本設定例の対応機種は、NVR700Wです。
インターネットVPN(IPsec)を利用して、拠点間を安全に接続する構成です。
本設定例では、インターネット電話(VoIP)とVPN接続を併用して、安全な内線通話を実現します。
VPN接続は暗号化されるため、拠点間の通信および通話が盗聴される心配はありません。
光回線に接続するためには、別途ONUが必要です。
NVR700Wは、本体のONUポートに小型ONUを装着することで、光回線に接続できます。
以下の手順で設定を行います。
設定名 | 任意の設定名 |
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ユーザーID | プロバイダーから指定された接続用のID |
接続パスワード | プロバイダーから指定された接続用のパスワード(または自分で変更したパスワード) |
インターフェース | WAN/PP[01] (provider1) ※( ) 内は、プロバイダー情報の設定画面で入力した「設定名」が表示されます。 |
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ホスト名 | 拠点1のホスト名 |
ネットワーク環境 | 自分側と接続先の両方とも固定のグローバルアドレスまたはネットボランチDNSホスト名を持っている |
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自分側の設定 > 設定名 | 任意の設定名 |
接続先の情報 > 接続先のホスト名またはIPアドレス |
拠点2のネットボランチDNSホストアドレス |
接続先と合わせる設定 > 認証鍵 | 事前共有鍵 |
接続先と合わせる設定 > 認証アルゴリズム | HMAC-SHA |
接続先と合わせる設定 > 暗号アルゴリズム | AES-CBC |
接続先のLAN側のアドレス | 拠点2のLAN側ネットワークアドレス |
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宛先 | 通話対象の名称 |
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電話番号 | 通話対象の電話番号 |
SIPアドレス | 相手側のSIPアドレス (相手先のSIPユーザー名とホストアドレスを「@」で区切って入力してください) |
[ダッシュボード] - [ガジェット] で 以下を選択すると、接続状態が確認できます。
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