無線端末がつながらない

管理番号:YMHAP-18076 
(最終更新日: 2024/2/8)

このトラブルシューティングの対応機種は、WLX413WLX402WLX323WLX322WLX313WLX222WLX212です。

概要

このトラブルシューティングでは、無線LAN環境を使用の際に、無線端末がつながらない、つながっていた無線端末がつながらなくなったなど、接続に問題がある場合の対処方法を提供します。
問題を把握し、該当箇所の説明をお読みいただくことで、問題解決への近道となります。
ご使用の無線端末の設定方法については、取扱説明書などを確認してください。

無線LANアクセスポイントのトラブルシューティング

機種を選んでご覧ください。

WLX413 / WLX323 / WLX322 / WLX222 / WLX212の場合

インデックス

切り分け手順

無線LANアクセスポイントの天面LEDの状態、見える化ツールを確認し、問題の切り分け作業を行います。
1-1 から順に確認してください。

1-1

天面にある「POWER」インジケーター(下図の赤枠部)の状態を確認します。
消灯している場合は、「NG」に進んでください。

説明画像
NGの場合は
  1. 消灯している場合は、電源が入っていません。
    こちらをご覧ください。

1-2

天面にある「WLAN」インジケーター(下図の赤枠部)の状態を確認します。
点滅している場合は、「NG」に進んでください。

説明画像
NGの場合は
  1. 点滅の状態を確認してください。
    パターン1 パターン2
    説明画像 説明画像
    1. パターン1の点滅の場合は、無線設定が有効になっていないと考えられます。
      こちらをご覧ください。
    2. パターン2の点滅の場合は、DFSレーダーを検出中です。
      Fast DFS機能を設定したい場合は、こちらをご覧ください。(WLX413 限定)

1-3

端末一覧表示に該当の無線端末は表示されていますか?

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示
説明画像

NOの場合は
  1. WLX413 / WLX323 / WLX322 / WLX222 / WLX212の場合 の 1-6(別ページリンク)にお進みください。

1-4

見える化ツールの端末一覧表示にて、ご使用の無線端末の信号強度、無線断回数を確認します。
信号強度が濃赤であり、無線断回数が濃赤で表示されている場合は、「NG」に進んでください。

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示
説明画像

NGの場合は
  1. 無線端末と無線LANアクセスポイント間の電波状態が悪いことが考えられます。
    こちらをご覧ください。

1-5

見える化ツールの端末一覧表示にて、ご使用の無線端末の信号強度、無線断回数を確認します。
信号強度が黄色であり、無線断回数が濃赤で表示されている場合は、「NG」に進んでください。

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示
説明画像

信号強度が黄色であり、無線断回数が黄色で表示されている場合は、「OK」に進んでください。

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示
説明画像

NGの場合は
  1. 外部RADIUSサーバーの事前認証設定か、頻繁に発生するローミングが原因と考えられます。

    1. 外部RADIUSサーバーの事前認証設定は、こちらをご覧ください。
    2. 頻繁に発生するローミングの対処方法は、こちらをご覧ください。
OKの場合は
  1. 無線LANではなく、有線LAN側の設定に問題があると考えられます。
    こちらをご覧ください。

トラブル対処方法

この項目では、フローチャートで切り分けた各設問の対処方法を紹介します。

◆2-1 給電方法を確認する

◇使用している電源アダプターを確認する

ヤマハ無線LANアクセスポイントの電源アダプターは、以下のとおりです。
異なる電源アダプターを使用している場合は、電源アダプター(別売り)をご使用ください。

  YPS-12V3A YPS-12HT
WLX413  
WLX323  
WLX322  
WLX222  
WLX212  
◇PoE給電機器を確認する

PoE給電機器が、以下に準拠していない場合は、PoE給電機器を交換してください。

  IEEE 802.3at/bt 準拠 IEEE 802.3at 準拠 IEEE802.3af 準拠
WLX413    
WLX323    
WLX322    
WLX222    
WLX212    

