フレッツ・VPNワイド(端末型払い出し) + IPIPを使用したVPN拠点間接続(2拠点) + インターネット接続 : NVR500 Web GUI設定

管理番号:YMHRT-3845 
(最終更新日: 2024/10/31)

本設定例の対応機種は、NVR500です。

図 フレッツ・VPNワイドを利用して拠点間を接続し各拠点からのインターネット接続も可能にしたケース

フレッツ・VPNワイドを利用して拠点間を接続し、各拠点からのインターネット接続も可能にした設定例です。IPアドレスが端末型払い出しで提供されるサービスを使い、各拠点間にトンネルを張って複数台の端末を接続できます。

本設定例は、フレッツ・VPNワイドより拠点1側に 172.16.1.1、拠点2側に 172.16.2.1 の固定IPアドレスが割り当てられる前提で説明します。

拠点1 NVR500(1)の設定例

IPアドレス設定

1.「詳細設定と情報」を選択します。

図 NVR500 設定画面トップ

2. LANの設定(IPアドレス、DHCPサーバー)の行にある「設定」をクリックします。

図 詳細設定と情報画面

3. プライマリ・IPアドレスの欄に「192.168.1.1」を入力します。
 DHCPサーバー機能の欄で、IPアドレスの割り当て範囲を「192.168.1.2~192.168.1.191」に設定します。
 入力ができたら「設定の確定」をクリックします。

図 LANの設定画面

4. 内容を確認し、「実行」をクリックします。
 コンピュータのIPアドレスの再取得方法については、本製品の取扱説明書の「LAN内のパソコンのIPアドレスを変更する」の項を参照ください。

図 LANの設定画面(確認)

5.「新しいIPアドレスにhttpでアクセスする」をクリックします。トップページに戻ります。

図 LANの設定画面(確認)

インターネット接続設定

1.「プロバイダ情報の設定」を選択します。

図 NVR500 設定画面トップ

2. ブロードバンド回線自動判別の表示を確認して「次へ」をクリックします。

図 回線自動判別画面

3. 一番上の項目を選択して「次へ」をクリックします。

図 プロバイダの設定1/4

4. 契約しているプロバイダの情報を設定します。
 必要な項目の入力が完了したら「次へ」をクリックします。

図 プロバイダの設定2/4

5. プロバイダとの契約内容にしたがってDNSの設定を行います。
 項目を入力したら「次へ」をクリックします。

図 プロバイダの設定3/4

6. 内容を確認して「設定の確定」をクリックします。

図 プロバイダの設定4/4

7.「接続」をクリックするとプロバイダに接続します。

図 プロバイダの登録

フレッツ・VPNワイド接続設定

1.「詳細設定と情報」を選択します。

図 NVR500 設定画面トップ

2. 基本接続の詳細な設定の行にある「設定」ボタンをクリックします。

図 詳細設定と情報画面

3. 設定する行を選んで「追加」ボタンをクリックします。

図 設定可能なプロバイダ

4.「PPPoEを用いる端末型ブロードバンド接続(フレッツ 光ネクスト、Bフレッツなど)」を選択し「次へ」をクリックします。

図 プロバイダの登録1

5. 必要事項を記入します。
 宛先アドレスに「その他」を選択し、経路のアドレス情報に拠点2に割り当てられたIPアドレスを設定します。
 宛先ドメイン名は「なし」を選択します。

図 プロバイダの登録2

6.「切断タイマ関連」の項目を設定し、「設定の確定」をクリックします。

図 プロバイダの登録3

IPIPトンネルの設定

1. 詳細設定と情報をクリックします。

図 NVR500 設定画面トップ

2. VPN接続の設定の行にある「設定」ボタンをクリックします。

図 詳細設定と情報画面

3. 設定する行を選んで「追加」ボタンをクリックします。

図 VPN接続の設定

4.「IPIPトンネルを使用したネットワーク型LAN接続」を選択し「次へ」をクリックします。

図 VPN接続の登録

5.「VPN接続設定の登録」、「経路情報の設定」に必要事項を入力して「設定の確定」をクリックします。

図 VPN接続設定の登録

拠点2 NVR500(2)の設定例

拠点1と同様の手順で設定を行ってください。

【ご注意】
本設定例は、設定の参考例を示したもので、動作を保証するものではございません。
ご利用いただく際には、十分に評価・検証を実施してください。

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