IPsecを使用したVPN拠点間接続(2拠点) : Web GUI設定

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(最終更新日: 2025/7/24)

本設定例では、IPsecトンネル機能を使用しています。

IPsecトンネル機能の対応機種は、RTX5000RTX3510RTX3500RTX1300RTX1220RTX1210RTX1200RTX840RTX830RTX810NVR700WFWX120vRXです。

図 構成図

光回線に接続するためには、別途ONUが必要です。
NVR700Wは、本体のONUポートに小型ONUを装着することで、光回線に接続できます。

本機能の対応機種のうち、設定例を掲載している機種は、以下のとおりです。

機種 掲載内容 備考
拠点1 RTX1300 RTX1220 RTX1210 RTX840 RTX830 NVR700W Web GUI設定例  
拠点2 RTX1300 RTX1220 RTX1210 RTX840 RTX830 NVR700W Web GUI設定例  

拠点1 ルーター(1)

下記の設定(Config)を取り出すことができます。

IPアドレス設定

1. ルーターの設定画面を開きます。

図 RTX1210トップページ1

2.「かんたん設定」をクリックします。

図 IPアドレス設定1

3.「基本設定」をクリックします。

図 IPアドレス設定2

4.「LAN1 アドレス」をクリックします。

図 IPアドレス設定3

5.「設定」をクリックします。

図 IPアドレス設定4

6. 構成図に合わせてLAN1のIPアドレスとDHCPサーバーの設定をして、「次へ」をクリックします。

図 IPアドレス設定5

7. 入力内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。
    パソコンのIPアドレスを再取得してください。

図 IPアドレス設定6

8.「変更後のIPアドレスでLAN1 アドレス トップページにアクセスし直す。」をクリックします。

図 IPアドレス設定7

インターネット接続設定

1.「かんたん設定」の「プロバイダー接続」をクリックします。

図 プロバイダー接続画面1

2.「新規」をクリックします。

図 プロバイダー接続画面2

3.「LAN2」(または「WAN」) が選択されていることを確認して、「次へ」をクリックします。

図 プロバイダー接続画面3

4. ブロードバンド回線自動判別の表示を確認して、「次へ」をクリックします。

図 プロバイダー接続画面4

5.「PPPoE 接続」を選択して、「次へ」をクリックします。

図 プロバイダー接続画面5

6. プロバイダーの接続情報を設定して、「次へ」をクリックします。

図 プロバイダー接続画面6

7. プロバイダーとの契約内容にしたがい、DNSサーバーアドレスの設定をして、「次へ」をクリックします。

図 プロバイダー接続画面7

8. フィルターの設定をして、「次へ」をクリックします。

図 プロバイダー接続画面8

9. 設定内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 プロバイダー接続画面9

10. プロバイダーとの設定が完了しました。

図 プロバイダー接続画面10

ネットボランチDNSへの登録

1.「ネットボランチDNS」をクリックします。

図 ネットボランチDNSへの登録1

2.「設定」をクリックします。

図 ネットボランチDNSへの登録2

3. ホストアドレスの設定をして、「次へ」をクリックします。

インターフェース LAN2/PP[01]
ホスト名 拠点1のホスト名
図 ネットボランチDNSへの登録3

4. 利用規約を確認して、同意できる場合は「同意する」をクリックします。

図 ネットボランチDNSへの登録4

5. 入力内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 ネットボランチDNSへの登録5

6. ネットボランチDNSの設定が完了しました。
  「ホスト名」は、拠点2の設定で使用しますので、控えておいてください。

図 ネットボランチDNSへの登録6

IPsecの設定

1.「VPN」をクリックします。

図 IPsecの設定1

2.「拠点間接続」をクリックします。

図 IPsecの設定2

3.「新規」をクリックします。

図 IPsecの設定3

4.「IPsec」を選択して、「次へ」をクリックします。

図 IPsecの設定4

5. IPsecに関する設定をして、「次へ」をクリックします。

ネットワーク環境 自分側と接続先の両方とも固定のグローバルアドレスまたはネットボランチDNSホスト名を持っている
接続先の情報 > 接続先のホスト名またはIPアドレス 拠点2のネットボランチDNSホスト名
接続先と合わせる設定 > 認証鍵 拠点2との事前共有鍵
接続先と合わせる設定 > 認証アルゴリズム HMAC-SHA
接続先と合わせる設定 > 暗号アルゴリズム AES-CBC
図 IPsecの設定5

6. 経路に関する設定をして、「次へ」をクリックします。

接続先のLAN側のアドレス 拠点2のLAN側ネットワークアドレス
図 IPsecの設定6

7. 入力内容を確認して問題がなければ、「設定の確定」をクリックします。

図 IPsecの設定7

8. IPsecの設定が完了しました。

図 IPsecの設定8

拠点2 ルーター(2)

下記の設定(Config)を取り出すことができます。

拠点1と同様の手順で行ってください。
IPsecの接続が成功すると状態の項目が以下のように更新されます。

図 IPsecの設定9

設定がうまくいかない場合は、こちら


【ご注意】
本設定例は、設定の参考例を示したもので、動作を保証するものではございません。
ご利用いただく際には、十分に評価・検証を実施してください。

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