また、PoE給電機器の給電能力を超えていることも考えられます。PoE給電機器の給電能力を超えている場合は、PoE給電機器を増設してください。

ヤマハでもPoE製品をご用意しています。

  1. PoEスイッチ
  2. PoEインジェクター

◆2-2 無線設定を有効にする

◇周波数帯(2.4GHz/5GHz(1)/5GHz(2))を設定する

無線LANを使用するためには、無線機能を有効にする必要があります。
以下の設定画面で、無線機能の設定を確認してください。
※5GHz(2)は、WLX413だけ使用できます。

※設定を変更した場合は、必ず、設定送信を実行してください。

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > 基本無線設定
説明画像

◆2-3 FastDFS機能を有効にする(WLX413 限定)

WLX413には、2つの5GHz帯を有効に使うことで、レーダーを検出後、すぐに別のチャンネルに切り替える「Fast DFS機能」が搭載されています。
ひとつの5GHz帯を「Fast DFS機能」に使用しますので、無線端末の接続には使用できなくなります。同時に接続する端末数より、5GHz帯域での安定した通信を重視する場合に有効です。

※設定変更後は必ず、設定送信を実行してください。

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > 基本無線設定
説明画像

※前述のとおり、5HGz(2)の動作モードを「Fast DFSモード」にした場合、以下のように、無線端末の接続には使用できません。
説明画像

◆2-4 電波状態が悪いときの対処方法

◇無線端末または無線LANアクセスポイントを移動する

無線LANアクセスポイントの周辺に電波を遮断するコンクリートの壁や柱などの遮蔽物、電波干渉が生じる恐れのある機器があると、通信が不安定になることがあります。無線端末と無線LANアクセスポイントの距離を近づけたり、無線端末の向きを変えたりして、状況が改善するか確認してください。伝送速度に改善が見られる場合は、無線LANアクセスポイントの配置を検討してください。

参考:設置方法とアンテナ選択
クラスター型管理 WLX413 WLX323
WLX322
WLX222
WLX212
◇無線LANアクセスポイントを増設する

無線LANアクセスポイントと無線端末の距離が遠い、または、遮蔽物によって電波が届きにくい場合は、無線端末の周辺に新しく無線LANアクセスポイントを設置することで改善できます。

無線LANアクセスポイントを増設する手順は、すでにクラスターが形成されているネットワークに、クラスター型管理の無線LANアクセスポイントを接続(追加)するだけです。クラスター内は、ローミング機能が使用できます。無線端末が移動しても、接続中の無線LANアクセスポイントとの通信ができなくなる前に、他の無線LANアクセスポイントに接続先を切り替えます。そのため、無線端末の通信が途絶えることはありません。
※ネットワークに無線LANアクセスポイントを追加するときは、必ず、追加する無線LANアクセスポイントの電源を切った状態で行ってください。

◇自動チャンネル変更機能の設定を確認する

信号強度が赤・濃赤となる原因として、無線端末の送信パワーが弱いことが挙げられます。このとき、無線端末と無線LANアクセスポイントの無線接続が確立していても、通信エラーが頻発してしまい、ユーザーからは接続できていないように見えることがあります。ご使用の無線端末の取扱説明書などを確認いただき、送信パワーを調整する設定項目があれば、送信パワーを上げてください。

◇無線端末の通信性能を確認する

通信速度は、無線端末の通信性能に依存します。端末詳細表示画面には、過去の通信で記録したスループットの最大値が表示されています。他の無線端末と比較してみてください。

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示 > 各端末の「表示」列アイコン
説明画像

◆2-5 外部RADIUSサーバーで事前認証の設定を確認する

◇外部RADIUSサーバーの設定を確認する

外部RADIUSサーバー側で、以下のような設定になっている場合、接続が頻繁に切れることがあります。取扱説明書などをご確認の上、設定を確認してください。

  1. 再認証間隔の時間設定が短すぎる
  2. 再認証時にいったん切断する設定になっている

◆2-6 ローミングが頻発しているときの対処方法

◇無線端末のローミング設定を変更する

無線端末と無線LANアクセスポイントが接続できていても、接続先の無線LANアクセスポイントが頻繁に切り替わると、通信が不安定になることがあります。ご使用中の無線端末で、ローミングの積極性を変更できるようであれば、ローミングの積極性を低く設定してください。

