無線端末がつながらない(続き)

管理番号:YMHAP-18094 
(最終更新日: 2024/2/8)

このトラブルシューティングの対応機種は、WLX413WLX402WLX323WLX322WLX313WLX222WLX212です。

概要

このトラブルシューティングでは、無線LAN環境を使用の際に、無線端末がつながらない、つながっていた無線端末がつながらなくなったなど、接続に問題がある場合の対処方法を提供します。
問題を把握し、該当箇所の説明をお読みいただくことで、問題解決への近道となります。
ご使用の無線端末の設定方法については、取扱説明書などを確認してください。

本内容は、「無線端末がつながらない」の続きです。
無線端末がつながらない」の切り分け手順1-1からお進みください。

無線LANアクセスポイントのトラブルシューティング

機種を選んでご覧ください。

WLX413 / WLX323 / WLX322 / WLX222 / WLX212の場合

インデックス

切り分け手順

見える化ツール、無線LANアクセスポイントの設定内容を確認し、問題の切り分け作業を行います。

1-6

見える化ツールの端末一覧表示に、無線端末がまったく表示されない場合は、「NG」に進んでください。

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示
図 説明画像

NGの場合は
  1. 無線LANアクセスポイントまたは無線端末の無線LAN設定に問題があると考えられます。
    こちらをご覧ください。

1-7

MACアドレスフィルタリングによって、無線端末の接続が制限されていないか確認しましたか?
制限している場合のよくある間違いには、以下があります。

1.MACアドレスフィルタリングの許可設定が間違っている
      例:「リストに登録しているMACアドレスの接続を許可する」を選択すべきところを
          「リストに登録しているMACアドレスの接続を拒否する」を選択している
2.登録しているMACアドレスが間違っている

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > SSID 管理 > 接続するSSIDの「編集」
図 説明画像

NOの場合は
  1. MACアドレスフィルタリングの設定を確認してください。設定の確認はこちらをご覧ください。

1-8

無線セキュリティーの認証方式が、"WPA-EAP"または"WPA2-EAP"の場合は、「NG」に進んで RADIUSサーバーの設定を確認してください。
無線セキュリティーの認証方式が、"WPA-EAP"または"WPA2-EAP"以外の場合は、1-9 に進んでください。

NGの場合は
  1. 外部のRADIUSサーバーを使用している場合は、
    こちらをご覧ください。
  2. 内蔵RADIUSサーバーを使用している場合は、
    こちらをご覧ください。

1-9

周辺で同名のSSIDを使用している無線LANアクセスポイントが稼働していないか確認してください。同名のSSIDが稼動している場合は、「NG」に進んでください。

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 無線LAN情報 > 状態表示
図 説明画像

NGの場合は
  1. 同名のSSIDを使用している別の無線LANアクセスポイントに接続を試みている可能性があります。
    こちらをご覧ください。

1-10

SSIDのVAP設定で、以下のいずれかの設定がある場合は、「NG」に進んでください。

1.無線セキュリティーの認証方式が"WPA-PSK/WPA2-PSK" または、暗号化方式が"Mixed" 設定となっている
2.PMF(管理フレーム保護)が"使用する"設定になっている

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > SSID 管理 > 変更するSSIDの「編集」
図 説明画像

NGの場合は
  1. 無線端末側で無線LANアクセスポイントの設定を正しく認識できていない可能性があります。
    こちらをご覧ください。

1-11

SSID 管理、見える化ツールの端末一覧表示を確認します。
以下の条件をすべて満たしている場合は、「NG」に進んでください。

1.1台の無線LANアクセスポイントに、2.4GHzと5GHz(1)と5GHz(2)で、同じSSIDを設定している
2.1台の無線LANアクセスポイントに接続する無線端末が【A】以上存在する、または、【A】以上接続する可能性がある
3.見える化ツールの端末一覧表示にて、端末総数が【B】以上になっている

  【A】 【B】
WLX413 100台 400台
WLX323 70台 200台
WLX322 70台 100台
WLX222 70台 70台
WLX212 50台 50台

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > SSID 管理
図 説明画像

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示
※SSID:Yamaha1に、3台接続されている例です。
図 説明画像

NGの場合は
  1. 2.4GHzまたは5GHzにアクセスが集中したことで、接続できない無線端末がある可能性があります。
    こちらをご覧ください。

1-12

無線設定で最大ステーション数の設定、見える化ツールで現在値を確認します。
現在のステーション数が、最大ステーション数になっている場合は、「NG」に進んでください。
※最大ステーション数を越える可能性がある場合も、「NG」に進んでください。

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > 2.4GHz 詳細
図 説明画像

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > 5GHz(1) 詳細
図 説明画像

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > 5GHz(2) 詳細 (WLX413, WLX323 限定)
図 説明画像

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示
※SSID:YAMAHA-1に3台、SSID:YAMAHA-2に3台、計6台接続されている例です。
図 説明画像

NGの場合は
  1. 接続台数が上限に達している可能性があります。
    こちらをご覧ください。
その他の要因として、以下が考えられます。
こちらを試してください。
  1. 無線端末がスリープ状態に入っていて通信できない
  2. 無線端末が金属板の陰に入っていて電波が届かない
  3. 無線端末が無線LANアクセスポイントで使用中のチャンネルに対応していない
  4. 無線LANアクセスポイントの受信レートの調整により、該当の無線端末が接続できなくなっている

トラブル対処方法

この項目では、フローチャートで切り分けた各設問の対処方法を紹介します。

◆2-8 無線LANの設定に問題があるときの対処方法

◇無線LANアクセスポイントの無線設定を確認する

以下の設定例を参考に、無線LANアクセスポイントの設定を確認してください。

  1. 無線セキュリティー:WPA2-PSK
  2. WPA2/WPA3 パーソナルを使用した無線ネットワークを設定 : ルーター コマンド設定 + 無線LANアクセスポイント Web GUI設定
  3. 無線セキュリティー:WPA2-EAP、認証方式:PEAP(MS-CHAPv2)
  4. WPA2エンタープライズを使用した無線ネットワークを設定(EAP-PEAP / RADIUSサーバー機能) : ルーター コマンド設定 + 無線LANアクセスポイント Web GUI設定
  5. 無線セキュリティー:WPA2-EAP、認証方式:EAP-TLS
  6. WPA2エンタープライズを使用した無線ネットワークを設定(EAP-TLS / RADIUSサーバー機能) : ルーター コマンド設定 + 無線LANアクセスポイント Web GUI設定
◇無線端末本体の無線スイッチで無線機能を有効にする

ノートパソコンなどの無線端末には、本体の前面や側面に無線LANスイッチが備わっていることがあります。無線LANスイッチがOFFになっている場合は、ONにしてください。

