本設定例の対応機種は、NVR700Wです。
内蔵無線WANでインターネットに接続して、拠点間のVPN接続を行う設定例です。
本設定例では、IPアドレスを使用してVPN接続を行います。固定IPアドレス割り当てサービスをご契約ください。
内蔵無線WANを使用するためには、3G/LTE 携帯電話通信に対応したSIMカードが必要です。使用可能なSIMカードの詳細は、
内蔵無線WAN 対応SIMカードをご覧ください。
※SIMカードをNVR700WのSIMカードスロットに挿入するときは、必ず電源を切った状態で行ってください。
データ通信(パケット通信)の契約が従量制サービスなどの場合、長時間の通信や大容量データのやりとりで高額な料金が発生します。それを防ぐために、通信時間とデータ長に上限を設定できます。上限に達した場合、通信中であれば通信を強制終了し、以降は発信・接続を停止します。
通信制限の設定方法は、内蔵無線WAN 通信制限についてをご覧ください。
以下の手順で設定を行います。
設定名 | 任意の設定名 |
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アクセスポイント名(APN) | キャリアまたはプロバイダーから指定されたアクセスポイント名 |
ユーザーID | キャリアまたはプロバイダーから指定された接続用のID |
接続パスワード | キャリアまたはプロバイダーから指定された接続用のパスワード (または自分で変更したパスワード) |
ネットワーク環境 | 自分側と接続先の両方とも固定のグローバルアドレスまたはネットボランチDNSホスト名を持っている |
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自分側の設定 > 設定名 | 任意の設定名 |
接続先の情報 > 接続先のホスト名またはIPアドレス |
拠点2の固定グローバルIPアドレス |
接続先と合わせる設定 > 認証鍵 | 事前共有鍵 |
接続先と合わせる設定 > 認証アルゴリズム | HMAC-SHA |
接続先と合わせる設定 > 暗号アルゴリズム | AES-CBC |
接続先のLAN側のアドレス | 拠点2のLAN側ネットワークアドレス |
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拠点1と同様の手順で行ってください。
[ダッシュボード] - [ガジェット] で 以下を選択すると、接続状態が確認できます。
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