◆2-7 有線LAN側に問題があるときの対処方法

◇ネットワークの設定を確認する

DHCPクライアントとしてIPアドレスを取得している場合は、DHCPサーバーでIPアドレスの割り当て状況を確認してください。

DHCPクライアントとしてIPアドレスを取得していない場合は、以下を確認してください。

仮想コントローラーとクラスターAPの共通ネットワーク設定 デフォルトゲートウェイが正しく設定されているか
DNSサーバーが正しく設定されているか
仮想コントローラーのネットワーク設定 IPアドレスが正しく設定されているか
ネットマスクが正しく設定されているか

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 基本設定 > クラスター設定
説明画像

◇RADIUSサーバーの認証ログを確認する

無線セキュリティーの認証方式が "WPA-EAP"または"WPA2-EAP"の場合は、RADIUSサーバーの認証ログを確認してください。

◇ルーターの設定を確認する

インターネットの接続設定に問題がある可能性もあります。無線LANアクセスポイントと接続しているルーターがヤマハルーターである場合は、ルーターのトラブルシューティング「インターネットに接続できない」を参照してください。

◆設定を送信する

無線LANアクセスポイントの設定後は、必ず、設定を送信してください。
設定送信後に無線LANアクセスポイントの設定を変更した場合は、再度、設定を送信してください。
※無線LANアクセスポイントが1台の場合でも、自身に設定を送信する必要があります。

以下のいずれかの方法で設定の送信ができます。
1.設定後、無線LANアクセスポイント Web GUI 各設定ページ上部 > 設定送信
説明画像

2.無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 設定送信 > 設定送信

設定の送信画面で、「送信」をクリックします。
説明画像

WLX402の場合

インデックス

切り分け手順

WLX402前面LEDの状態、見える化ツールを確認し、問題の切り分け作業を行います。
1-1 から順に確認してください。

1-1

前面LEDの「POWER」ランプの状態を確認します。
「POWER」が消灯または点滅している場合は、「NG」に進んでください。

NGの場合は
  1. 消灯している場合は、電源が入っていません。電源アダプターを確認してください。
  2. 橙色点滅している場合は、給電方法に問題があると考えられます。
    こちらをご覧ください。

1-2

前面LEDの「2.4GHz」および「5GHz」が消灯している、または、接続したい電波のLEDが消灯している場合は、「NG」に進んでください。



NGの場合は
  1. 無線設定が有効になっていないと考えられます。
    こちらをご覧ください。

1-3

前面LEDの「2.4GHz」および「5GHz」が同時に点滅している場合は、「NG」に進んでください。
NGの場合は
  1. LAN-無線連動機能が障害を検出して、無線を無効化しています。
    こちらをご覧ください。

1-4

端末一覧表示に該当の無線端末は表示されていますか?

WLX402 Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示

NOの場合は
  1. WLX402の場合 の 1-7(別ページリンク)にお進みください。

1-5

見える化ツールの端末一覧表示にて、ご使用の無線端末の信号強度、無線断回数を確認します。
信号強度が濃赤であり、無線断回数が濃赤であるならば「NG」に進んでください。

WLX402 Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示
NGの場合は
  1. 無線端末とWLX402間の電波状態が悪いことが考えられます。
    こちらをご覧ください。

1-6

見える化ツールの端末一覧表示にて、ご使用の無線端末の信号強度、無線断回数を確認します。
信号強度が黄色であり、無線断回数が濃赤で表示されている場合は、「NG」に進んでください。

WLX402 Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示

信号強度が黄色であり、無線断回数が黄色で表示されている場合は、「OK」に進んでください。

WLX402 Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示

NGの場合は
  1. 外部RADIUSサーバーの事前認証設定か、頻繁に発生するローミングが原因と考えられます。
    1. 外部RADIUSサーバーの事前認証設定は、こちらでご確認ください。
    2. 頻繁に発生するローミングの対処方法は、こちらをご覧ください。
無線LANではなく、有線LAN側の設定に問題があると考えられます。
こちらをご覧ください。