◇無線端末の設定を確認する

無線端末側の設定が、無線LANアクセスポイントの無線設定と整合性があるか、「無線端末の設定」を参考にして確認してください。

SSIDの通知設定が「非通知にする」の場合、無線端末のSSID一覧に該当SSIDは表示されません。
無線端末の無線LAN設定画面でSSIDを直接入力して、手動で接続します。

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > SSID 管理 > 接続するSSIDの「編集」
図 説明画像

以下は、Windows11/Windows10 の設定例です。
その他の無線端末の設定方法は、ご利用中の無線端末の設定例を無線端末の設定から開いていただき、ページ内「接続したいSSIDが表示されていない場合」でご確認ください。

コントロールパネル > ネットワークとインターネット > ネットワークと共有センター > 新しい接続またはネットワークのセットアップ > ワイヤレスネットワークに手動で接続します
図 説明画像

◆2-9 無線端末の接続が制限されているときの対処方法

MACアドレスフィルタリングは、登録したMACアドレスをもつ無線端末の接続だけを許可または拒否して、無線端末の接続を制限する機能です。

◇MACアドレスフィルタリングで、接続する無線端末の許可設定を変更する

MACアドレスフィルタリングの設定で、MACアドレスリストに登録したMACアドレス(無線端末)からの接続を許可するか、拒否するかを選択できます。意図した設定になっていない場合は、設定を変更してください。

  1. 「全ての接続を許可する」
  2. → MACアドレスフィルタリングが無効になっていることを意味します。
  3. 「リストに登録しているMACアドレスの接続を許可する」
  4. → MACアドレスリストに登録されているMACアドレスだけを許可します。
  5. ※MACアドレスリストに登録がない場合、すべてのMACアドレスを拒否するため、無線端末は接続できません。
  6. 「リストに登録しているMACアドレスの接続を拒否する」
  7. → MACアドレスリストに登録されているMACアドレスだけを拒否します。
  8. ※MACアドレスリストの登録がない場合、すべてのMACアドレスを許可するため、すべての無線端末が接続できます。

※設定を変更した場合は、必ず、設定送信を実行してください。

◇MACアドレスリストを編集する

MACアドレスリストは、MACアドレスフィルタリングの設定に応じて、"接続を許可したい"または"接続を拒否したい"MACアドレスを登録します。

  1. MACアドレスを登録する
  2. → エディットボックスにMACアドレスを入力して、「追加」をクリックしてください。
  3. ※MACアドレスが正しいか、十分に確認をしてください。
  4. 登録済みのMACアドレスリストを削除する
  5. → 該当するMACアドレスが記載されている行にあるチェックボックスにチェックを入れて、「削除」をクリックしてください。

※登録内容を保存するには、「設定」のクリックを行う必要があります。ここで操作を中断すると内容が破棄されます。ご注意ください。

※設定を変更した場合は、必ず、設定送信を実行してください。

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > SSID 管理 > 接続するSSIDの「編集」
図 説明画像

◆2-10 外部のRADIUSサーバーに関する設定を確認する

◇無線LANアクセスポイントの「RADIUSサーバー」の設定内容を確認する

外部のRADIUSサーバーのIPアドレス、RADIUSシークレットの設定が正しいか確認してください。

※設定を変更した場合は、必ず、設定送信を実行してください。

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > SSID 管理 > 接続するSSIDの「編集」
図 説明画像

◇外部のRADIUSサーバーで確認する

外部のRADIUSサーバーの設定内容を確認してください。外部のRADIUSサーバーの設定に問題がない場合、RADIUSサーバーのログを確認してください。

◆2-11 内蔵RADIUSサーバーに関する設定を確認する

◇無線LANアクセスポイントの「RADIUSサーバー」の設定内容を確認する

内蔵RADIUSサーバー機能が有効になっているかを確認してください。

※設定を変更した場合は、必ず、設定送信を実行してください。

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 拡張機能 > RADIUSサーバー
図 説明画像

以下の設定例を参考に、RADIUSサーバー機能の設定を確認してください。

  1. 認証方式:PEAP(MS-CHAPv2)
  2. WPA2エンタープライズを使用した無線ネットワークを設定(EAP-PEAP / RADIUSサーバー機能) : ルーター コマンド設定 + 無線LANアクセスポイント Web GUI設定
  3. 認証方式:EAP-TLS
  4. WPA2エンタープライズを使用した無線ネットワークを設定(EAP-TLS / RADIUSサーバー機能) : ルーター コマンド設定 + 無線LANアクセスポイント Web GUI設定
◇無線端末の設定を確認する

RADIUSサーバーの認証方式によって、無線端末の設定方法が異なります。以下の設定例を参考に、無線端末の設定を確認してください。

  1. 認証方式:PEAP(MS-CHAPv2)
  2. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-PEAP) : Windows11/Windows10
  3. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-PEAP) : Windows7
  4. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-PEAP) : Mac OS
  5. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-PEAP) : iOS
  6. 認証方式:EAP-TLS
  7. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-TLS) : Windows11/Windows10
  8. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-TLS) : Mac OS
  9. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-TLS) : iOS

◆2-12 同名のSSIDを使用している無線LANアクセスポイントが、周辺で稼働しているときの対処方法

◇SSIDを変更する

周辺にSSIDが同じで無線セキュリティー設定等が異なる無線LANアクセスポイントがある場合、本来接続したい無線LANアクセスポイントとは別の無線LANアクセスポイントに接続を試みてしまうことがあります。
無線設定等が異なる無線LANアクセスポイントは、それぞれ異なるSSIDを使用する必要があります。SSIDを変更して、状況が改善するか確認してください。

※設定を変更した場合は、必ず、設定送信を実行してください。

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > SSID 管理 > 変更するSSIDの「編集」
図 説明画像

◆2-13 無線端末側で無線LANアクセスポイントの設定を正しく認識できていない場合の対処方法

◇認証方式および暗号化方式の設定を変更する

無線セキュリティーの「認証方式」または「暗号化方式」がMixed設定の場合、無線端末側で正しく認識できない場合があります。「認証方式」を WPA3-SAE に変更して、状況が改善するか確認してください。

※設定を変更した場合は、必ず、設定送信を実行してください。

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > SSID 管理 > 変更するSSIDの「編集」
図 説明画像

◇PMF(管理フレーム保護)の設定を変更する

無線端末側のPMF有効時の挙動に不具合がある可能性があります。PMF(管理フレーム保護)を"使用しない"に変更して、状況が改善するか確認してください。
※認証方式が WPA3-SAE の場合、本項目は表示されません。

※設定を変更した場合は、必ず、設定送信を実行してください。

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > SSID 管理 > 変更するSSIDの「編集」
図 説明画像

