閉域網を使用した拠点間接続 + ISDNバックアップ : コマンド設定

本設定例は、以下の機種に対応しています。

本社側対応機種: RTX1210 RTX1200 RT250i

拠点1、拠点n側対応機種: RTX1210 RTX1200

閉域網サービスを利用したネットワークとISDN回線によるバックアップ

通信事業者が提供する閉域網サービス(IP-VPNや広域イーサネットなど)を利用して、本社と複数ある拠点間を結ぶネットワークを構築するケースです。
また万が一の回線障害時には、ISDN回線をバックアップ回線として利用。
RTX1200の多彩なインタフェースとバックアップ機能に、バックアップ専用のRT250iを組み合わせることで、コストを抑制しながら信頼性の高いネットワークを実現するビジネスソリューションです。

図 閉域網を使用した拠点間接続 + ISDNバックアップ : コマンド設定

回線自動バックアップ機能でネットワークの冗長性を確保
― RT250i

この例ではISDN回線をバックアップに使ってネットワークの冗長性を確保しています。拠点間を接続したメイン回線を監視し、障害を検出すると、あらかじめ指定したISDN回線などの経路に自動的に切り替える、回線自動バックアップ機能を利用。バックアップ動作時にもメイン回線の監視を続け、復旧確認後には自動的に経路を戻すことができます。バックアップ方法についても、ネットワーク毎や回線経路別のバックアップをはじめ、1拠点対1拠点、1拠点対複数拠点など、多彩なニーズに対応可能です。

本社

経路設定 ip route 10.1.1.0/24 gateway 10.0.1.2
ip route 10.2.1.0/24 gateway 10.0.1.2
IPアドレスの設定
(LAN側)
ip lan1 address 10.0.1.1/24
IPアドレスの設定
(IP-VPN)
ip lan2 address [本社の閉域網接続側固定IP]
BGP4の設定 bgp use on
bgp autonomous-system [プロバイダに割り当てられたAS番号]
bgp neighbor 1 [プロバイダ側のAS番号] [プロバイダ側の接続ポイントのIP]
bgp preference 10001
bgp import filter 1 include 10.0.1.0/24
bgp import [プロバイダ側のAS番号] static filter 1
bgp export filter 1 include all
bgp export [プロバイダ側のAS番号] filter 1

本社バックアップルーター

経路設定 ip route 10.1.1.0/24 gateway pp 1
ip route 10.2.1.0/24 gateway pp 2
IPアドレスの設定
(LAN側)
ip lan1 address 10.0.1.2/24
ISDN網へ接続するインターフェースの設定 isdn local address bri1.1 [本社のISDN電話番号1]
isdn local address bri1.2 [本社のISDN電話番号2]
pp select 1
pp bind bri1.1
isdn remote address call [拠点1 のISDN電話番号]
pp auth request chap
pp auth username [ユーザ名A] [パスワードA]
pp enable 1
pp select 2
pp bind bri1.2
isdn remote address call [拠点nのISDN電話番号]
pp auth request chap
pp auth username [ユーザ名B] [パスワードB]
pp enable 2

拠点1

経路設定 ip route 10.0.1.0/24 gateway pp 1
IPアドレスの設定
(LAN側)
ip lan1 address 10.1.1.1/24
IPアドレスの設定
(IP-VPN)
ip lan2 address [拠点1 閉域網接続側固定IP]
ISDN網へ接続するインターフェースの設定 isdn local address bri1 [拠点1 ISDN電話番号]
pp select 1
pp bind bri1
isdn remote address call [本社 ISDN電話番号1]
pp auth accept chap
pp auth myname [ユーザ名A] [パスワードA]
pp enable 1
BGP4の設定 bgp use on
bgp autonomous-system [プロバイダに割り当てられたAS番号]
bgp neighbor 1 [プロバイダ側のAS番号] [プロバイダ側の接続ポイントのIP]
bgp preference 10001
bgp import filter 1 include 10.1.1.0/24
bgp import [プロバイダ側のAS番号] static filter 1
bgp export filter 1 include all
bgp export [プロバイダ側のAS番号] filter 1

拠点nも拠点1と同様に設定します。

【ご注意】
本設定例は、設定の参考例を示したもので、動作を保証するものではございません。
ご利用いただく際には、十分に評価・検証を実施してください。