トラブル対処方法

この項目では、フローチャートで切り分けた各設問の対処方法を紹介します。

◆2-1 給電方法を確認する

◇使用している電源アダプターを確認する
WLX402の電源アダプターは、「YPS-12V3A」です。
異なる電源アダプターを使用している場合は、別売りの電源アダプター「YPS-12V3A」をご使用ください。
◇PoE給電機器を確認する
PoE給電機器が、IEEE802.3at規格に準拠していない場合は、IEEE802.3at規格に準拠したPoE給電機器から給電してください。 また、PoE給電機器の給電能力を超えていないか、確認してください。もし、PoE給電機器の給電能力を超えていた場合は、PoE給電機器を増設してください。

ヤマハ製のPoE製品

  1. PoEスイッチ
  2. PoEインジェクター

◆2-2 無線設定を有効にする

◇周波数帯(2.4GHz/5GHz)を設定する
無線LANを使用するためには、無線機能を有効にする必要があります。
以下の設定画面で、無線機能の設定を確認してください。

※設定を変更した場合は、必ず、設定送信を実行してください。

1.WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 無線設定 > 基本無線設定 > 2.4GHz 基本

2.WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 無線設定 > 基本無線設定 > 5GHz(1) 基本

3.WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 無線設定 > SSID 管理 > 接続するSSIDの「編集」

◇設定を送信する
WLX402の設定後は、必ず、設定を送信してください。
設定送信後にWLX402の設定を変更した場合は、再度、設定を送信してください。
※WLX402が1台の場合でも、自身に設定を送信する必要があります。

WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 設定送信

◆2-3 LAN側で障害が発生したときの対処方法

WLX402には、LAN-無線連動機能が実装されています。
この機能を有効にすると、WLX402のLAN側で障害が発生したとき、無線を無効にして無線端末を接続させません。LAN側の障害が復旧すると、WLX402の無線が再び有効になり、無線端末が接続できるようになります。
◇LAN-無線連動機能の使用状況を確認する
LANポート設定画面で、「LAN-無線 連動機能」の設定を確認してください。

※設定変更後は必ず、設定送信を実行してください。

WLX402 Web GUI TOPページ > 基本設定 > LANポート設定

「使用する」設定の場合は、以下を確認してください。
  1. WLX402前面LEDの「LAN」ポートが点灯しているかを確認します
「LAN」ポートが消灯している場合は、LANケーブルの接続状態を確認してください。

  1. ネットワークの設定が正しいかを確認します
LANポート設定画面の「ネットワークの設定」で、WLX402のIPアドレス、ネットマスクが正しく設定されているか確認してください。また、ICMP Echo 送信先がWLX402のネットワークと異なる場合は、デフォルトゲートウェイの設定も確認してください。

WLX402 Web GUI TOPページ > 基本設定 > LANポート設定

DHCPクライアントとしてIPアドレスを取得している場合は、DHCPサーバーでIPアドレスの割り当て状況を確認してください。

  1. 有線LAN区間で、ICMP Echo 送信先に通信できるかを確認します
有線LAN区間にPCなどを接続して、ICMP Echo 送信先に通信できるか、pingコマンドで確認してください。
通信できない場合は、ICMP Echo 送信先の設定を見直してください。

◆2-4 電波状態が悪いときの対処方法

◇無線端末またはWLX402を移動する
WLX402の周辺に電波を遮断するコンクリートの壁や柱などの遮蔽物、電波干渉が生じる恐れのある機器があると、通信が不安定になることがあります。無線端末とWLX402の距離を近づけたり、無線端末の向きを変えたりすることで、伝送速度が改善される場合は、WLX402の配置を検討してください。
◇無線LANアクセスポイントを増設する
WLX402と無線端末の距離が遠いことや遮蔽物によって電波が届きにくい問題は、接続したい無線端末の周辺にもう一台無線LANアクセスポイントを設置することで改善できます。