◆2-14 2.4GHz または 5GHz にアクセスが集中しているときの対処方法

2.4GHzまたは5GHzにアクセスが集中してしまうと、2.4GHzまたは5GHzのどちらかでしか通信できない無線端末が接続できない状態になります。

◇無線端末を他の無線LANアクセスポイントに分散する / 無線LANアクセスポイントを増設する

ひとつの無線LANアクセスポイントに無線端末の接続が集中している場合は、無線LANアクセスポイントを増設することで無線端末の接続を分散できます。

無線LANアクセスポイントを増設する手順は、すでにクラスターが形成されているネットワークに、クラスター型管理の無線LANアクセスポイントを接続(追加)するだけです。クラスター内は、ローミング機能が使用できます。無線端末が移動しても、接続中の無線LANアクセスポイントとの通信ができなくなる前に、他の無線LANアクセスポイントに接続先を切り替えます。そのため、無線端末の通信が途絶えることはありません。
※ネットワークに無線LANアクセスポイントを追加するときは、必ず、追加する無線LANアクセスポイントの電源を切った状態で行ってください。

◇MACアドレスフィルタリングを使用して、接続する無線端末を制限する

MACアドレスフィルタリングを使用することで、特定の無線端末だけを接続するように制限できます。登録していない無線端末は接続できないため、接続端末数の増加が原因による通信負荷を防ぐことができます。
このとき、2.4GHz または 5GHz のどちらかでしか通信できない無線端末は、通信できる方のVAP設定で接続を許可するように設定してください。

MACアドレスフィルタリングを使用して無線端末を制限 : 無線LANアクセスポイント Web GUI設定」で、MACアドレスフィルタリング機能の設定を紹介しています。

◇接続台数自動分散機能を有効に設定する(WLX413, WLX323 限定)

無線端末は、5GHz(1) と 5GHz(2) のどちらのモジュールに接続するか、選択できません。接続台数自動分散機能が無効の場合、片方(たとえば5GHz(1))のモジュールへの接続が集中してしまう場合があります。5GHz(1) と 5GHz(2) に接続される無線端末数が均等になるように、接続台数自動分散機能を有効に設定してください。

※設定を変更した場合は、必ず、設定送信を実行してください。

WLX413 Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > SSID 管理 > 変更するSSIDの「編集」
図 説明画像

◆2-15 最大ステーション数に達しているときの対処方法

◇無線端末を他の無線LANアクセスポイントに分散する / 無線LANアクセスポイントを増設する

ひとつの無線LANアクセスポイントに無線端末の接続が集中している場合は、無線LANアクセスポイントを増設するなど、他の無線LANアクセスポイントに無線端末の接続を分散することで改善されます。

無線LANアクセスポイントを増設する手順は、すでにクラスターが形成されているネットワークに、クラスター型管理の無線LANアクセスポイントを接続(追加)するだけです。クラスター内は、ローミング機能が使用できます。無線端末が移動しても、接続中の無線LANアクセスポイントとの通信ができなくなる前に、他の無線LANアクセスポイントに接続先を切り替えます。そのため、無線端末の通信が途絶えることはありません。
※ネットワークに無線LANアクセスポイントを追加するときは、必ず、追加する無線LANアクセスポイントの電源を切った状態で行ってください。

◇最大ステーション数を変更する

各無線LANアクセスポイントの最大ステーション数は、以下のようになっています。

  2.4GHz帯 5Ghz帯(1) 5GHz帯(2) / 6GHz帯(*)
WLX413 100台 200台 200台
WLX323 70台 100台 100台
WLX322 70台 100台
WLX222 70台 70台
WLX212 50台 50台

(*) WLX323に限り、6GHz帯をご利用いただけます。

下図のように、最大ステーション数より少ない台数を設定している場合は、最大ステーション数を増やすことで、接続できる無線端末を増やすことができます。

※設定を変更した場合は、必ず、設定送信を実行してください。

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > 2.4GHz 詳細
図 説明画像

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > 5GHz(1) 詳細
図 説明画像

無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > 5GHz(2) 詳細 (WLX413, WLX323 限定)
図 説明画像

◆2-16 その他の対処方法

◇無線端末の省電力設定を無効にする

無線端末のワイヤレスネットワークアダプターがスリープ状態に入ると、通信ができなくなります。無線端末の取扱説明書などをご確認の上、省電力設定を無効にしてください。

◇無線LANアクセスポイントを金属板から離して設置する

無線LANアクセスポイントを鉄製のキャビネットなど金属板の上に平置きにすると、無線端末が金属板の陰に入ってしまい、電波が届かなくなる可能性があります。
以下のように、金属面からの高さを確保した位置に無線LANアクセスポイントを設置して、状況が改善するか確認してください。

  1. 無線LANアクセスポイントをVESAスタンドに取り付ける
  2. 無線LANアクセスポイントと金属面との間にダンボールをはさんでみる
参考:設置方法とアンテナ選択
クラスター型管理 WLX413 WLX323
WLX322
WLX222
WLX212
◇無線端末が使用できる周波数を確認する
  1. 2.4GHzの場合
  2. 無線端末によっては、12,13チャンネルが使用できないものがあります。無線LANアクセスポイントのチャンネル設定を確認してください。
  3. 5GHzの場合
  4. 無線端末によっては、W53,W56に対応していないものがあります。無線LANアクセスポイントのチャンネル設定を、W52に変更してください。
  5. ※J52の無線端末は接続できません。
◇受信レートを確認する

無線LANアクセスポイントにたくさんの無線端末を接続する環境では、安定した無線環境を提供するために、受信レートを調整する場合があります。

以下の画面で、無線LANアクセスポイントの受信レートの設定を確認できます。
「サポートしない」受信レートの無線端末は、無線LANアクセスポイントへの接続が拒否されます。すべての受信レートをサポートする設定に変更すると、無線環境が悪化する可能性があります。設定を変更する際は、十分にご検討ください。

無線LANアクセスポイント Web設定画面 TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > 2.4GHz 詳細
図 説明画像

無線LANアクセスポイント Web設定画面 TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > 5GHz(1) 詳細
図 説明画像

無線LANアクセスポイント Web設定画面 TOPページ > 仮想コントローラー > 無線設定 > 共通 > 5GHz(2) 詳細 (WLX413, WLX323 限定)
図 説明画像

◆設定を送信する

無線LANアクセスポイントの設定後は、必ず、設定を送信してください。
設定送信後に無線LANアクセスポイントの設定を変更した場合は、再度、設定を送信してください。
※無線LANアクセスポイントが1台の場合でも、自身に設定を送信する必要があります。

