技術情報:ルーター経由のSNMPでスイッチの状態を取得する方法
GUIマニュアル:SNMP機能を使用する

対応ルーターに搭載されているSNMP機能の利用も可能

対応ルーターのLuaスクリプト機能による個別環境設定に対応

ルーターのLuaスクリプト機能を活用することで、個別環境にカスタマイズしたネットワーク管理が可能です。例えばポートのリンクダウンが発生した際に管理者にメールで通知するといったことから、Web認証・Winny/Share監視制御・ブロードストーム抑制・冗長化などの機能まで、Luaスクリプト機能を利用して従来のスマートL2スイッチで行えなかった多彩な管理を実現できます。

技術情報:Luaスクリプト機能

* Web認証
「小規模事業所でもネットワークに接続する端末を管理してセキュリティを高める」

* ブロードキャストストーム抑制
「ブロードキャストストームが発生してもトラフィックを絞り、他の通信への影響を与えない」

* トラフィック監視制御
「特定ユーザが大量のトラフィックで帯域を圧迫しても、ネットワークの利用を制限して、他の通信への影響をなくす」

* Winny/Share監視制御
「特定ユーザがWinnyやShareを利用した場合、そのホストを検出して通信を禁止」

* 経路冗長化
「不用意にケーブルが抜かれて経路がダウンしても、バックアップのケーブルで通信を継続」

対応ルーターのLuaスクリプト機能による個別環境設定に対応

ループ検出機能でブロードキャスト/マルチキャストストームを抑制

ループ検出機能を搭載しており、ループ発生時には、ループが発生したポートをシャットダウンすることでネットワーク全体の通信停止を防ぎます。また、Luaスクリプトを使用すれば、ブロードキャスト/マルチキャストの転送レートを抑え、他の通信へストームの影響を少なくする仕組みも構築可能です。

SWX2200接続環境内においてループが構成された場合

SWX2200のループ検出機能が、ループ状態を検出し自動的にループが発生したポートをシャットダウンすることでネットワーク全体の通信停止を防ぎます。

GUIマニュアル:ループ検出機能を設定する

SWX2200接続環境内においてループが構成された場合

Luaスクリプトで冗長化構成も簡単に構築可能

※この機能はLuaスクリプトによる設定が必要です。

Luaスクリプトを使用して、ケーブル障害などに備えた冗長化構成も構築できます。スイッチ単体では対応していない機能もLuaスクリプトを利用することで、上位機種相当の様々な設定を行うことができます。

Luaスクリプトで冗長化構成も簡単に構築可能

PC設定アプリケーションからもSWX2200の設定が可能

対応ルーター無しでもポート設定・表示、VLAN・ループ検出、等の機能をPCから設定ができる、PCアプリケーションをホームページからダウンロードできます。対応ルーター導入前でもSWX2200を設定・利用することが可能です。
※対応OSはWindows7のみになります。

アプリケーションダウンロード
http://network.yamaha.com/support/download/utility/

PC設定アプリケーションからもSWX2200の設定が可能

SWX2200の便利な機能を紹介

設定方法

【RTX810の設定画面からSWX2200設定ページへの進み方】

【トポロジーを表示する(トポロジー表示画面)】

【タグVLANを設定する】

【マルチプルVLANを設定する】

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