ご利用中のWLX402と同名のSSID、セキュリティー設定を行うことでローミング機能をご使用いただけます。無線端末の移動により、接続中のWLX402との通信が途絶えても、他の無線LANアクセスポイントと通信が可能であれば再設定することなく無線LANをご使用いただけます。

無線LANコントローラー機能を使用してアクセスポイントを管理 : 無線LANアクセスポイント Web GUI設定」でローミング機能を設定しています。

◇無線端末の送信パワー設定を確認する
信号強度が赤・濃赤となる原因として、無線端末の送信パワーが弱いことが挙げられます。このとき、無線端末とWLX402の無線接続が確立していても、通信エラーが頻発してしまい、ユーザーからは接続できていないように見えることがあります。ご使用の無線端末の取扱説明書などを確認して、送信パワーを調整する設定項目があれば、送信パワーを上げてください。
◇無線端末の通信性能を確認する

通信速度は無線端末の通信性能に依存します。端末詳細表示画面には、過去の通信で記録したスループットの最大値が表示されていますので、他の無線端末と比較してください。

WLX402 Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示 > 各無線端末の「表示」列アイコン

◆2-5 外部RADIUSサーバーで事前認証の設定を確認する

◇外部RADIUSサーバーの設定を確認する
外部RADIUSサーバー側で、以下のような設定になっている場合、接続が頻繁に切れることがあります。取扱説明書などをご確認の上、設定を確認してください。
  1. 再認証間隔の時間設定が短すぎる
  2. 再認証時にいったん切断する設定になっている

◆2-6 ローミングが頻発しているときの対処方法

◇無線端末のローミング設定を変更する
無線端末とWLX402は接続できていますが、接続する無線LANアクセスポイントが頻繁に切り替わり通信が不安定になることがあります。接続する無線LANアクセスポイントを切り替えるタイミングは無線クライアントに依存し、無線LANアクセスポイントでは制御できません。ご使用になっている無線端末で、ローミングの積極性を変更できるようであれば、ローミングの積極性を低く設定してください。

◆2-7 有線LAN側に問題があるときの対処方法

◇ネットワークの設定を確認する
LANポート設定画面の「ネットワークの設定」で、WLX402のIPアドレス、ネットマスク、デフォルトゲートウェイが正しく設定されているか、DNSサーバーが正しく設定されているか、確認してください。

WLX402 Web GUI TOPページ > 基本設定 > LANポート設定

DHCPクライアントとしてIPアドレスを取得している場合は、DHCPサーバーでIPアドレスの割り当て状況を確認してください。

◇RADIUSサーバーの認証ログを確認する
無線セキュリティーの認証方式が "WPA/EAP"または"WPA2/EAP"の場合は、RADIUSサーバーの認証ログを確認してください。
◇ルーターの設定を確認する
インターネットの接続設定に問題がある可能性もあります。WLX402と接続しているルーターがヤマハルーターである場合は、インターネットに接続できないを参照してください。
◇接続先スイッチのリンクアグリゲーション設定を確認する
有線LANポートのリンクアグリゲーションを使用している場合は、接続先スイッチのリンクアグリゲーション設定を確認してください。
WLX313の場合

インデックス

切り分け手順

WLX313前面LEDの状態、見える化ツールを確認し、問題の切り分け作業を行います。
1-1 から順に確認してください。

1-1

前面LEDの「POWER」ランプの状態を確認します。
「POWER」が消灯または点滅している場合は、「NG」に進んでください。

説明画像
NGの場合は
  1. 消灯している場合は、電源が入っていません。電源アダプターを確認してください。
  2. 橙色点滅している場合は、給電方法に問題があると考えられます。
    こちらをご覧ください。

1-2

前面LEDの「WLAN」が消灯している場合は、「NG」に進んでください。

説明画像

NGの場合は
  1. 無線設定が有効になっていないと考えられます。
    こちらをご覧ください。

1-3

前面LEDの「WLAN」が黄緑色点滅している場合は、「NG」に進んでください。
NGの場合は
  1. DFSレーダーを検出中です。
    Fast DFS機能を設定したい場合は、こちらをご覧ください。

1-4

端末一覧表示に該当の無線端末は表示されていますか?

