フレッツ・VPNワイド(端末型払い出し) + IPIPを使用したVPN拠点間接続(3拠点) : FWX120 Web GUI設定

管理番号:YMHRT-3851 
(最終更新日: 2024/10/31)

本設定例は、以下の機種に対応しています。

対応機種: FWX120

フレッツ・VPNワイドを利用した拠点間通信の設定例(拠点間接続のみ)

図 フレッツ・VPNワイドを利用した拠点間通信の設定例(拠点間接続のみ)

フレッツ・VPNワイドを利用して、拠点間を接続する設定例です。Web GUIを使って説明します。

本設定例は、フレッツ・VPNワイドの端末型払い出しサービスでの設定例になります。
本設定例は、フレッツ・VPNワイドより拠点1側に 172.16.1.1、拠点2側に 172.16.2.1、拠点3側に 172.16.3.1 の固定IPアドレスが割り当てられる前提で説明します。

拠点1 FWX120(1)の設定例

IPアドレス設定

1. まず、LAN1アドレスを変更します。
 「詳細設定と情報」をクリックします。

図 FWX120 設定画面トップ

2.「LANの設定」の「設定」をクリックします。

図 詳細設定と情報画面

3. プライマリ・IPアドレスの欄に「192.168.101.1」を入力します。
 「自動でDHCPスコープのIPアドレスを変更する」にチェックを入れ、
 「設定の確定」をクリックします。

図 LANの設定画面

4. 内容を確認し、「実行」をクリックします。
 コンピュータのIPアドレスの再取得方法については、本製品の取扱説明書の
 「LAN内のパソコンのIPアドレスを変更する」の項をご参照ください。

図 LANの設定画面(確認)

5.「新しいIPアドレスにhttpでアクセスする」をクリックします。
 IPアドレスを再取得していればトップページに戻ることができます。

図 LANの設定画面(確認)

フレッツ・VPNワイド接続設定

1.「詳細設定と情報」をクリックします。

図 フレッツ・VPNワイド接続設定1

2. "基本接続の詳細な設定"の「設定」をクリックします。

図 フレッツ・VPNワイド接続設定2

3. "設定可能なプロバイダ" PP[01] の「追加」をクリックします。

図 フレッツ・VPNワイド接続設定3

4.「PPPoEを用いる端末型ブロードバンド接続(フレッツ 光ネクスト、Bフレッツなど)」
 にチェックを入れて「次へ」をクリックします。

図 フレッツ・VPNワイド接続設定4

5.「基本事項」、「詳細事項」に必要事項を入力し、「設定の確定」をクリックします。

図 フレッツ・VPNワイド接続設定5

6. 設定内容を確認し、「トップへ戻る」をクリックします。

図 フレッツ・VPNワイド接続設定6

7. プロバイダ接続 PP[01] が通信中となっていることを確認できます。

図 フレッツ・VPNワイド接続設定7

IP over IP の設定

1. まず、拠点1 ⇒ 拠点2 のIPIPトンネル接続の設定を行います。
 「詳細設定と情報」をクリックします。

図 FWX120 設定画面トップ

2.「VPN接続の設定」の「設定」ボタンをクリックします。

図 IPsec詳細設定と情報 設定画面

3. 任意のPP(TUNNEL)番号を選択し「追加」をクリックします。
 ここでは「PP[02]またはTUNNEL[01]」 を選択します。

図 VPN接続の設定画面

4.「IPIPトンネルを使用したネットワーク型 LAN間接続」を選択し「次へ」をクリックします。

図 VPN接続の登録画面

5.「VPN接続設定の登録」、「経路情報の設定」に必要事項を入力します。
 ※拠点2のフレッツ・VPNワイド接続先のIPアドレスは、「172.16.2.1」
  経路のアドレス情報は、「192.168.102.0/24」を入力します。

図 VPN接続設定の登録・修正画面

6. これで、拠点1 ⇒ 拠点2 のIPIPトンネル接続が設定されました。
 「トップへ戻る」ボタンをクリックしてください。

図 VPN接続設定の登録画面

 続けて、拠点1 ⇒ 拠点3 のIPIPトンネル接続の設定を行います。
 IP over IP設定の1~5と同様の手順を拠点3に対して行います。
 ※拠点3のフレッツ・VPNワイド接続先のIPアドレスは、「172.16.3.1」
  経路のアドレス情報は、「192.168.103.0/24」を入力します。

拠点2 FWX120(2)の設定例

「拠点2 ⇒ 拠点1、拠点3」となるように、拠点1と同様の手順で設定を行ってください。

拠点3 FWX120(3)の設定例

「拠点3 ⇒ 拠点1、拠点2」となるように、拠点1と同様の手順で設定を行ってください。


【ご注意】
本設定例は、設定の参考例を示したもので、動作を保証するものではございません。
ご利用いただく際には、十分に評価・検証を実施してください。

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