以下のいずれかの方法で設定の送信ができます。
1.設定後、無線LANアクセスポイント Web GUI 各設定ページ上部 > 設定送信
説明画像

2.無線LANアクセスポイント Web GUI TOPページ > 仮想コントローラー > 設定送信 > 設定送信

設定の送信画面で、「送信」をクリックします。
説明画像

WLX402の場合

インデックス

切り分け手順

見える化ツール、WLX402の設定内容を確認し、問題の切り分け作業を行います。

1-7

見える化ツールの端末一覧表示に無線端末が表示されない場合は、「NG」に進んでください。

WLX402 Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示
図 説明画像

NGの場合は
  1. WLX402または無線端末の無線LAN設定に問題があると考えられます。
    こちらをご覧ください。

1-8

MACアドレスフィルタリングによって、無線端末の接続が制限されていないか確認しましたか?
制限している場合のよくある間違いには、以下があります。

1.MACアドレスフィルタリングの許可設定が間違っている
      例:「リストに登録しているMACアドレスの接続を許可する」を選択すべきところを
          「リストに登録しているMACアドレスの接続を拒否する」を選択している
2.登録しているMACアドレスが間違っている

WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 無線設定 > SSID 管理 > 接続するSSIDの「編集」

図 説明画像
Noの場合は
  1. MACアドレスフィルタリングの設定を確認してください。
    こちらをご覧ください。

1-9

無線セキュリティーの認証方式が、"WPA-EAP"または"WPA2-EAP"の場合は、「NG」に進んで RADIUSサーバーの設定を確認してください。
無線セキュリティーの認証方式が、"WPA-EAP"または"WPA2-EAP"以外の場合は、「1-10」に進んでください。

NGの場合は
  1. 外部のRADIUSサーバーを使用している場合は、
    こちらをご覧ください。
  2. 内部のRADIUSサーバーを使用している場合は、
    こちらをご覧ください。

1-10

接続を試みているWLX402と同名のSSIDを使用している無線LANアクセスポイントが、周辺で稼動していないか確認してください。同名のSSIDが稼動している場合は、「NG」に進んでください。

WLX402 Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 無線LAN情報 > 状態表示
図 説明画像

NGの場合は
  1. 同名のSSIDで無線セキュリティー設定等が異なる別の無線LANアクセスポイントに接続を試みている可能性があります。
    こちらをご覧ください。

1-11

SSIDのVAP設定で、以下のいずれかの設定がある場合は、「NG」に進んでください。

1.無線セキュリティーの認証方式が"WPA-PSK/WPA2-PSK" または、暗号化方式が"Mixed" 設定となっている
2.PMF(管理フレーム保護)が"使用する"設定になっている

WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 無線設定 > SSID 管理 > 変更するSSIDの「編集」
図 説明画像

NGの場合は
  1. 無線端末側でWLX402の設定を正しく認識できていない可能性があります。
    こちらをご覧ください。

1-12

反射板の設定と、WLX402-無線端末の設置状態を確認します。
以下の両方に当てはまる場合は、「NG」に進んでください。

1.WLX402 Web GUI TOPページ > 管理機能 > システム情報 の「システム情報」枠内の反射板が"あり"と
      表示されている
2.無線端末がWLX402の天面以外の方向に設置されている

NGの場合は
  1. WLX402-無線端末の設置状態で、電波が届かない可能性があります。
    こちらをご覧ください。

1-13

SSID 管理、見える化ツールの端末一覧表示を確認します。
以下の条件をすべて満たしている場合は、「NG」に進んでください。

1.1台のWLX402に、2.4GHzと5GHzで同じSSIDを設定している
2.1台のWLX402に接続する無線端末が50台以上存在する、または、50台以上接続する可能性がある
3.見える化ツールの端末一覧表示にて、端末総数が50台になっている

WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 無線設定 > SSID 管理
図 説明画像

WLX402 Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示
※SSID:Yamaha1に、3台接続されている例です。
図 説明画像

NGの場合は
  1. 2.4GHzまたは5GHzにアクセスが集中したことで、接続できない無線端末がある可能性があります。
    こちらをご覧ください。

1-14

無線設定で最大ステーション数の設定、見える化ツールで現在値を確認します。
現在のステーション数が、最大ステーション数になっている場合は、「NG」に進んでください。
※最大ステーション数を越える可能性がある場合も、「NG」に進んでください。

WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 無線設定 > 2.4GHz 詳細
図 説明画像

WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 無線設定 > 5GHz(1) 詳細
図 説明画像

WLX402 Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示
※SSID:YAMAHA-1に3台、SSID:YAMAHA-2に3台、計6台接続されている例です。
図 説明画像

NGの場合は
  1. 接続台数が上限に達している可能性があります。
    こちらをご覧ください。
その他の要因として、以下が考えられます。
こちらを試してください。
  1. 無線端末がスリープ状態に入っていて通信できない
  2. 無線端末が金属板の陰に入っていて電波が届かない
  3. 無線端末がWLX402で使用中のチャンネルに対応していない

トラブル対処方法

この項目では、フローチャートで切り分けた各設問の対処方法を紹介します。

◆2-8 無線LANの設定に問題があるときの対処方法

◇WLX402の無線設定を確認する
以下の設定例を参考に、WLX402の設定を確認してください。
  1. 無線セキュリティー:WPA2-PSK
  2. WPA2/WPA3 パーソナルを使用した無線ネットワークを設定 : ルーター コマンド設定 + 無線LANアクセスポイント Web GUI設定
  3. 無線セキュリティー:WPA2-EAP、認証方式:PEAP(MS-CHAPv2)
  4. WPA2エンタープライズを使用した無線ネットワークを設定(EAP-PEAP / RADIUSサーバー機能) : ルーター コマンド設定 + 無線LANアクセスポイント Web GUI設定
  5. 無線セキュリティー:WPA2-EAP、認証方式:EAP-TLS
  6. WPA2エンタープライズを使用した無線ネットワークを設定(EAP-TLS / RADIUSサーバー機能) : ルーター コマンド設定 + 無線LANアクセスポイント Web GUI設定
◇無線端末本体の無線スイッチで無線機能を有効にする
ノートパソコンなどの無線端末には、本体の前面や側面に無線LANスイッチが備わっていることがあります。無線LANスイッチがOFFになっている場合は、ONにしてください。
◇無線端末の設定を確認する
無線端末側の設定が、WLX402の無線設定と整合性があるか、「無線端末の設定」を参考にして確認してください。

※SSIDの通知設定が「非通知にする」の場合、無線端末のSSID一覧に該当SSIDは表示されません。
    無線端末の無線LAN設定画面でSSIDを直接入力して、手動で接続設定を行ってください。

WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 無線設定 > SSID 管理 > 接続するSSIDの「編集」
図 説明画像

以下は、Windows11/Windows10 の設定例です。その他の無線端末は、取扱説明書などを確認してください。

コントロールパネル > ネットワークとインターネット > ネットワークと共有センター > 新しい接続またはネットワークのセットアップ > ワイヤレスネットワークに手動で接続します
図 説明画像