WLX313 Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示
説明画像

NOの場合は
  1. WLX313の場合 の 1-7(別ページリンク)にお進みください。

1-5

見える化ツールの端末一覧表示にて、ご使用の無線端末の信号強度、無線断回数を確認します。
信号強度が濃赤であり、無線断回数が濃赤であるならば「NG」に進んでください。

WLX313 Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示
説明画像

NGの場合は
  1. 無線端末とWLX313間の電波状態が悪いことが考えられます。
    こちらをご覧ください。

1-6

見える化ツールの端末一覧表示にて、ご使用の無線端末の信号強度、無線断回数を確認します。

信号強度が黄色であり、無線断回数が濃赤で表示されている場合は、「NG」に進んでください。
WLX313 Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示
説明画像

信号強度が黄色であり、無線断回数が黄色で表示されている場合は、「OK」に進んでください。
WLX313 Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示
説明画像

NGの場合は
  1. 外部RADIUSサーバーの事前認証設定か、頻繁に発生するローミングが原因と考えられます。

    1. 外部RADIUSサーバーの事前認証設定は、こちらでご確認ください。
    2. 頻繁に発生するローミングの対処方法は、こちらをご覧ください。
OKの場合は
  1. 無線LANではなく、有線LAN側の設定に問題があると考えられます。
    こちらをご覧ください。

トラブル対処方法

この項目では、フローチャートで切り分けた各設問の対処方法を紹介します。

◆2-1 給電方法を確認する

◇使用している電源アダプターを確認する

WLX313の電源アダプターは、「YPS-12V3A」です。
異なる電源アダプターを使用している場合は、別売りの電源アダプター「YPS-12V3A」をご使用ください。

◇PoE給電機器を確認する

PoE給電機器が、IEEE802.3at規格に準拠していない場合は、IEEE802.3at規格に準拠したPoE給電機器から給電してください。 また、PoE給電機器の給電能力を超えていないか、確認してください。もし、PoE給電機器の給電能力を超えていた場合は、PoE給電機器を増設してください。
ヤマハ製のPoE製品

  1. PoEスイッチ
  2. PoEインジェクター

◆2-2 無線設定を有効にする

◇周波数帯(2.4GHz/5GHz(1)/5GHz(2))を設定する

無線LANを使用するためには、無線機能を有効にする必要があります。
以下の設定画面で、無線機能の設定を確認してください。
※設定を変更した場合は、必ず、設定送信を実行してください。

WLX313 Web GUI TOPページ > 無線設定 > 共通 > 無線基本設定
説明画像

◇設定を送信する

WLX313の設定後は、必ず、設定を送信してください。
設定送信後にWLX313の設定を変更した場合は、再度、設定を送信してください。
※WLX313が1台の場合でも、自身に設定を送信する必要があります。

以下のいずれかの方法で設定の送信ができます。
1.WLX313 Web GUI 各設定ページ上部 > 設定送信
説明画像

2.WLX313 Web GUI TOPページ > 設定送信 > 設定送信

設定の送信画面で、送信先を指定して設定を送信します。
説明画像

◆2-3 FastDFS機能を有効にする

WLX313は、2つの5GHz帯を有効に使うことで、レーダーを検出後、すぐに別のチャンネルに切り替える「Fast DFS機能」が搭載されています。
ひとつの5GHz帯を「Fast DFS機能」に使用しますので、無線端末の接続には使用できなくなります。同時に接続する端末数より、5GHz帯域での安定した通信を重視する場合に有効です。

