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(最終更新日: 2024/5/13)
本設定例では、IPsecトンネル機能とOCNバーチャルコネクト機能を使用しています。
IPsecトンネル機能の対応機種は、RTX5000、RTX3510、RTX3500、RTX1300、RTX1220、RTX1210、RTX830、NVR700W、FWX120、vRXです。
OCNバーチャルコネクト(IPoE 固定IP1契約)の対応機種は、RTX5000(Rev.14.00.32以降)、RTX3510、RTX3500(Rev.14.00.32以降)、RTX1300、RTX1220、RTX1210(Rev.14.01.34以降)、RTX830(Rev.15.02.10以降)、NVR700W(Rev.15.00.16以降)です。
異なるインターネット接続方式の拠点間を、IPsecを使用してVPN接続をする設定例です。
ここでは、以下の構成で説明します。
注意事項:
(※)「OCNバーチャルコネクト」は、NTTコミュニケーションズ株式会社の登録商標(または商標)です。
光回線に接続するためには、別途ONUが必要です。
NVR700Wは、本体のONUポートに小型ONUを装着することで、光回線に接続できます。
本機能の対応機種のうち、設定例を掲載している機種は、以下のとおりです。
機種 | 掲載内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
拠点1 | RTX1300 RTX1220 RTX1210(Rev.14.01.36以降) RTX830(Rev.15.02.15以降) NVR700W(Rev.15.00.17以降) | Web GUI設定例 | IPoE 固定IP1契約 (OCNバーチャルコネクトを利用) |
拠点2 | RTX1300 RTX1220 RTX1210 RTX830 NVR700W | Web GUI設定例 | IPv4 PPPoE 接続 |
以下の手順で設定を行います。
1. ルーターの設定画面を開きます。
2.「かんたん設定」をクリックします。
3.「基本設定」をクリックします。
4.「LAN アドレス」をクリックします。
5. IPv4アドレスの「設定」をクリックします。
6. 拠点1のIPアドレスを設定して、「次へ」をクリックします。ここでは、構成図に合わせて、192.168.101.1 を設定しています。
7. 入力内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。
8.「変更後のIPアドレスでトップページにアクセスし直す。」をクリックします。
1.「プロバイダー接続」をクリックします。
2.「新規」をクリックします。
3. WANインターフェースを選択して、「次へ」をクリックします。
4. 回線自動判別を確認して、「次へ」をクリックします。
5. 接続種別の選択で、「IPv6 IPoE接続」を選択して、「次へ」をクリックします。
6. プロバイダー情報の設定をして、「次へ」をクリックします。
設定名 | 任意の設定名 |
---|---|
ひかり電話の契約 | 契約している ※ご利用になる環境の契約に合わせて設定してください。 |
IPv4 over IPv6 トンネルの設定 | 使用する OCNバーチャルコネクト |
7. プロバイダーとの契約内容にしたがい、IPv4 over IPv6 トンネルの設定をして、「次へ」をクリックします。
OCNバーチャルコネクトの契約内容 | OCNバーチャルコネクト 固定IP1契約 |
---|---|
アドレス解決システム URL | プロバイダーから指定されたアドレス解決システム URL |
認証用 ID | プロバイダーから指定されたアドレス解決システム認証用共通ID |
認証用パスワード | プロバイダーから指定されたアドレス解決システム認証用共通パスワード |
8. DNSサーバーの設定を確認して、「次へ」をクリックします。
9. IPフィルターの設定をして、「次へ」をクリックします。
10. 表示された設定内容が、プロバイダーから送付された設定資料と合っているかどうか確認します。問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。
11. プロバイダー接続の設定が完了しました。
1.「VPN」をクリックします。
2.「拠点間接続」をクリックします。
3.「新規」をクリックします。
4.「IPsec」を選択して、「次へ」をクリックします。
5. IPsecに関する設定をして、「次へ」をクリックします。
ネットワーク環境 | 自分側のみ固定のグローバルアドレスまたはネットボランチDNSホスト名を持っている |
---|---|
自分側の設定 > 設定名 |
任意の設定名 |
接続先の情報 > 接続先のID |
拠点2 のセキュリティーゲートウェイの名前 ※拠点2 ルーターの「自分側のID」と同じ文字列を設定してください。 |
接続先と合わせる設定 > 認証鍵(pre-shared key) |
拠点2 との事前共有鍵 |
接続先と合わせる設定 > 認証アルゴリズム |
HMAC-SHA |
接続先と合わせる設定 > 暗号アルゴリズム |
AES-CBC |
6. 経路に関する設定をして、「次へ」をクリックします。
接続先のLAN側のアドレス | 拠点2のLAN側ネットワークアドレス |
---|
7. 入力内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。
8. IPsecの設定が完了しました。
以下の手順で設定を行います。
1. ルーターの設定画面を開きます。
2.「かんたん設定」をクリックします。
3.「基本設定」をクリックします。
4.「LAN アドレス」をクリックします。
5. IPv4アドレスの「設定」をクリックします。
6. 拠点2のIPアドレスを設定して、「次へ」をクリックします。ここでは、構成図に合わせて、192.168.102.1 を設定しています。
7. 入力内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。
8.「変更後のIPアドレスでトップページにアクセスし直す。」をクリックします。
1.「プロバイダー接続」をクリックします。
2.「新規」をクリックします。
3. WANインターフェースを選択して、「次へ」をクリックします。
4. 回線自動判別を確認して、「次へ」をクリックします。
5. 接続種別の選択で、「PPPoE接続」が選択されていることを確認して、「次へ」をクリックします。
6. プロバイダー情報の設定をして、「次へ」をクリックします。
設定名 | 任意の設定名 |
---|---|
ユーザーID | プロバイダーから指定された接続用のID |
接続パスワード | プロバイダーから指定された接続用のパスワード(または自分で変更したパスワード) |
7. プロバイダーとの契約内容にしたがい、DNSサーバーアドレスの設定をして、「次へ」をクリックします。
8. IPフィルターの設定をして、「次へ」をクリックします。
9. 表示された設定内容が、プロバイダーから送付された設定資料と合っているかどうか確認します。問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。
10. プロバイダー接続の設定が完了しました。
1.「VPN」をクリックします。
2.「拠点間接続」をクリックします。
3.「新規」をクリックします。
4.「IPsec」を選択して、「次へ」をクリックします。
5. IPsecに関する設定をして、「次へ」をクリックします。
ネットワーク環境 | 接続先のみ固定のグローバルアドレスまたはネットボランチDNSホスト名を持っている |
---|---|
自分側の設定 > 設定名 |
任意の設定名 |
自分側の設定 > 自分側のID |
セキュリティーゲートウェイの名前 ※拠点1 ルーターの「接続先のID」と同じ文字列を設定してください。 |
接続先の情報 > 接続先のホスト名またはIPアドレス |
拠点1 ルーターの固定グローバルIPアドレス |
接続先と合わせる設定 > 認証鍵(pre-shared key) |
拠点1 との事前共有鍵 |
接続先と合わせる設定 > 認証アルゴリズム |
HMAC-SHA |
接続先と合わせる設定 > 暗号アルゴリズム |
AES-CBC |
6. 経路に関する設定をして、「次へ」をクリックします。
接続先のLAN側のアドレス | 拠点1のLAN側ネットワークアドレス |
---|
7. 入力内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。
8. IPsecの設定が完了しました。
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