◆2-9 無線端末の接続が制限されているときの対処方法

MACアドレスフィルタリングは、登録したMACアドレスをもつ無線端末の接続だけを許可または拒否して、無線端末の接続を制限する機能です。
◇MACアドレスフィルタリングで、許可設定を変更する
MACアドレスフィルタリングの設定で、MACアドレスリストに登録したMACアドレス(無線端末)を許可するか、拒否するかを選択できます。意図した設定になっていない場合は、設定を変更してください。
  1. 「すべての接続を許可する」
  2. → MACアドレスフィルタリングが無効になっていることを意味します。
  3. 「リストに登録しているMACアドレスの接続を許可する」
  4. → MACアドレスリストに登録されているMACアドレスだけを許可します。
  5. ※MACアドレスリストに登録がない場合、すべてのMACアドレスを拒否するため、無線端末は接続できません。
  6. 「リストに登録しているMACアドレスの接続を拒否する」
  7. → MACアドレスリストに登録されているMACアドレスだけを拒否します。
  8. ※MACアドレスリストの登録がない場合、すべてのMACアドレスを許可するため、すべての無線端末が接続できます。

※設定変更後は必ず、WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 設定送信 で、設定を送信してください。

◇MACアドレスリストを編集する
MACアドレスリストは、MACアドレスフィルタリングの設定に応じて、"接続を許可したい"または"接続を拒否したい"MACアドレスを登録します。
  1. MACアドレスを登録する場合
  2. → エディットボックスにMACアドレスを入力して、「追加」をクリックしてください。
  3. ※MACアドレスは正しいものを入力しているか、十分に確認してください。
  4. 登録済みのMACアドレスを削除する場合
  5. → 該当するMACアドレスが記載されている行にあるチェックボックスにチェックを入れて、「削除」をクリックしてください。

※設定変更後は必ず、WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 設定送信 で、設定を送信してください。

WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 無線設定 > SSID 管理 > 接続するSSIDの「編集」
図 説明画像

◆2-10 外部RADIUSサーバーに関する設定を確認する

◇WLX402の「RADIUSサーバー」の設定内容を確認する
外部RADIUSサーバーのIPアドレス、RADIUSシークレットの設定が正しいか確認してください。

※設定変更後は必ず、WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 設定送信 で、設定を送信してください。

WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 無線設定 > SSID 管理 > 接続するSSIDの「編集」
図 説明画像

◇外部RADIUSサーバーで確認する
外部RADIUSサーバーの設定内容を確認してください。外部RADIUSサーバーに問題がない場合、RADIUSサーバーのログでエラー内容を確認してください。

◆2-11 内部RADIUSサーバーに関する設定を確認する

◇WLX402の「RADIUSサーバー」の設定内容を確認する
内部RADIUSサーバー機能が有効になっているかを確認してください。

※設定変更後は必ず、WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 設定送信 で、設定を送信してください。

WLX402 Web GUI TOPページ > 拡張機能 > RADIUSサーバー
図 説明画像

以下の設定例を参考に、RADIUSサーバー機能の設定を確認してください。

  1. 認証方式:PEAP(MS-CHAPv2)
  2. WPA2エンタープライズを使用した無線ネットワークを設定(EAP-PEAP / RADIUSサーバー機能) : ルーター コマンド設定 + 無線LANアクセスポイント Web GUI設定
  3. 認証方式:EAP-TLS
  4. WPA2エンタープライズを使用した無線ネットワークを設定(EAP-TLS / RADIUSサーバー機能) : ルーター コマンド設定 + 無線LANアクセスポイント Web GUI設定
◇無線端末の設定を確認する
RADIUSサーバーの認証方式によって、無線端末の設定方法が異なります。以下の設定例を参考に、無線端末の設定を確認してください。
  1. 認証方式:PEAP(MS-CHAPv2)
  2. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-PEAP) : Windows11/Windows10
  3. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-PEAP) : Windows7
  4. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-PEAP) : Mac OS
  5. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-PEAP) : iOS
  6. 認証方式:EAP-TLS
  7. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-TLS) : Windows11/Windows10
  8. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-TLS) : Mac OS
  9. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-TLS) : iOS

◆2-12 接続したいWLX402と同名のSSIDで、異なる無線セキュリティー設定の無線LANアクセスポイントが、周辺で稼動しているときの対処方法

◇SSIDを変更する
周辺にSSIDが同じで無線セキュリティー設定等が異なる無線LANアクセスポイントがある場合、本来接続したい無線LANアクセスポイントとは別の無線LANアクセスポイントに接続を試みてしまうことがあります。無線設定等が異なる無線LANアクセスポイントは、それぞれ異なるSSIDを使用する必要があります。

※設定変更後は必ず、WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 設定送信 で、設定を送信してください。

WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 無線設定 > SSID 管理 > 変更するSSIDの「編集」
図 説明画像

◆2-13 無線端末側でWLX402の設定を正しく認識できていない場合の対処方法

◇認証方式および暗号化方式の設定を変更する
無線セキュリティーの「認証方式」または「暗号化方式」がMixed設定の場合、無線端末側で正しく認識できない場合があります。設定を以下のように変更して、状況が改善するか確認してください。

※設定変更後は必ず、WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 設定送信 で、設定を送信してください。

WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 無線設定 > SSID 管理 > 変更するSSIDの「編集」
図 説明画像

◇PMF(管理フレーム保護)の設定を変更する
無線端末側のPMF有効時の挙動に不具合がある可能性があります。PMF(管理フレーム保護)を"使用しない"に変更して、状況が改善するか確認してください。

※設定変更後は必ず、WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 設定送信 で、設定を送信してください。

WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 無線設定 > SSID 管理 > 変更するSSIDの「編集」
図 説明画像

◆2-14 反射板を使用しているときの対処方法

WLX402に反射板を取り付けると、底面方向に放射した電波を反射させ、底面方向への電波を有効に天面方向に放射します。これにより、本体の天面方向で快適に通信できるエリアを広げることができます。
◇無線端末をWLX402の天面方向に移動する
無線端末をWLX402の天面方向に移動して、状況が改善するか確認してください。
◇反射板を取り外す
無線端末が反射板による指向性の陰に入ると、電波が届かなくなることがあります。反射板を取り外して、状況が改善するか確認してください。

◆2-15 2.4GHzと5GHzに同じSSIDを設定しているときの対処方法

2.4GHz/5GHz両対応の無線端末の接続が、2.4GHzまたは5GHzに集中してしまうと、2.4GHzまたは5GHzのどちらかでしか通信できない無線端末が接続できない状態になります。
◇無線端末を他の無線LANアクセスポイントに分散する / 無線LANアクセスポイントを増設する
ひとつの無線LANアクセスポイントに無線端末の接続が集中している場合は、無線LANアクセスポイントを増設するなど、他の無線LANアクセスポイントに無線端末の接続を分散することで改善されます。
◇MACアドレスフィルタリングを使用して、接続する無線端末を制限する
MACアドレスフィルタリングを使用することで、特定の無線端末だけを接続できるようになります。登録していない無線端末は接続されないため、接続する無線端末数の増加が原因による通信負荷を防ぐことができます。
2.4GHzまたは5GHzのどちらかでしか通信できない無線端末を、通信できる方のVAP設定で接続を許可する無線端末として制限することで改善されます。

