管理番号:YMHSW-3745
本設定例では、ルーターのL2MSマネージャー機能とL2スイッチのL2MSエージェント機能、LANケーブル二重化機能を使用しています。
ルーターの対応機種は、RTX1220、RTX1210、RTX1200(Rev.10.01.45以降)、RTX830、RTX810(Rev.11.01.12以降)、NVR700W、NVR510、NVR500(Rev.11.00.23以降)、FWX120(Rev.11.03.04以降)です。
L2スイッチの対応機種は、SWX2200-8G(Rev.1.00.07以降)、SWX2200-24G(Rev.1.00.07以降)、SWX2200-8PoEです。
L2MSマネージャー(ルーター)とL2MSエージェント(L2スイッチ)の対応リビジョンは、 技術資料「L2MS」でご確認ください。
ルーターとSWX2200の間や、SWX2200同士の間でLANケーブルを二重化し、ネットワークの信頼性を向上させる機能です。二重化することで、主ケーブルの断線や抜けによって接続が切れてしまったときに、自動的にバックアップケーブルがリンクアップして、ネットワークを継続して利用できます。
本機能では主ケーブルが接続されている機器間のことをメイン経路、バックアップケーブルが接続されている機器間のことをバックアップ経路と呼びます。
本設定例ではルーターとSWX2200間の経路である、ルーターのLAN1のポート1(lan1:1)をメイン経路、LAN1のポート3(lan1:3)をバックアップ経路に設定しています。
また、LANケーブル二重化機能は、2つのSWX2200間の経路でも使用可能です。
※本機能の設定前にバックアップ経路にLANケーブルを接続するとループが発生してしまうことがあります。LANケーブルの接続は、本機能の設定後に行ってください。
技術情報:LANケーブル二重化機能
対応機種のうち、設定例を掲載している機種は、以下のとおりです。
機種 | 掲載内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
ルーター | RTX1220 RTX1210 RTX1200 RTX830 RTX810 NVR700W NVR510 NVR500 FWX120 | コマンド設定例 | L2MSマネージャー機能、 LANケーブル二重化機能 |
L2スイッチ | SWX2200-8G SWX2200-24G SWX2200-8PoE | L2MSエージェント機能、 LANケーブル二重化機能 |
LANインターフェースの設定 (LAN1ポートを使用) |
ip lan1 address 192.168.100.1/24 |
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DHCPの設定 | dhcp service server dhcp server rfc2131 compliant except remain-silent dhcp scope 1 192.168.100.2-192.168.100.191/24 |
L2MSの設定 | switch control use lan1 on |
LANケーブル二重化機能の設定 | switch control route backup lan1:1 3 |
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