◇Fast DFS機能を設定する

基本無線設定画面で、「Fast DFS機能」を有効にできます。
※設定変更後は必ず、設定送信を実行してください。

WLX313 Web GUI TOPページ > 無線設定 > 共通 > 無線基本設定
説明画像

※前述のとおり、5HGz(2)の動作モードを「Fast DFSモード」にした場合、以下のように、無線端末の接続には使用できません。
説明画像

◆2-4 電波状態が悪いときの対処方法

◇無線端末またはWLX313を移動する

WLX313の周辺に電波を遮断するコンクリートの壁や柱などの遮蔽物、電波干渉が生じる恐れのある機器があると、通信が不安定になることがあります。無線端末とWLX313の距離を近づけたり、無線端末の向きを変えたりすることで、伝送速度が改善される場合は、WLX313の配置を検討してください。
参考:設置方法とアンテナ選択

◇無線LANアクセスポイントを増設する

WLX313と無線端末の距離が遠いことや遮蔽物によって電波が届きにくい問題は、接続したい無線端末の周辺に新しく無線LANアクセスポイントを設置することで改善できます。
ご利用中のWLX313と同名のSSID、セキュリティー設定を行うことでローミング機能をご使用いただけます。無線端末の移動により、接続中のWLX313との通信が途絶えても、他の無線LANアクセスポイントと通信が可能であれば再設定することなく無線LANをご使用いただけます。
無線LANコントローラー機能を使用してアクセスポイントを管理 : 無線LANアクセスポイント Web GUI設定」で、ローミングの設定方法を紹介しています。

説明画像

◇無線端末の送信パワー設定を確認する

信号強度が赤・濃赤となる原因として、無線端末の送信パワーが弱いことが挙げられます。このとき、無線端末とWLX313の無線接続が確立していても、通信エラーが頻発してしまい、ユーザーからは接続できていないように見えることがあります。ご使用の無線端末の取扱説明書などを確認して、送信パワーを調整する設定項目があれば、送信パワーを上げてください。

◇無線端末の通信性能を確認する

通信速度は無線端末の通信性能に依存します。端末詳細表示画面には、過去の通信で記録したスループットの最大値が表示されていますので、他の無線端末と比較してください。

WLX313 Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示 > 各無線端末の「表示」列アイコン
説明画像

◆2-5 外部RADIUSサーバーで事前認証の設定を確認する

◇外部RADIUSサーバーの設定を確認する

外部RADIUSサーバー側で、以下のような設定になっている場合、接続が頻繁に切れることがあります。取扱説明書などをご確認の上、設定を確認してください。

  1. 再認証間隔の時間設定が短すぎる
  2. 再認証時にいったん切断する設定になっている

◆2-6 ローミングが頻発しているときの対処方法

◇無線端末のローミング設定を変更する

無線端末とWLX313が接続できていても、接続先の無線LANアクセスポイントが頻繁に切り替わり通信が不安定になることがあります。接続する無線LANアクセスポイントを切り替えるタイミングは無線クライアントに依存し、無線LANアクセスポイントでは制御できません。ご使用中の無線端末で、ローミングの積極性を変更できるようであれば、ローミングの積極性を低く設定してください。

◆2-7 有線LAN側に問題があるときの対処方法

◇ネットワークの設定を確認する

DHCPクライアントとしてIPアドレスを取得している場合は、DHCPサーバーでIPアドレスの割り当て状況を確認してください。

DHCPクライアントとしてIPアドレスを取得していない場合は、LANポート設定画面の「ネットワークの設定」で、WLX313のIPアドレス、ネットマスク、デフォルトゲートウェイが正しく設定されているか、DNSサーバーが正しく設定されているか、確認してください。

WLX313 Web GUI TOPページ > 基本設定 > LANポート設定
説明画像

◇RADIUSサーバーの認証ログを確認する

無線セキュリティーの認証方式が "WPA/EAP"または"WPA2/EAP"の場合は、RADIUSサーバーの認証ログを確認してください。

◇ルーターの設定を確認する

インターネットの接続設定に問題がある可能性もあります。WLX313と接続しているルーターがヤマハルーターである場合は、ルーターのトラブルシューティング「インターネットに接続できない」を参照してください。

それでも問題が解決しない場合は、サポート窓口までご相談ください。
その際、ご使用のOSの製品名とバージョン、無線カードとそのドライバーのバージョンをご確認の上、ご連絡ください。
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