MACアドレスフィルタリングを使用して無線端末を制限 : 無線LANアクセスポイント Web GUI設定」でMACアドレスフィルタリング機能を設定しています。

◆2-16 最大ステーション数に達しているときの対処方法

◇無線端末を他の無線LANアクセスポイントに分散する / 無線LANアクセスポイントを増設する
ひとつの無線LANアクセスポイントに無線端末の接続が集中している場合は、無線LANアクセスポイントを増設するなど、他の無線LANアクセスポイントに無線端末の接続を分散することで改善されます。
◇最大ステーション数を変更する
最大ステーション数は、周波数帯ごとに50台まで指定できます。下図のように、50台より少ない台数を設定している場合は、最大ステーション数を増やすことで、接続できる無線端末を増やせます。

※設定変更後は必ず、WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 設定送信 で、設定を送信してください。

WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 無線設定 > 2.4GHz 詳細
図 説明画像

WLX402 Web GUI TOPページ > グループ設定 > 無線設定 > 5GHz(1) 詳細
図 説明画像

◆2-17 その他の対処方法

◇無線端末の省電力設定を無効にする
無線端末のワイヤレスネットワークアダプターがスリープ状態に入ると、通信ができなくなります。無線端末の取扱説明書などをご確認の上、省電力設定を無効にしてください。
◇WLX402を金属板から離して設置する
WLX402を鉄製のキャビネットなど金属板の上に平置きすると、無線端末が金属板の陰に入ってしまい、電波が届かなくなる可能性があります。
以下のように、金属面からの高さを確保した位置にWLX402を設置して、状況が改善するか確認してください。
  1. WLX402をVESAスタンドに取り付ける
  2. WLX402と金属面との間にダンボールをはさんでみる
◇無線端末が使用できる周波数を確認する
  1. 2.4GHzの場合
  2. 無線端末によっては、12,13チャンネルが使用できないものがあります。WLX402のチャンネル設定を確認してください。
  3. 5GHzの場合
  4. 無線端末によっては、W53,W56に対応していないものがあります。WLX402のチャンネル設定を、W52に変更してください。
  5. ※J52の無線端末は接続できません。
WLX313の場合

インデックス

切り分け手順

見える化ツール、WLX313の設定内容を確認し、問題の切り分け作業を行います。

1-7

見える化ツールの端末一覧表示に、無線端末がまったく表示されない場合は、「NG」に進んでください。

WLX313 Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示
図 説明画像

NGの場合は
  1. WLX313または無線端末の無線LAN設定に問題があると考えられます。
    こちらをご覧ください。

1-8

MACアドレスフィルタリングによって、無線端末の接続が制限されていないか確認しましたか?
制限している場合のよくある間違いには、以下があります。

1.MACアドレスフィルタリングの許可設定が間違っている
      例:「リストに登録しているMACアドレスの接続を許可する」を選択すべきところを
          「リストに登録しているMACアドレスの接続を拒否する」を選択している
2.登録しているMACアドレスが間違っている

WLX313 Web GUI TOPページ > 無線設定 > 共通 > SSID 管理 > 接続するSSIDの「編集」
図 説明画像

NOの場合は
  1. MACアドレスフィルタリングの設定を確認してください。設定の確認はこちらをご覧ください。

1-9

無線セキュリティーの認証方式が、"WPA-EAP"または"WPA2-EAP"の場合は、「NG」に進んで RADIUSサーバーの設定を確認してください。
無線セキュリティーの認証方式が、"WPA-EAP"または"WPA2-EAP"以外の場合は、「1-10」に進んでください。

NGの場合は
  1. 外部のRADIUSサーバーを使用している場合は、
    こちらをご覧ください。
  2. 内部のRADIUSサーバーを使用している場合は、
    こちらをご覧ください。

1-10

接続を試みているWLX313と同名のSSIDを使用している無線LANアクセスポイントが、周辺で稼動していないか確認してください。同名のSSIDが稼動している場合は、「NG」に進んでください。

WLX313 Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示
図 説明画像

NGの場合は
  1. 同名のSSIDで無線セキュリティー設定等が異なる別の無線LANアクセスポイントに接続を試みている可能性があります。
    こちらをご覧ください。

1-11

SSIDのVAP設定で、以下のいずれかの設定がある場合は、「NG」に進んでください。

1.無線セキュリティーの認証方式が"WPA-PSK/WPA2-PSK" または、暗号化方式が"Mixed" 設定となっている
2.PMF(管理フレーム保護)が"使用する"設定になっている

WLX313 Web GUI TOPページ > 無線設定 > 共通 > SSID 管理 > 変更するSSIDの「編集」
図 説明画像

NGの場合は
  1. 無線端末側でWLX313の設定を正しく認識できていない可能性があります。
    こちらをご覧ください。

1-12

SSID管理、見える化ツールの端末一覧表示を確認します。
以下の条件をすべて満たしている場合は、「NG」に進んでください。

1.1台のWLX313に、2.4GHzと5GHz(1)と5GHz(2)で、同じSSIDを設定している
2.1台のWLX313に接続する無線端末が50台以上存在する、または、50台以上接続する可能性がある
3.見える化ツールの端末一覧表示にて、端末総数が100台以上になっている

WLX313 Web GUI TOPページ > 無線設定 > 共通 > SSID 管理
図 説明画像

WLX313 Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示
※SSID:Yamaha1に、3台接続されている例です。
図 説明画像

NGの場合は
  1. 2.4GHzまたは5GHzにアクセスが集中したことで、接続できない無線端末がある可能性があります。
    こちらをご覧ください。

1-13

無線設定で最大ステーション数の設定、見える化ツールで現在値を確認します。
現在のステーション数が、最大ステーション数になっている場合は、「NG」に進んでください。
※最大ステーション数を越える可能性がある場合も、「NG」に進んでください。

WLX313 Web GUI TOPページ > 無線設定 > 共通 > 2.4GHz 詳細
図 説明画像

WLX313 Web GUI TOPページ > 無線設定 > 共通 > 5GHz(1) 詳細
図 説明画像

WLX313 Web GUI TOPページ > 無線設定 > 共通 > 5GHz(2) 詳細
図 説明画像

WLX313 Web GUI TOPページ > 見える化ツール > 端末情報 > 端末一覧表示
※SSID:YAMAHA-1に3台、SSID:YAMAHA-2に3台、計6台接続されている例です。
図 説明画像

