フレッツ・VPNワイド(LAN型払い出し)を使用した拠点間接続(2拠点) : Web GUI設定

管理番号:YMHRT-15454

本設定例の対応機種は、RTX1300RTX1220RTX1210RTX830NVR700WNVR510です。

図 構成図

フレッツ・VPNワイドで拠点間を接続する設定例です。

本設定例は、フレッツ・VPNワイドのLAN型払い出しサービスでの設定例になります。
本設定例は、フレッツ・VPNワイドより拠点1側に 192.168.1.0/24、拠点2側に 192.168.2.0/24 のIPアドレスが割り当てられる前提で説明します。

光回線に接続するためには、別途ONUが必要です。
NVR700WとNVR510は、本体のONUポートに小型ONUを装着することで、光回線に接続できます。

機種 掲載内容 備考
拠点1 RTX1300 RTX1220 RTX1210 RTX830 NVR700W NVR510 Web GUI設定例  
拠点2 RTX1300 RTX1220 RTX1210 RTX830 NVR700W NVR510 Web GUI設定例  

拠点1 ルーター(1)の設定例

下記の設定(Config)を取り出すことができます。

設定の概要

以下の手順で設定を行います。

IPアドレス設定

1.ルーターの設定画面を開きます。

図 説明画像

2.「かんたん設定」をクリックします。

図 説明画像

3.「基本設定」をクリックします。

図 説明画像

4.「LAN アドレス」をクリックします。

図 説明画像

5.「設定」をクリックします。

図 説明画像

6.「192.168.1.1」を入力して、「次へ」をクリックします。

図 説明画像

7.入力内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。
   パソコンのIPアドレスを再取得してください。

図 説明画像

8.「変更後のIPアドレスでトップページにアクセスし直す。」をクリックします。

図 説明画像

フレッツ・VPNワイド接続設定

1.「詳細設定」をクリックします。

図 説明画像

2.「プロバイダー接続」をクリックします。

図 説明画像

3.接続種別を「PPPoE接続(WAN)」に変更して、「新規」をクリックします。
   RTX1300、RTX1220、RTX1210の場合は、「PPPoE接続(LAN2)」を選択してください。

図 説明画像

4.フレッツ・VPNワイドへの接続情報(基本設定)を入力します。その後、スクロールバーを操作して、画面の下半分を表示します。

設定名 任意の設定名
ユーザーID フレッツ・VPNワイドに接続するID
接続パスワード フレッツ・VPNワイドに接続するパスワード(または自分で変更したパスワード)
PP[01] の IPアドレス 取得しない
図 説明画像

5.フレッツ・VPNワイドへの接続情報(DNSサーバーの設定~IPフィルターの設定)を入力して、「確認」をクリックします。

DNSサーバーの設定
   > DNSサーバーアドレス
設定しない
静的ルーティングの設定
   > 宛先ネットワーク
デフォルト経路 のチェックを外す
ネットワークアドレスを指定する にチェックを入れる
   192.168.2.0
   (拠点2に割り当てられたネットワークアドレス)
NATの設定
   > NATの利用
利用しない
IPフィルターの設定
   > IPフィルター
設定しない
図 説明画像

6.設定内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 説明画像

7.フレッツ・VPNワイド接続の設定が完了しました。

図 説明画像

フィルターの設定

1.「セキュリティ」をクリックします。

図 説明画像

2.「IPフィルター」をクリックします。

図 説明画像

3.インターフェース「WAN/PP[01]」の「確認」をクリックします。

図 説明画像

4.「一覧表示の切り替え」で「送信方向のフィルターを表示」を選択します。

図 説明画像

5.「静的フィルター」の「編集」をクリックします。

図 説明画像

6.「静的フィルター」の「新規」をクリックします。

図 説明画像

7.「静的フィルターの設定」の各項目を入力して、「確認」をクリックします。

番号 200100
タイプ restrict(破棄時ログあり)
プロトコル TCPFIN
宛先ポート番号 ポート番号で指定
   www,21,nntp
図 説明画像

8.入力内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 説明画像

9.静的フィルター(フィルター番号:200100) が定義されました。
「静的フィルター」の「新規」をクリックします。

図 説明画像

10.「静的フィルターの設定」の各項目を入力して、「確認」をクリックします。

番号 200101
タイプ restrict(破棄時ログあり)
プロトコル TCPRST
宛先ポート番号 ポート番号で指定
   www,21,nntp
図 説明画像

11.入力内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 説明画像

12.静的フィルター(フィルター番号:200101) が定義されました。
「静的フィルター」の「新規」をクリックします。

図 説明画像

13.「静的フィルターの設定」の各項目を入力して、「確認」をクリックします。

番号 200102
図 説明画像

14.入力内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 説明画像

15.静的フィルター(フィルター番号:200102) が定義されました。
続いて、静的フィルターの定義を WAN/PP[01]に適用します。先ほど定義した静的フィルター(フィルター番号:200100~200102)の項目を選び、「WAN/PP[01]に適用する静的フィルター」に Drag and Dropします。

図 説明画像

16.「確認」をクリックします。

図 説明画像

17.入力内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 説明画像

18.静的フィルターが適用されました。以上で設定は完了です。

図 説明画像

拠点2 ルーター(2)の設定例

下記の設定(Config)を取り出すことができます。

拠点1と同様の手順で行ってください。

接続状態の確認

[ダッシュボード] - [ガジェット] で 以下を選択すると、接続状態が確認できます。

  • プロバイダー接続状態
図 接続状態の確認

【ご注意】
本設定例は、設定の参考例を示したもので、動作を保証するものではございません。
ご利用いただく際には、十分に評価・検証を実施してください。

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