NGの場合は
  1. 接続台数が上限に達している可能性があります。
    こちらをご覧ください。
その他の要因として、以下が考えられます。
こちらを試してください。
  1. 無線端末がスリープ状態に入っていて通信できない
  2. 無線端末が金属板の陰に入っていて電波が届かない
  3. 無線端末がWLX313で使用中のチャンネルに対応していない
  4. WLX313の受信レートの調整により、該当の無線端末が接続できなくなっている

トラブル対処方法

この項目では、フローチャートで切り分けた各設問の対処方法を紹介します。

◆2-8 無線LANの設定に問題があるときの対処方法

◇WLX313の無線設定を確認する

以下の設定例を参考に、WLX313の設定を確認してください。

  1. 無線セキュリティー:WPA2-PSK
  2. WPA2/WPA3 パーソナルを使用した無線ネットワークを設定 : ルーター コマンド設定 + 無線LANアクセスポイント Web GUI設定
  3. 無線セキュリティー:WPA2-EAP、認証方式:PEAP(MS-CHAPv2)
  4. WPA2エンタープライズを使用した無線ネットワークを設定(EAP-PEAP / RADIUSサーバー機能) : ルーター コマンド設定 + 無線LANアクセスポイント Web GUI設定
  5. 無線セキュリティー:WPA2-EAP、認証方式:EAP-TLS
  6. WPA2エンタープライズを使用した無線ネットワークを設定(EAP-TLS / RADIUSサーバー機能) : ルーター コマンド設定 + 無線LANアクセスポイント Web GUI設定
◇無線端末本体の無線スイッチで無線機能を有効にする

ノートパソコンなどの無線端末には、本体の前面や側面に無線LANスイッチが備わっていることがあります。無線LANスイッチがOFFになっている場合は、ONにしてください。

◇無線端末の設定を確認する

無線端末側の設定が、WLX313の無線設定と整合性があるか、「無線端末の設定」を参考にして確認してください。

SSIDの通知設定が「非通知にする」の場合、無線端末のSSID一覧に該当SSIDは表示されません。
無線端末の無線LAN設定画面でSSIDを直接入力して、手動で接続します。

WLX313 Web GUI TOPページ > 無線設定 > 共通 > SSID 管理 > 接続するSSIDの「編集」
図 説明画像

以下は、Windows11/Windows10 の設定例です。
その他の無線端末の設定方法は、ご利用中の無線端末の設定例を無線端末の設定から開いていただき、ページ内「接続したいSSIDが表示されていない場合」でご確認ください。

コントロールパネル > ネットワークとインターネット > ネットワークと共有センター > 新しい接続またはネットワークのセットアップ > ワイヤレスネットワークに手動で接続します
図 説明画像

◆2-9 無線端末の接続が制限されているときの対処方法

MACアドレスフィルタリングは、登録したMACアドレスをもつ無線端末の接続だけを許可または拒否して、無線端末の接続を制限する機能です。

◇MACアドレスフィルタリングで、接続する無線端末の許可設定を変更する

MACアドレスフィルタリングの設定で、MACアドレスリストに登録したMACアドレス(無線端末)からの接続を許可するか、拒否するかを選択できます。意図した設定になっていない場合は、設定を変更してください。

  1. 「全ての接続を許可する」
  2. → MACアドレスフィルタリングが無効になっていることを意味します。
  3. 「リストに登録しているMACアドレスの接続を許可する」
  4. → MACアドレスリストに登録されているMACアドレスだけを許可します。
  5. ※MACアドレスリストに登録がない場合、すべてのMACアドレスを拒否するため、無線端末は接続できません。
  6. 「リストに登録しているMACアドレスの接続を拒否する」
  7. → MACアドレスリストに登録されているMACアドレスだけを拒否します。
  8. ※MACアドレスリストの登録がない場合、すべてのMACアドレスを許可するため、すべての無線端末が接続できます。

※設定変更後は必ず、設定送信 を実行してください。

◇MACアドレスリストを編集する

MACアドレスリストは、MACアドレスフィルタリングの設定に応じて、"接続を許可したい"または"接続を拒否したい"MACアドレスを登録します。

  1. MACアドレスを登録する
  2. → エディットボックスにMACアドレスを入力して、「追加」をクリックしてください。
  3. ※MACアドレスが正しいか、十分に確認をしてください。
  4. 登録済みのMACアドレスリストを削除する
  5. → 該当するMACアドレスが記載されている行にあるチェックボックスにチェックを入れて、「削除」をクリックしてください。

※登録内容を保存するには、「設定」のクリックを行う必要があります。ここで操作を中断すると内容が破棄されます。ご注意ください。
※設定変更後は必ず、設定送信 を実行してください。

WLX313 Web GUI TOPページ > 無線設定 > 共通 > SSID 管理 > 接続するSSIDの「編集」
図 説明画像

◆2-10 外部RADIUSサーバーに関する設定を確認する

◇WLX313の「RADIUSサーバー」の設定内容を確認する

外部RADIUSサーバーのIPアドレス、RADIUSシークレットの設定が正しいか確認してください。
※設定変更後は必ず、設定送信 を実行してください。

WLX313 Web GUI TOPページ > 無線設定 > 共通 > SSID 管理 > 接続するSSIDの「編集」
図 説明画像

◇外部RADIUSサーバーで確認する

外部RADIUSサーバーの設定内容を確認してください。外部RADIUSサーバーに問題がない場合、RADIUSサーバーのログでエラー内容を確認してください。

◆2-11 内部RADIUSサーバーに関する設定を確認する

◇WLX313の「RADIUSサーバー」の設定内容を確認する

内部RADIUSサーバー機能が有効になっているかを確認してください。
※設定変更後は必ず、設定送信 を実行してください。

WLX313 Web GUI TOPページ > 拡張機能 > RADIUSサーバー
図 説明画像

以下の設定例を参考に、RADIUSサーバー機能の設定を確認してください。

  1. 認証方式:PEAP(MS-CHAPv2)
  2. WPA2エンタープライズを使用した無線ネットワークを設定(EAP-PEAP / RADIUSサーバー機能) : ルーター コマンド設定 + 無線LANアクセスポイント Web GUI設定
  3. 認証方式:EAP-TLS
  4. WPA2エンタープライズを使用した無線ネットワークを設定(EAP-TLS / RADIUSサーバー機能) : ルーター コマンド設定 + 無線LANアクセスポイント Web GUI設定
◇無線端末の設定を確認する

RADIUSサーバーの認証方式によって、無線端末の設定方法が異なります。以下の設定例を参考に、無線端末の設定を確認してください。

  1. 認証方式:PEAP(MS-CHAPv2)
  2. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-PEAP) : Windows11/Windows10
  3. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-PEAP) : Windows7
  4. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-PEAP) : Mac OS
  5. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-PEAP) : iOS
  6. 認証方式:EAP-TLS
  7. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-TLS) : Windows11/Windows10
  8. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-TLS) : Mac OS
  9. - 無線端末を設定(WPA/WPA2エンタープライズ / EAP-TLS) : iOS

◆2-12 接続したいWLX313と同名のSSIDで、異なる無線セキュリティー設定の無線LANアクセスポイントが、周辺で稼動しているときの対処方法

◇SSIDを変更する

周辺にSSIDが同じで無線セキュリティー設定等が異なる無線LANアクセスポイントがある場合、本来接続したい無線LANアクセスポイントとは別の無線LANアクセスポイントに接続を試みてしまうことがあります。
無線設定等が異なる無線LANアクセスポイントは、それぞれ異なるSSIDを使用する必要があります。SSIDを変更して、状況が改善するか確認してください。
※設定変更後は必ず、設定送信 を実行してください。

WLX313 Web GUI TOPページ > 無線設定 > 共通 > SSID 管理 > 変更するSSIDの「編集」
図 説明画像

◆2-13 無線端末側でWLX313の設定を正しく認識できていない場合の対処方法

◇認証方式および暗号化方式の設定を変更する

無線セキュリティーの「認証方式」または「暗号化方式」がMixed設定の場合、無線端末側で正しく認識できない場合があります。設定を以下のように変更して、状況が改善するか確認してください。
※設定変更後は必ず、設定送信 を実行してください。

WLX313 Web GUI TOPページ > 無線設定 > 共通 > SSID 管理 > 変更するSSIDの「編集」
図 説明画像

◇PMF(管理フレーム保護)の設定を変更する

無線端末側のPMF有効時の挙動に不具合がある可能性があります。PMF(管理フレーム保護)を"使用しない"に変更して、状況が改善するか確認してください。
※設定変更後は必ず、設定送信 を実行してください。

WLX313 Web GUI TOPページ > 無線設定 > 共通 > SSID 管理 > 変更するSSIDの「編集」
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◆2-14 2.4GHzまたは5GHzにアクセスが集中しているときの対処方法

2.4GHz/5GHz両対応の無線端末の接続が、2.4GHzまたは5GHzに集中してしまうと、2.4GHzまたは5GHzのどちらかでしか通信できない無線端末が接続できない状態になります。

◇無線端末を他の無線LANアクセスポイントに分散する / 無線LANアクセスポイントを増設する

ひとつの無線LANアクセスポイントに無線端末の接続が集中している場合は、無線LANアクセスポイントを増設するなど、他の無線LANアクセスポイントに無線端末の接続を分散することで改善されます。

◇MACアドレスフィルタリングを使用して、接続する無線端末を制限する

MACアドレスフィルタリングを使用することで、特定の無線端末だけを接続できるようになります。登録していない無線端末は接続されないため、接続する無線端末数の増加が原因による通信負荷を防ぐことができます。
2.4GHzまたは5GHzのどちらかでしか通信できない無線端末を、通信できる方のVAP設定で接続を許可する無線端末として制限することで改善されます。
MACアドレスフィルタリングを使用して無線端末を制限 : 無線LANアクセスポイント Web GUI設定」で、MACアドレスフィルタリング機能の設定を紹介しています。

◇接続台数自動分散機能を有効に設定する

無線端末は、5GHz(1)と5GHz(2)のどちらのモジュールに接続するか、選択できません。接続台数自動分散機能が無効の場合、片方(たとえば5GHz(1))のモジュールへの接続が集中してしまう場合があります。5GHz(1)と5GHz(2)に接続される無線端末数が均等になるように、接続台数自動分散機能を有効に設定してしてください。
※設定変更後は必ず、設定送信 を実行してください。

WLX313 Web GUI TOPページ > 無線設定 > 共通 > SSID 管理 > 変更するSSIDの「編集」
図 説明画像

◆2-15 最大ステーション数に達しているときの対処方法

◇無線端末を他の無線LANアクセスポイントに分散する / 無線LANアクセスポイントを増設する

ひとつの無線LANアクセスポイントに無線端末の接続が集中している場合は、無線LANアクセスポイントを増設するなど、他の無線LANアクセスポイントに無線端末の接続を分散することで改善されます。

◇最大ステーション数を変更する

最大ステーション数は、周波数帯ごとに50台まで指定できます。下図のように、50台より少ない台数を設定している場合は、最大ステーション数を増やすことで、接続できる無線端末を増やせます。
※設定変更後は必ず、設定送信 を実行してください。

WLX313 Web GUI TOPページ > 無線設定 > 共通 > 2.4GHz 詳細
図 説明画像

WLX313 Web GUI TOPページ > 無線設定 > 共通 > 5GHz(1) 詳細
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WLX313 Web GUI TOPページ > 無線設定 > 共通 > 5GHz(2) 詳細
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◆2-16 その他の対処方法

◇無線端末の省電力設定を無効にする

無線端末のワイヤレスネットワークアダプターがスリープ状態に入ると、通信ができなくなります。無線端末の取扱説明書などをご確認の上、省電力設定を無効にしてください。

◇WLX313を金属板から離して設置する

WLX313を鉄製のキャビネットなど金属板の上に平置きにすると、無線端末が金属板の陰に入ってしまい、電波が届かなくなる可能性があります。
以下のように、金属面からの高さを確保した位置にWLX313を設置して、状況が改善するか確認してください。

  1. WLX313をVESAスタンドに取り付ける
  2. WLX313と金属面との間にダンボールをはさんでみる

参考:設置方法とアンテナ選択

◇無線端末が使用できる周波数を確認する
  1. 2.4GHzの場合
  2. 無線端末によっては、12,13チャンネルが使用できないものがあります。WLX313のチャンネル設定を確認してください。
  3. 5GHzの場合
  4. 無線端末によっては、W53,W56に対応していないものがあります。WLX313のチャンネル設定を、W52に変更してください。
  5. ※J52の無線端末は接続できません。
◇受信レートを確認する

WLX313にたくさんの無線端末を接続する環境では、安定した無線環境を提供するために、受信レートを調整する場合があります。

以下の画面で、WLX313の受信レートの設定を確認できます。
「サポートしない」受信レートの無線端末は、WLX313への接続が拒否されます。すべての受信レートをサポートする設定に変更すると、無線環境が悪化する可能性があります。設定を変更する際は、十分にご検討ください。

WLX313 Web設定画面 TOPページ > 無線設定 > 共通 > 2.4GHz 詳細
図 説明画像

WLX313 Web設定画面 TOPページ > 無線設定 > 共通 > 5GHz(1) 詳細
図 説明画像

WLX313 Web設定画面 TOPページ > 無線設定 > 共通 > 5GHz(2) 詳細
図 説明画像

それでも問題が解決しない場合は、サポート窓口までご相談ください。
その際、ご使用のOSの製品名とバージョン、無線カードとそのドライバーのバージョンをご確認の上、ご連絡ください。
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